どの仕事でも1年目は辛い物だと一般的には言われています。エンジニアも例外でなく1年目で壁にぶち当たるなど、これまでの人生で味わったことのない経験をすることになるでしょう。
ここではテストエンジニア歴2年強の筆者が1年目にどれだけ辛い思いを経験し、それをどのように対処し、その後はどうなったかについて紹介します。
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目次
具体的に何が辛いのか
仕事において辛いといっても様々な種類がありますが、主に3種類に分かれてくるのではないかと思います。
スキルが通用せずに辛い/プログラミングが上手くできない
まずは自分のスキルが通用せずに辛いことが挙げられます。
具体的にどのような時に陥ってしまうのかと言いますと、新人研修が終わって実際に開発部署に配属されて程ない頃が多いと思います。
いざ仕事に取り組もうとしてもソースコードやログなどが読めなかったり、自社製品の操作方法や保存されたファイル先がわからなかったりするなどして苦戦を強いる可能性が高いと考えられます。
いくら学生時代など入社前にC++やJavascriptのようなプログラミング言語の基礎知識や実装経験をしっかり積んだり、新人研修で必要事項を理解したりした上で挑んだとしても開発現場で扱うプログラムや操作方法は難解で、厄介なことに先述の知識や経験が通用しないことが多く、そのことでショックな気持ちを抱えることになる可能性が高いと考えられます。
未経験で配属された場合は尚更で、昔とは異なり新人研修だけで必要なIT知識を得られるには不十分で、殆ど無知に近い状態で開発現場に投入されることになるので、何をしたら良いのかわからず悶々とした毎日を過ごさねばならない可能性があります。
存在意義が感じられず辛い
次に、自分の立場や存在意義がないのではと感じて辛いことが挙げられます。
具体的には、1年目のエンジニアの技術力では現場では使えないと見なされることが多いため、一部企業を除いてSEのような顧客との打ち合わせや中核部分のコーディングといった作業よりもセミナー会場のパソコン環境の設定や、書類のコピーなどエンジニアとは関係ない雑用係と言われる作業を指示されることも少なくないと思います。
このような作業が数ヵ月続くなどした場合、自分はエンジニアには向いていないのか、自分の仕事は何の役になっているのかなど、立場や存在意義がないと感じるようになり辛くなっていくことが考えられます。
またコーディングなど開発に関わる作業に携われるようになってもコードの一部をひたすらコピーペーストを繰り返したり、指示されたテストプログラムを実行したりするだけの単純なものが中心で、同じような気持ちで辛いと感じることもありうると思います。
コミュニケーションが辛い
最後に、コミュニケーションなど人間関係が辛いことが挙げられます。
具体的には同じ部署の直属の上司とうまくコミュニケーションが取れない場面が少なくないと思います。
なぜなら仕事において小さなミスを犯しただけでも怒られたり、わからない点を相談しようとしても忙しそうなため、いつすれば良いかわからなかったりする場面が多いと考えれるからです。
この他にも部署内で仕事の事を中心に技術的な会話についていくことができずに孤立してしまう場面や、飲み会など所謂オフな時間の交流会がある所で、マナーや会話などの面でどのように振舞えばよいか分らず、混乱してしまう場面などもあるのではないかと思います。
お客さんや得意先を回ることが多い営業職のように関わる人間関係の範囲は狭いとはいえ、エンジニアなどの開発職でもチーム単位で仕事することが多いため、人間関係がうまくいかずに辛いと感じてしまうことも十分にありうるのではないかと思います。
どのようにして辛さに対処したのか
このような3種類の辛さに対して、どのようにしたら対処できるのかについて紹介したいと思います。
技術力を伸ばすことが第一
まず自分の技術力を伸ばしていくことが挙げられます。
先述しましたが、会社に新人研修はあることが多いが、それだけで現場で活かせる技術が得られることは少なく、自分で補わなければいつまで経っても仕事ができない状況から脱却するのは難しいと考えられます。特に未経験のエンジニアでは尚更です。
具体的にはコーディングなど開発の一部工程に関われるようになった場合、それが単純作業でも、その作業の意図を考えながら取り組むなどして知識を確実に取得していくことが近道と考えられます。
もし時間が空いているなら上司など許可を取って製品などのマニュアルを読み込むのも一手ではないかと思います。また、基本知識が抜けていると感じるのなら休日などオフの時間にプログラミングスクールや通信教育などを利用して知識を取得してみるのも良いと思います。
ビジネスマナーなど技術力以外を伸ばすのも大事
次に、社会人として最低限のマナーや内面的な精神力など技術力以外の要素も伸ばしていくことも重要ではないかと思います。
例えば就活中に身につけた目上の人に対するマナーは最低限確実にしておかないと関係性が悪くなったり、自分自身の評価を落としたりしてしまう可能性があります。なぜなら、新人社員にはまだ学生時代の感覚が残っていることもあり、それが休憩中で気を抜いていたときや、あやふやな知識を実践したときに表れてしまう傾向が高いと考えられるからです。
会社の中には体育会系の社風になっているところもあり、そのような職場は上司との人間関係を円滑に保つことも重要です。もしマナーで怪しい面があれば、学生時代などに使った資料などで復習した方が良いと思います。
内面的な例としては、ミスをして落ち込んでも、それを引きずらずにすることを挙げたいと思います。
1年目ではまだ経験が浅いため、ミスをしてチーム全体に迷惑をかけてしまう場面も起こりうると思いますが、ミスした社員をいつまでも責め続ける社風になっている会社は少なく、自分だけ引きずって大切な時間を台無しにしてしまうのは勿体ないと思います。
よって、ミスをしてもそれを反省して次に活かすぐらいの気持ちで仕事に取り組む方が、良い結果に繋がりやすいと考えられます。
2年目に入っても油断は禁物
このように1年目が終わると、ある程度仕事の専門知識や人付き合いなど、社会人として必要なスキルは身につき始めて自信がつく人も出てくるのではないかと思います。
しかし、年配社員やベテランからしてみると、まだまだITエンジニアとしては未熟と見られる場面は少なくないです。今でも、最低は3年勤めよと一般社会で言われているぐらい、技術を取得したり、仕事全体が見通せたりするのに1年では不十分なことが多いと考えられます。
ちなみに2年目の途中でやめた社員が、そこでは仕事のスキルアップができたか怪しい上、広く見通せる力は身に付かなかったと評価していたほどです。
それ以上に注意しなければいけないのは、後輩が所属している部署に入ってくることではないかと思います。
なぜなら1年目の後輩社員の対応をするのは2年目の社員であることが多いからだと考えられます。後輩社員から見ると立場が近い2年目の社員の方が、わからない点などを質問しやすいのではないでしょうか。後輩社員が文系の場合その頻度は高くなることは十分に考えられます。
そうなってくると後輩社員の対応をしながら、自分の仕事をこなし、さらに上司との人間関係も保ち続けなければならず、場合によっては1年目よりも2年目の方がきついと感じる可能性も十分にあり得るため油断は禁物です。
まとめ|1年目エンジニアが辛いときの対処法とその後のキャリア
このように、エンジニアでも1年目の辛い壁は存在するものの、技術的な面や社会人的マナーの面を中心に学んで身につけられれば乗り越えられると思います。その後すぐに来るであろう次の壁にも気を付けながら、エンジニア生活を送っていただければ幸いです。
もう一度「辛い1年目エンジニア生活の対処法とその後とは―現役エンジニアが実体験から解説!」を読む ↑
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