初めまして、都内でフロントエンドエンジニアをしているHと申します。
私は地元青森県のIT系専門学校を卒業し、都内のIT企業へ就職、現在はフルリモートで東京と地元青森の実家を行き来しつつ、SEとしてお仕事をさせていただいております。
突然ですが、プロジェクトに参画したのは良いものの、役に立っていないと感じることや、新しく参画してきた経験が浅いエンジニアにどう指導すれば良いのかわからないという経験はありますでしょうか?
私が新卒の1年目の時はわからないことが多く、いわゆる”使えない”エンジニアでした。しかし、先輩方が熱心に指導してくださり、今では一人前のエンジニアへと成長することができ、新卒エンジニアの育成もしています。
今回は、新卒エンジニアと先輩エンジニアの二つの視点から、新卒エンジニアの育成・対処法をご紹介したいと思いますので、ご一読いただけますと幸いです。
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目次
- 1 新卒エンジニアが使えないのは当たり前!
- 2 新卒エンジニアがつまずきやすい“学習の壁”とは?
- 3 新卒エンジニアが使えない!と悩む先輩エンジニアへ
- 4 新人育成における“フィードバック設計”の重要性
- 5 新卒エンジニアを成長させるにはどうすれば良いか?
- 6 【タイプ別】使えないエンジニアの特徴と育成方法についてご紹介!
- 7 新卒エンジニアが早期に伸びるチームの共通点
- 8 聞かなくても分かる仕組みをつくる
- 9 新卒エンジニアが自走できるようになるための習慣づくり
- 10 どうしても改善しない場合はどうするべきか
- 11 新卒エンジニアの“メンタルケア”と成長の関係性
- 12 まとめ|使えない新卒エンジニアの育成方法や特徴、対処法
- 13 スキルアップしたい新人エンジニアが通うべきプログラミングスクール
- 14 20代、未経験の転職に強い転職エージェント・サイト
新卒エンジニアが使えないのは当たり前!
まず初めに、エンジニアに限らず全てのお仕事において未経験の新卒が戦力にならないというのは当たり前です。
新卒エンジニアの方はできないことが多く、悔しい思いをしてしまうことがあるかと思いますが、そこまで思い悩む必要はありません。
企業側も即戦力を求める場合は中途採用で経験者を雇っており、未経験の新卒の方には1年目は先輩のお仕事を後ろから見て空気感を掴みながらインプットの期間、2〜3年かけて成長して一人前になってくれたらと思っていることが多いです。
私も新卒の時は、学生時代にプログラミングを学習していたこともあり、「システムエンジニアなんてイージーだぜ!」というやる気に満ち溢れた状態でプロジェクトに参画しましたが、学校で学んでいた技術は全然役に立たず、できることが少なく落ち込んだ経験がありました。
しかし、先輩のエンジニアさんにフォロー頂きながら、一歩ずつ成長できて一人前になることができました。
未経験から即戦力で戦える社会人はいないと言っても過言ではないので、少しずつ確実に成長できるように頑張りましょう!
先輩エンジニアの方も「新人が使えない!」と思う場合は、積極的に新卒エンジニアのフォローをして1日でも早く一人前になるようにサポートしてあげましょう。
新卒エンジニアがつまずきやすい“学習の壁”とは?
