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未経験エンジニアの1年目に必要な知識やスキルとは?業界3年目のSEが解説【体験談】

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未経験エンジニアの1年目に 必要な知識やスキルとは?

本記事をご覧いただく皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
 
コロナウィルスの影響が落ち着きつつありますが、依然として油断はできない状況ですね。このコロナウィルス騒動により、リモートワークが推奨された影響か、日に日に「IT業界」が熱を帯びてきている状況です。
 
未曾有の事態ですし、ニュースを見ても不安を煽る(あおる)ニュースばかりで、そりゃあ誰だって不安になりますよね。

「手に職を付けておきたい!」と思うのも当然な気もします。でも、「エンジニアってどんな仕事をするの?」と思う方は多いかもしれません。
 
ということで、今回は「未経験エンジニアの1年目」を、エンジニア歴『3年目』筆者が紹介していきます!
 
そうだ!紹介の前に、皆さんが絶対聞きたいであろう質問「未経験でもエンジニアになれるのか?」に先にお答えしますね!
 
当然、なれます!
 
なんたって、私(元医療事務)が転職して未経験でエンジニアになれましたから!
 
私の場合、転職活動の要領が悪く、簡単な道のりではありませんでした・・・。
 
が!
 
転職エージェントプログラミングスクールを上手に使えれば未経験でも全く問題なく転職できますので、うまく活用してください!
 
それでは本題に移っていきましょう!

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入社~3ヶ月

HTMLやCSSなどのイメージ
 
私が入社した会社はSESの会社で、入社してから3ヶ月くらいは研修期間ということで、社内で研修を受けたり、自己学習(プロゲート・ドットインストールなどのオンライン学習サービス)したりしながらプログラミングの基礎を学びます。

会社から指示された内容は以下の3つです↓
 

  • プログラミングについての基礎的な知識
  • Webの理解(HTML、CSS等、JavaScript)
  • SQL

エンジニアにとって最低限の知識と言いますか、知っていて当たり前のレベルなのかもしれませんが、未経験の私からすると非常に濃い内容でした。

最初はとにかく覚えることが多く、しんどい思いをすることもあるかもしれませんが、1つアドバイスをするなら「全てを覚えようとしないで」ください。まずは一つずつ試しながら理解をすることから初めてください。実際に自分の手でコードを書き実行することで理解度もグッと増します。

この研修期間で1番身に付けないといけないことは

「問題解決能力」

これに尽きます。

何か解らないことがあった時、研修担当者や先輩に聞くのはいいのですが、いざ現場に出た時、聞ける人がいないとなると結局は自分で解決法を探さなくてはなりません。

《IT業界編》新人エンジニアがまず身につけておきたい7つのコト!辞める前に一度読んでください。

研修課題で躓く(つまづく)ポイントなんてそこまで難しいことでは無い(よほどスパルタ教育な会社なら話は別かもですが・・・)ので、この研修期間中にしっかりと「自分が解らないところ」を理解して「解決」する力を付けておきましょう!

大抵ネットで調べれば出てくるので、「問題にぶち当たる→ネットで調べる」の癖を身に付けておけば現場にでても大抵のことは自己解決できますから!

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4ヵ月~

要件定義や仕様書のイメージ

さて、研修が終わればいよいよ常駐先への面談です。面談と言いながら、実質面接のようなものですね。ここが最初の関門と言っても過言ではないでしょう。
 
こればっかりは研修期間にしてきたことを素直に伝え、できることできないことを言えれば問題ないかと思います。この面談を合格して晴れてエンジニアのスタートラインに立てます。「さあ!ついにプログラミングができるぞ!」と思った方、すみません。
 
厳しいことを先に言っときますと、いきなり開発には携われないと思っておいたほうがいいでしょう。未経験の方にいきなり仕様書や設計書を渡して「はい開発していってね」とはならないですからね。
 
実際の私のスケジュールはコチラ↓
 
現場に配属されてから、

  1. 4~7ヶ月間:設計書の理解~テスト
  2. 7ヶ月目~:少しずつ開発へ 

という感じでした。

①4~7か月間:設計書の理解~テスト

常駐先配属後、まず各設計書の理解(システムの概要、動き等)から始まりました。テスト業務を行うための準備をすることが目的です。

設計書は、「基本設計書」や「機能設計書」などいろいろあります。プロジェクトにより呼び名が異なりますので、その点は注意をお願いします。

テストを行うためには、設計書の中身を理解しなくてはいけません。設計書で分からない専門用語や業界の用語は、自分で調べます。調べても理解が難しい部分は、現場の社員に質問をします。不明点を解決するためにも、積極的に質問をしました。

設計書は全ての業務で参考にするので、力をいれて理解をしました。

その後PGさん(プログラマー。コードを書く人)からテスト仕様書を渡され、それを基にテストをしていきます。

テスト業務を最初に行う理由は、実際にシステムの操作をして動きや使用方法を覚えるためと教わりました。つまり、システムの理解をより深めるということです。

操作をすることで、設計書を読むだけではイメージできないことが見えてきます。

そもそもシステムについて理解をしていないと、コードをみてもチンプンカンプンです。コードには、「コメント」がついています。コメントは、日本語でコードの説明を書いたものです。

コメントを書くことで、はじめてコードをみた人でも内容が分かるメリットがあります。システムに対して理解がないと、その日本語で書いているコメントですら、意味が分かりません。

