ユウトさん(仮名) 20代 男性の《転職体験談・口コミ》
- 転職したときの年齢は? 25才
- 転職前の職種は? SE(主にPCのセッティングや雑務が主な業務)
- 転職後の職種は? プログラマー
- 内定の成功ポイントは? 質の高いポートフォリオを作成することと、面接で前職での経験をうまくアピールすること
- 転職活動に使ったサービスは? マイナビ転職
- 転職前後の収入の違いは? (前)240万が(後)350万にアップしました。
- 性別は? 男性
- お住いは? 福岡県
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目次
第1章 「エンジニア職に就職!したはずが…」
新卒で中小SES企業へ入社!
大学を卒業してから就職先を調べていたある日、ぼんやりYouTubeを見ているとこんな広告が流れてきました。
「ITエンジニアになってスキルを身に付けよう!」
文系学部卒業の私にはエンジニアという仕事がイマイチイメージがつかめていませんでした。気になって調べてみたところ、将来性のある仕事ランキングでNo.1になっているほか未経験でも高収入が見込める職種ということが判明。善は急げでSES※を中心に行っている企業へと応募を決めたのでした。※SES:システムエンジニアリングサービスの略称。広く、技術者を特定の現場へ派遣する業務形態を指します。
研修を終えて初めての現場配属!
その後無事に内定をいただき、社内研修も終了。いい雰囲気の中技術の習得ができました。ここでは具体的にJavaというプログラミング言語やデータベースと呼ばれるデータの貯蔵庫の扱い方などについて学習しており、「現場でも実際に使うからお楽しみに!」と言われたのをよく覚えています。
そして配属予定の現場の方と面談を終え、ついに現場配属へ!
1年経っても雑務のまま。プログラマー採用のはずが…
配属直後の業務は書類整理やPCセッティングなどの雑務が多く、当時は「まあ最初だしこんなもんか」程度に考えていました。
ところが、3ヶ月・半年・1年と時間が経てども一向にプログラムを組む仕事がきません。自社のリーダーに相談しても「誰しも2~3年はそんなもの。チャンスを待とう。」の一点張り。夢にみていたエンジニアライフが叶わないと悟り、意気消沈していました。
第2章 「プログラムを書きたい!転職するしかない!」
どうしてもモノづくりに携わりたい!…よし、転職しよう!
うだつが上がらない日々を送っていたところ、現場のプログラマーの方から声をかけられました。
「プログラムを組みたいんだって?多分、今のままだと環境を変える以外選択肢はないかもね。僕も転職してから今のポジションに就けたようなものだから、思い切って転職しちゃえば?笑」
と一言。今の会社を辞めて新たな職場を探しに出ることは正直勇気が必要でした。なにせ、新卒2年目スキル無しで技術職志望です。雇い入れてくれるところなんてあるんだろうか…そんな不安ばかりがよぎります。
しかし、ここで弱気になっては何も変わりません。「よし、エンジニアになるために転職しよう!」そう固く心に誓ったのでした。
当時勤めていた会社へ退職を告げる
それまでの業務の経緯やどうしてもエンジニアになりたいという想いをぶつけ、リーダーに退職することを告げました。このときリーダーを始め、多方面から大反対されたのを覚えています。しかし、「意志は固い」と振り切って退職。エンジニアへの道の第2章が始まったのです。
エンジニアにも様々な種類があることを知る
その後細かく調査をしてみると、エンジニアにも様々な種類があることを知りました。現場に入っている時は雑務ばかりで何のエンジニアがあるのかなど知る機会がなかったため、どの職種も新鮮に映ってみえました。
そして私がなろうとしていたプログラムを組むエンジニアには、Webブラウザ側の処理を行う「フロントエンドエンジニア」とシステムの内部処理を行う「バックエンドエンジニア」という2種類があることを知ったのです。ちなみに私は「フロントエンドエンジニア」職への転職にチャレンジしました。理由は単純で、実際に画面側で行われるものの方がイメージしやすかったからです。
第3章 「転職に必要なポートフォリオ作成」
アピールポイントの一つに「ポートフォリオ」がある
目標が定まったところで、ここからが本番。転職に必要なものの準備に入ります。
未経験の方がエンジニアに転職するには、前職の経験をアピールするほかに技術力の証明となる「ポートフォリオ」の準備が必要不可欠です。ポートフォリオというのは主に作品例という意味合いで使われることが多いのですが、要するにプログラミング言語を用いて何か開発したものをアピール材料にしましょうということです。
フロントエンドエンジニアの場合
Webブラウザ側の業務が中心となるフロントエンドエンジニアに転職する場合は、HTML/CSS/JavaScriptと呼ばれるプログラム言語を使って作品をつくると良いでしょう。具体的には、LP(ランディングページ)やブログサイトなどのCMS(コンテンツマネジメントサービス)がつくれるレベルになっていると即戦力間違いなしです。
私もブログサイトのシステムや外観をつくって面接にもっていったところ、高く評価されました。おすすめの手法です。
バックエンドエンジニアの場合
システムの内部処理が中心となるバックエンドエンジニアに転職する場合は、PHPやRubyといったプログラム言語でのポートフォリオ作成をおすすめします。
具体的な作品例としては、Amazonや楽天などのECサイト作成、掲示板サイト作成などがおすすめです。作成中フロントエンドと比べて難しく感じる部分が多いかも知れませんが、競合が少なく需要も高いため、非常に狙い目だと言えます。ちなみに単価が高い傾向になりがちなのもバックエンドエンジニアなので、チャレンジしてみる価値は大いにありです。
第4章 「転職サイト利用と面接対策、そして採用へ!!」
転職サイトからめぼしい企業を探す!