新卒エンジニアが最初につまずくポイントには、実はいくつか共通した特徴があります。技術そのものが難しいというより、何から手をつければ良いのかが分からず、学び方の方向性が定まらないまま時間だけが過ぎてしまうケースが多いように感じます。
特に、業務で扱う技術と学生時代に触れてきた技術の間に距離がある場合、理解の土台を作るまでにどうしても時間がかかります。焦る必要はありませんが、自分がどこでつまずいているのかを把握しておくと、成長の道筋がぐっと見えやすくなります。
情報収集の質が成長速度を左右する
新卒エンジニアがつまずく理由のひとつに、情報の探し方が安定していないことが挙げられます。検索すれば答えが見つかる場面でも、どの言葉で調べれば良いのか判断できず、無駄に時間を使ってしまう新人は意外と多いものです。
また、見つけた記事や解説をそのまま鵜呑みにしてしまい、なぜその方法が必要なのかを理解しないまま作業を進めてしまうケースも見られます。情報収集は量より質が大切で、必要な情報を選び取る力が身につくと理解のスピードは大きく変わってきます。
現場では、先輩がどのように調べているかを横で見ているだけでも学べることが多いので、気になったことがあれば遠慮せず聞いてみると良いでしょう。
“手が動かない新人”は何につまずいているのか
コードを書こうとしても手が止まってしまう新人は、決してやる気がないわけではありません。頭の中で作業の流れを整理できておらず、どこから着手すべきか判断できていないだけ、というケースがほとんどです。
タスクの粒度が大きいと、何をすれば良いのか曖昧になり、余計に手が止まりやすくなります。まずは作業を細かく分けて考える習慣をつけるだけでも、驚くほど前に進みやすくなるはずです。先輩エンジニアがタスクの分解を一緒に行ってあげるだけで、手が動くようになる新人を何人も見てきました。
新卒エンジニア自身も、着手前に作業の流れを簡単にメモしておくと、迷う時間が減り、落ち着いて取り組めるようになります。
新卒エンジニアが使えない!と悩む先輩エンジニアへ
新卒エンジニアが使えないのは当たり前とお話ししましたが、それでも使えない、全然成長してくれないなどと悩む先輩エンジニアもいらっしゃるかと思います。
結論から言うと、新卒エンジニアが使えないのはプロジェクトの環境や先輩方のサポート不足が原因だと思っております。
先輩エンジニアも最初は”使えない”エンジニアだった
この記事にたどり着いた方の中には、使えない新卒エンジニアに対して悩んでいる方もいらっしゃると思います。しかし、そんなあなたも1年目は苦労をしたはずです。
特にIT業界のような技術職ではわからないことが多く、私は向いていないのではないかと悩んだこともあったでしょう。それでもあなたはたくさんの先輩方のサポートがあったからこそ、一人前のエンジニアへと成長しています。
おそらく新卒エンジニアも悩んでいた頃の自分同様につまづいていると思われますので、できるだけサポートしてあげるようにしましょう。
新人育成における“フィードバック設計”の重要性
新人を育てるうえで、日々のフィードバックをどう設計するかはとても大切です。単に指摘をするだけでは、何を改善すれば良いのか分からず、気持ちが沈んでしまうことがあります。反対に、良かった点を伝えずに改善点だけを並べてしまうと、努力が報われていないように感じさせてしまうこともあります。
フィードバックは、内容そのものよりも伝え方とタイミングで受け取り方が大きく変わります。新人が安心して成長できるよう、日々のコミュニケーションの中で自然にフィードバックを挟む意識を持っておくと、理解が深まりやすくなります。
レビューを“怖い場”にしないための工夫
コードレビューは、新卒エンジニアにとって緊張しやすい場面です。自分の書いたコードを見られることに抵抗を感じたり、どこを直せば良いのか分からず戸惑ってしまうこともあるでしょう。
レビューを怖い場にしないためには、指摘の前に「どこが良かったか」を必ず伝えることがポイントです。小さな工夫でも褒めてもらえると、安心して改善点に向き合えるようになります。
また、修正の理由を丁寧に伝えることで、単なる指摘ではなく学びの機会として受け取ってもらいやすくなります。レビューは新人を責める場ではなく理解を深める場だと感じてもらえると、成長のスピードも変わってくるはずです。
指摘を伝えるタイミングは“すぐ”がいいとは限らない
気づいた瞬間にその場で伝えたほうが良い指摘もあれば、少し時間を置いてから伝えたほうが受け止めやすい指摘もあります。作業中に細かく口を挟みすぎると、新人は常に監視されているように感じてしまい、萎縮してしまうこともあります。
逆に、ミスを後からまとめて伝えると、本人がすでに何が起きたのか覚えていないことも多く、改善につながりにくくなります。緊急性の高いものはその場で、そうでないものは1on1やちょっとした雑談の中で伝えるなど、内容によって使い分けると良いでしょう。
先輩エンジニア側も指摘のタイミングを意識するだけで、新人にとって受け取りやすいフィードバックに変わっていくはずです。
新卒エンジニアを成長させるにはどうすれば良いか?