プロジェクトによって違うとは思いますが、テスト仕様書は、Excelで作られていました。項目(テストをする内容)とテスト結果、不具合を書く欄に分かれています。テストをする項目は、設計書をもとに作っています。

テスト項目の一つ一つを実施して、設計書通りに動いているのかを確認します。不具合があれば、エビデンスシート(不具合の詳細を載せたもの)にまとめるという流れでした。

最初は、文言の間違いや画面遷移の確認など基本的なものが中心でした。具体的には単体・複合テスト(機能一つ一つや、複数の機能の組み合わせのテスト)やシステムテスト(要件定義で求められている機能が仕様書どおりに動いているかなど)を順に行います。

これがだいたい3ヶ月間続きました。

次に、テスト項目の作成方法を覚えました。テスト項目の作成は、難しかったです。
設計書の理解やITに関する全般的な知識が必要だと感じました。

テスト項目の作成を一定のレベルまでこなせるようになり、次は、デバック(コード修正)の業務に入りました。

デバック業務の流れ

1、不具合をデバック修正

2、なおした箇所のテスト項目を作成する

3、レビューを行う

1、不具合をデバック修正

まずテストで出た不具合をデバック(コード修正)します。
デバックは、コードから不具合の原因箇所を見つけなければいけません。

コードは何万行とあるので、その中から該当の部分を見つけるのは、苦労しました。

2、なおした箇所のテスト項目を作成する

修正が終わったら、なおした箇所に関係するテスト項目を作成します。過去につくったテスト仕様書を参考にしながら、表記などを統一してつくることがポイントです。

もともとあるテスト仕様書に、テスト項目を追加するかたちでつくりました。そのテスト項目を一つ一つテストをします。不具合がでたらまた修正をして、テストをします。

3、レビューを行う

レビューは、現場の社員と行います。
レビューは、「修正をした部分」と2、で作成した「テスト仕様書に追加した項目」をプロジェクト間で共有をします。

また、修正をしたことで、他の機能に影響がないかを検討します。

簡単に流れをまとめると、

1テストをする

2不具合を発見する

3デバック

4テスト項目の作成

5その項目でテストをする

6レビュー

という感じです。
このサイクルの繰り返しでした。

このようにテスト関連の業務をしながら、徐々にコードを見る機会も増えました。解らないところは現場のPGさんに聞いたりしながらシステムの理解を深めていきました。

②7ヶ月目~:少しずつ開発へ

7ヶ月目からやっとではありますが、少しずつ開発や設計(SE)の仕事を任されるようになります。具体的には要件定義基本設計・詳細設計などの仕様書を、先輩のアドバイスをもらいながら作成しました。

設計の業務は、お客様と接する機会も多いです。よって、コミュニケーション能力が求められます。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力とは?苦手意識を無くせる方法を解説!

お客様との深いコミュニケーションを通して、

(お客様が)
「業務上で課題にしていること。」
「システムに対して、求めていること。」

を探ります。

言葉を鵜呑み(うのみ)にするだけでは、お客様のニーズは見えてきません。言葉の裏側を考え、お客様の「こうして欲しい」を理解します。「潜在的なニーズ」を読み取る力が大切です。

お客様から、ヒアリングしたことをシステムに反映していきます。

今まで、プログラミング言語に触れる機会は、もともとあるコードの修正(デバック)だけでした。しかし、徐々にゼロの状態からプログラミングをして、【新しい機能(新規機能追加)】をつくる業務を担当させてもらえるようになりました。ゼロから自分でプログラミングをするので、「思考力」が求められます。

エンジニアに論理的思考はなぜ必要?どのように身に着ければよい?【面接・就活に活かす】

慣れない環境で大変でしたが、こうして1年目は無事に終わりました。その後2年目を迎えるにあたり、業務の進捗や勤怠に特に大きな問題(常駐先で問題を起こす等)無くできていれば契約更新という流れでした。

予算の都合上、やむを得ず契約満了になる場合もありますので、注意をしましょう。
次の常駐先がすぐに見つかるように、日々スキルを磨いておきましょう。

最後に|未経験からエンジニアになるにあたり大切なこととは?

新人エンジニアのキャリアアップ

後半少し駆け足にはなってしましたが、ザっと1年を振り返るとこんな感じでした。

「未経験からエンジニア」になることはもちろん大切ですが、実はエンジニアになってから「続ける」ことも大切なので、ぜひ覚えておいてください。

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YesNoCode|エンジニア/ノーコーダー向けの総合メディア

IT業の成長スピードは目まぐるしく、次々と新しい技術が生まれます。当然、新しい技術にも目を向けないといけないこともあるので、学習に終わりが無いのです。

しかし、そんな中でも嫌になったりせず、学ぶことに楽しみを見出し「辞めずに続ける」ことが、エンジニアとして働く中で一番大切なことだと思っています。

「1年目からバリバリ開発できる!」と思っていた方には非常に残酷な内容だったかもしれませんが、逆に言うと最初の1年をしっかり乗り切ることで今後の未来が明るいことは間違いないということを理解していただけたらと思います。

以上、「未経験エンジニアの1年目」でした!

もう一度「未経験エンジニアの1年目に必要な知識やスキルとは?業界3年目のSEが解説【体験談】」を読む ↑

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