苦戦しながらもポートフォリオが完成し、いざ転職へ!
しかし転職するとしてもどこに相談したらいいのか分からず、当時の私は困っていました。ハローワーク?知り合いのコネ?いい転職先にめぐり合うにはどこを探したらいいんだ!様々なサイトを調べた結果、私に最適なサイトを発見しました。
条件に合った求人を見つけてくれる転職サイトを発見!
ズバリ、マイナビ転職です。当時の私が求めていた条件は、
- プログラマーとして採用してくれること
- 現在よりも収入が上がること
- 職場環境が良く、社内の風通しが良いこと
の3点でした。エンジニアに特化した求人サイトもありましたが、公開情報が少なく懸念材料が残るサイトも多かったため、マイナビ転職を利用しました。
豊富な企業情報とともにエンジニア特集が組まれていることや、マイナビ転職以外には載っていない求人も多数更新されているため、おすすめです!
※全国転勤が可能な方への求人がやや多めですが、地方採用の求人も同程度ございます。応募の際、勤務地は十分ご検討されてください。
面接でのコツをご紹介!
目ぼしい求人が見つかったら、いよいよ面接です。ここでエンジニア転職で実際に聞かれやすい質問を2つほどご紹介します。せっかく面接まで進んでも適当に済ませてしまうと不採用の可能性が一気に高まります。十分準備してから臨みましょう。
まず1つ目は「どうしてエンジニアになりたいのですか?」です。
この質問はエンジニアという職種の大変さや特殊性を理解した上での志望であるかを問うています。現在ものづくりに強い関心をもっていることや、前職との関連なども絡めて話せると高評価に繋がりやすいです。「向いてそうだから」などの稚拙な回答はNGなのでご注意を!
続いて「弊社が〇〇さんを採用するメリットはなんですか?」です。
実績という面ではどうしても乏しいので答えにくい質問ですが、学習意欲や積極性をアピールしましょう。「最初のうちはご迷惑をおかけしてしまうことがあると思いますが、誰よりも勉強して積極的に業務に取り組む姿勢で皆さんに刺激を与えられるようになります。」など意欲的な態度を示すことが重要です。
私も面接前はどんな角度で質問されても即答できるように準備してから面接に臨みました。結果、無事に内定をいただくことができ、希望していたフロントエンドエンジニア職での転職に成功したのです!
第5章 「エンジニアの楽しいところ・難しいところ」
夢のエンジニア生活!リモート業務、快適な職場、刺激し合える人間関係…!
前の会社を退職して、ついに憧れのエンジニア生活を手に入れました!オフィスに向かうもよし、自宅から作業するもよしの自由な環境。業務に集中するときはみんな真剣そのものでも、一息つく頃にはコーヒーやお菓子で談笑できる快適な空間。技術面で躓いたことがことがあればお互いがフォローしあうオープンな文化。転職できて本当に良かったと感じています。
業務の楽しいところ
お客様の声が直接に聞けることです。自分がつくったパーツやシステムが直接誰かの役に立っていると分かるので、業務に取り組む姿勢が変わってきます。
また、PC関係全般に強くなり知識やスキルの汎用性が抜群に高くなることもポイントです。あらゆることに応用がきくため、どんどん分かることが増えてきます。毎日世界が広がっていく感覚が非常に楽しいところです。
業務で難しいと感じるところ
論理的な思考能力が求められることです。
プログラムは一度組んでしまえば終了というわけではなく、顧客要望などが理由で書き換えやメンテナンスをしなければなりません。その際に一つ一つプログラムを紐解いていく必要があり、論理的な思考やそれに伴う集中力が求められます。
そして、コミュニケーションのスキルが非常に重要です。意外に思われるかもしれませんが、エンジニアはコミュニケーションが命です。問題点一つ説明するにも様々な過程を正確に説明しきる必要があります。誤解して業務を進めた結果やり直し、仕事が増えた…なんてことにもなりかねません。論理的な思考にも繋がる話ですが、日ごろの意識が大変重要ということですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?エンジニアは将来性もあり、現在大変人気が高い職種です。当初はエンジニアとして活躍できなかった私も、転職して実績を積む中で楽しく業務に携わることができています。理想のライフワークを目指すならば、エンジニア転職を検討する価値は大いにありです!
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