次に、新卒エンジニアをどう成長させるべきかについてご紹介していきたいと思います。
新卒エンジニアとはコミュニケーションが最重要!
新卒エンジニアを育てる第一歩として、まずは新卒エンジニアと積極的にコミュニケーションをとり、わからないことを聞ける環境にしてあげることが重要だと思っております。
新卒エンジニアも人ですので、どんな性格なのか、その性格にあった教育方法はどのような感じなのかについて考える必要があります。
その人にあった指導方法にすることで急成長し、早い段階で戦力として活躍してくれるでしょう。
また、新卒エンジニアとの距離を近くすることでミスにもいち早く気づくことができるため、業務に慣れていない新卒エンジニアが大きなミスをしても被害が最小限で済むというのが大きなメリットとして挙げられるでしょう。
最近ではリモートワークで気軽に会話ができていない現場も多くありますので、今まで以上にコミュニケーションを重要視する必要がありそうです。
リモートで新卒エンジニアを育てる難しさ
オフィスで隣に座っていれば、新卒エンジニアが手を止めて困っている様子は自然と目に入ります。ですが、リモートワークではその”詰まっているサイン”が画面越しに見えず、気づいたときにはかなりの時間を一人で悩んでいた、というケースも珍しくありません。
私自身もフルリモートで働いているので実感がありますが、雑談のついでに「あれ、どうなった?」と聞ける機会がほぼないぶん、新卒エンジニア側から自発的に声を上げないと、誰にも状況が伝わらないまま時間だけが過ぎていきます。
“雑談ができない”ぶん、聞く仕組みを意図的に作る
オフィスであれば、休憩中の何気ない会話から「実はここがわからなくて」と自然に相談できる場面がありますが、リモートではその入り口自体が存在しません。だからこそ、朝会や夕会のような短い時間でも、進捗だけでなく困りごとを話せる場を意図的に設けておく必要があります。
チャットでの雑談チャンネルを作るチームも増えていますが、それだけでは新卒エンジニアから発信するのは難しいでしょう。先輩側から「今日は何かハマったところありました?」と定期的に聞きに行く姿勢のほうが、実際には機能しやすいはずです。
簡単な業務からお任せしてみる
”百聞は一見にしかず”ということわざがあります。聞くより見た方が良いということですが、新卒エンジニアにお仕事のやり方を見せたら、簡単な業務からおまかせしてみましょう。
インプットした後にアウトプットしないと身につかないことが多いです。日々のルーティン化されている簡単な業務からおまかせすることで、新卒エンジニアを”使えない”から”使える”エンジニアへと成長させることができます。
【タイプ別】使えないエンジニアの特徴と育成方法についてご紹介!
次に、このような新卒エンジニアの時にはどのように指導するのが良いのかについて、いくつか例を出してご紹介していきたいと思います。
わからないことがあっても聞かないタイプ
新卒エンジニアの中でも、わからないことがあっても聞かないという方は割と多いです。
例としては、
新卒「わかりました」
・・・(数時間後)
先輩「進捗はいかがですか?」
新卒「すみませんまだ終わっていないです」
というケースです。
理由としては様々ですが、
- これくらいもわからないのか!と怒られるのが怖い
- 質問しても大丈夫な雰囲気ではなさそう、忙しそう
- そもそも何がわからないのかもわからない
などが挙げられるかと思います。
いずれにせよ、先輩エンジニアと新卒エンジニアとの間に壁があるゆえに起きてしまう問題と言えるのではないでしょうか。そのため、先ほど述べたようにコミュニケーションが解決の鍵になるかと思っております。
先輩エンジニアの場合は、積極的に新卒エンジニアに声をかけて、わからないところがないか細かくチェックしてみる。
新卒エンジニアの場合は、わからないことがあるからと思い詰める必要はないです。“聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥”ということわざの通り、未経験で入社した新卒はわからないことがあるのは当たり前なので、新卒のうちに勇気を出して聞いてみましょう。
先輩方はこれらの問題を解決してきた方々ですし、先輩方も頼られると嬉しいはずですよ。
ただ、「何がわからないのかもわからない場合」はそのまま伝えても先輩は何を教えれば良いのかわからず困ってしまうと思いますので、どこまで理解しているかを交えて聞いてみるとスムーズに質問ができるでしょう。
何でもかんでも聞いてくるタイプ
こちらのタイプは先ほどの真逆のケースとなります。
例としては、
新卒「pushってどれですか?」
先輩「pushしたいファイルで右クリックしたらありませんか?」
新卒「ありました。完了報告はどこにすれば良いですか?」
先輩「◯◯さんがしているのを参考にしてくださいね。」
新卒「それってどこのスレッドでやってますか?」
先輩「今URL渡しますね。」
という形です。
上記の場合ですと、先輩エンジニアの説明不足も少々あるように感じますし、新卒エンジニアが少し調べればわかるような内容もありますね。
先輩エンジニアは新卒エンジニアがわかりやすいように説明するというのはもちろんですが、それを除いてもなんでも聞いてくる新卒エンジニアの方がたまにいらっしゃいます。
多くの場合「どのような状況か把握していない」ことが多く、アバウトな状態で質問してくることが多いです。そのため、教えることで円滑に業務は進むことにはなるのですが、それだと新卒エンジニアのためにはならないので、質問に具体性が出てくるまで”なぜ?”と常に聞き返す気持ちで接すると良いでしょう。
「なぜそれをする必要があるのか」、「なぜそれをするといけないのか」…と問うことで物事を過程から考える癖がつき、新卒エンジニアの理解・スキルアップにも繋がります。
指示待ちタイプ
こちらのタイプはエンジニアに限らず、どこの会社でも一人はいるのではないでしょうか。
プロジェクトマネージャーからタスクが割り振られるまで空いていたらぼーっとしているタイプです。このタイプですと、先輩エンジニアとしては指摘もしにくく、一番困ってしまうタイプかもしれませんね。
先輩エンジニアの対処法としては、こまめにタスクチェックをしておくことや優先度が低いサブタスクを作っておくのが有効です。
新卒エンジニアの場合は、やることがないときは「何かお仕事ありませんか?」と積極的に聞くようにすると良いでしょう。
新卒エンジニアが早期に伸びるチームの共通点
新卒エンジニアが短期間で成長していくチームには、いくつか似た特徴があります。特別な制度があるわけではなく、日々の働き方やコミュニケーションの積み重ねが、自然と新人の理解を深める流れを作っています。
特に、質問しやすい雰囲気があるチームは、成長のスピードが明らかに違います。誰に声をかけても嫌な顔をされない環境は新卒エンジニアにとって安心感につながり、迷ったときに早めに相談できるようになります。
また、先輩同士が普段から技術の話をしているチームでは、自然と学びの機会が増えるものです。新人がその会話を聞くだけでも理解が深まり、技術への興味も育ちやすくなります。
新人が陥りやすいアンチパターンとその回避法
新卒エンジニアがつまずく場面には、いくつか共通するアンチパターンがあります。早めに把握しておくと、無駄な遠回りを避けやすくなるはずです。
ひとつは、作業を抱え込んでしまうケースです。自分で解決しようとする姿勢は大切ですが、時間をかけすぎると全体の進行に影響が出てしまいます。一定時間考えても進まない場合は、早めに相談する習慣をつけると理解の負担が軽くなります。
もうひとつは、判断そのものを先輩に委ねてしまうケースです。「これで合っていますか」と確認するだけで終わってしまうと、自分で考える力がなかなか育ちません。まずは自分なりの仮説を持ったうえで相談すると、判断の精度が少しずつ上がっていきます。
先輩エンジニア側も、アンチパターンに気づいたら早めに声をかけてあげると、新卒エンジニアは安心して軌道修正できるようになります。
聞かなくても分かる仕組みをつくる
どんなに質問しやすい雰囲気のチームでも、口頭でのやり取りだけに頼っていると、同じ質問が何度も繰り返されたり、担当者が不在のときに作業が止まったりしてしまいます。新卒エンジニアの育成を考えるうえで、コミュニケーションと同じくらい大切なのが、聞かなくても答えにたどり着ける状態を整えておくことです。
属人化を防ぐドキュメント化のコツ
環境構築の手順やよくあるエラーの対処法など、新人が最初につまずきやすいポイントほど、ドキュメント化の効果は大きくなります。ただ、最初から完璧な資料を作ろうとすると誰も手をつけなくなってしまうため、気づいた人がその都度1行だけでも書き足していくくらいの軽さで運用するとうまく回りやすくなります。
質問に答えたら、その内容をそのままWikiやNotionにメモしておく。たったそれだけの習慣が積み重なると、次に同じ質問をされたときに「ここに書いてあるよ」で済むようになり、教える側の負担も少しずつ減っていきます。
新卒エンジニアにドキュメントを“書かせる”効果
ドキュメントは先輩が用意するものと思われがちですが、新卒エンジニア自身に書いてもらうのも効果的な方法です。自分がつまずいた箇所やその解決方法を言葉にして残す作業は、理解を整理し直す良い機会になります。
また、入社したばかりの新卒エンジニアが書いた手順書は、次に入ってくる新人にとって、先輩が書いたものよりもむしろ分かりやすいことがあります。同じ目線でつまずいたポイントが記録されているぶん、共感しながら読み進められるためです。こうした資料が積み重なっていくと、チーム全体の育成コストも少しずつ下がっていくでしょう。
新卒エンジニアが自走できるようになるための習慣づくり
新卒エンジニアが早い段階で自走できるようになるためには、特別な才能よりも日々の習慣が大きく影響します。業務に慣れていないうちは、どうしても周囲の状況に振り回されやすく、作業の優先度を判断するだけでも負担を感じてしまうことがあるでしょう。
そのため、まずは自分の作業を整理する習慣を身につけることが大切です。作業の流れを簡単にまとめておくだけでも迷う時間が減り、落ち着いて取り組めるようになります。自走力は一気に身につくものではなく、日々の積み重ねで少しずつ育っていくものです。
“わからないことがわからない”を減らすメモ術
新卒エンジニアがよく直面する悩みに、何がわからないのかが分からないという状況があります。作業を進めながら、後で見返すための記録を残していないと、質問したくてもどこを聞けば良いのか判断できず、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
この状況を減らすには、1日の終わりに「今日引っかかった点」を数行だけ振り返っておく習慣が役立ちます。難しいメモを取る必要はなく、思いついたことを短い言葉で残しておくだけで十分です。翌朝に見返すと、どこで迷ったのかが整理された状態で先輩に相談できます。
このメモは自分のためだけでなく、先輩が状況を把握する助けにもなります。結果として、成長のスピードが上がりやすくなるはずです。
どうしても改善しない場合はどうするべきか
ごく稀に、上記の方法を取ったのにもかかわらず、どうしても改善しないケースがあるかと思います。
そのような場合にどういった行動をすべきなのかについてご紹介いたします。
先輩側:新卒エンジニアが全然成長しなかった場合
先輩エンジニアが熱心に育成しても、新卒エンジニアが成長しなかったというケースですが、新卒エンジニアが成長しない原因についてよく考えてみて、必要に応じてメンター面談をセッティングしたりと問題解決のために行動するのが良いかと思います。
成長しない原因が自分にあり、教え方が良くないと感じるのであれば、教えながら自分も成長していくつもりで教え方を変えてみる必要がありますね。
逆に、新卒エンジニアに全くやる気が感じられない等、新卒エンジニア側に問題があると感じる場合には、まずは積極的にコミュニケーションを取るのが良いでしょう。
それでも改善されないようでしたらプロジェクトマネージャー等も交えてお話しする必要があるかと思っております。
新卒側:環境が良くない場合
次に、会社やプロジェクトの環境が良くなくて、エンジニアとして成長することが難しいと感じる場合です。
具体的なケースとしては、教えてくれる先輩エンジニアがいないことや理不尽に怒られてしまうから聞けない、炎上案件でそれどころじゃない等がこのケースにあたります。
この場合ですと、まずはプロジェクトマネージャー等に相談、SESであれば自社の営業さんに相談という形でも良いかもしれませんね。相談することで、プロジェクト内で改善するように努めたり、場合によってはプロジェクトが変わったりと色々対応してくれると思います。
それでも改善されないようでしたら無理に耐えることなく、転職エージェントや転職サイトを利用して新しいお仕事を探すというのも視野に入れても良いと思います。以下に転職エージェントの比較記事を掲載しますので、興味があればこちらもご一読ください。
新卒側:エンジニアが向いていないと感じてしまった場合
次に、自分にSIerやプログラマ・SEとしての才能がないと感じてしまったケースについてです。
このタイプに該当する方はおそらくわからないことだらけで思い悩んでしまっていることでしょう。そのため、疑問点が出てきたらその都度、積極的に先輩エンジニアに聞いてみることをお勧めします。
また、ある程度自身のスキルが上がったらわからない部分が解決していくといったこともありますので、休日にプログラミングスクールの受講も検討してみてください。
それでもどうしてもエンジニアというお仕事が好きになれないということでしたら転職エージェントや転職サイトを利用して転職も検討してみましょう。
余談ですが、文系出身だから向いていないなんて言葉も聞いたことがあります。しかし、文系出身のエンジニアさんでも活躍しているエンジニアさんはたくさんいるので、あまり気にしない方が良いかと個人的には思っております。
新卒エンジニアの“メンタルケア”と成長の関係性

新卒エンジニアの成長を考えるうえで、技術だけでなく心の状態も切り離せません。慣れない環境で覚えることが多く、失敗も重なりやすい時期だからこそ、自分に自信を持ちづらくなり、少しの指摘でも強く落ち込んでしまうことがあります。
メンタルが不安定な状態が続くと、学ぶ意欲や集中力にも影響が出てきます。反対に、安心して相談できる環境があれば、失敗を恐れすぎずに挑戦できるようになり、結果として成長のスピードも上がりやすくなるものです。
先輩エンジニアや周囲のメンバーが、日々の声かけやコミュニケーションを通して気持ちの負担を軽くしてあげることは、新卒エンジニアの技術的な成長にもつながっていきます。
自信を失った新人への声かけのコツ
新卒エンジニアがミスを重ねてしまったときや、うまく成果を出せなかったときは、自分を責めてしまう人が多いものです。そんなときにすぐその場で結果だけを指摘してしまうと、さらに自信を失わせてしまいかねません。
一度時間を置いてから、落ち着いた雰囲気で声をかけてあげると、本人も冷静に受け止めやすくなります。ミスそのものを責めるのではなく、次にどう活かすかを一緒に考える姿勢を示すことで、安心して挑戦を続けてもらえるようになるでしょう。
また、うまくいかない時期が続いている新人ほど、成長を実感しづらくなっているものです。数週間単位で振り返りの機会を作り、以前と比べてできるようになったことを言葉にして伝えてあげると、自信を取り戻すきっかけになります。技術的なアドバイスと同じくらい、こうした声かけが支えになる場面は多いです。
まとめ|使えない新卒エンジニアの育成方法や特徴、対処法

今回は使えない新卒エンジニアの育成方法や対処法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
新卒(1年目)のSEやプログラマーというのは誰しもが一度は向いていないから辞めたいと悩む時期になるのではないでしょうか。
そんな経験があるからこそ、新卒エンジニアとは真摯に向き合い、共に成長できるような環境づくりが大切ですね。ほとんどの問題はコミュニケーションで解決できますので、普段から気をつけておくと気持ちよくお仕事ができると思います。
以上、使えない新卒エンジニアの育成方法や特徴、対処法をご紹介!でした。
もう一度「【新卒エンジニアに悩むあなたへ!】使えない新卒エンジニアの育成方法や特徴、対処法をご紹介!」を読む ↑
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