初めまして、都内でフロントエンドエンジニアをしているHと申します。今回は新人のエンジニアさんに向けてわからないときの対処法とコツについてご紹介していきます。
突然ですが、皆さんはプログラミングがわからないとき、どのように対処していますか?
私は現在エンジニア歴3年なのですが、1年目の頃はプログラミングに限らず、業務の進め方やコミュニケーション等も含め、わからないことだらけでたくさん悩んだ経験があります。
しかし、今では仕事に慣れ、業務をスムーズに進めることができるようになりました。それでも、プログラミングなどの技術的な面は日々更新されているということもあり、わからないことが出てきたりというのは日常茶飯事です。
このようにわからない点が出てきた時にどのように対処しているのか、また、私が普段から気をつけていることを皆さんにご紹介していきたいと思いますので、ぜひご一読頂けますと幸いです。
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目次
まずは何がわからないのかを明確にしよう!
わからないことが出てきた、そんな時はまず「わからないことを明確にする」ということが大切です。先輩エンジニアの方に聞くにしても、何がわからない状態で聞いても先輩はもっとわからないです(笑)
そのため、簡潔に質問するためにも、まずは以下のどのパターンに該当するかを考えてみてください。
やることはわかっていて、ある程度できているつもりだが、うまくいかない場合
一つ目は「やることはわかっていて、ある程度はできているが、うまくいかなくて悩んでいる場合」です。
具体的な例としては、JavaScriptでsyntax errorが出てしまい、期待した挙動にならない。調べてみると、ダブルクォーテーション(”)のはずが、シングルクォーテーション(’)でコードを書いてしまっており、うまく動作していなかった。というパターン。
このケースはいわゆる”凡ミス”である可能性が高く、自分で解決できる場合が多いのが特徴です。コンソールに出ているエラーをググってみたり、あらゆるエラーの可能性を考え、切り分けて試していくと良いでしょう。
どうしても一人で解決できない!という場合は、そもそも仕様が違っていたり、環境に問題があるパターンも考えられますので、一度先輩エンジニアに確認をお願いしたい旨を伝えてみた方が良さそうです。
やることはわかっているが、そこから着手するのにどうすればいいのかわからない場合
次に、「やることは理解できているが、そこからどうすればいいのかわからない場合」です。
具体的な例としては、条件分岐でPCとタブレットとSPで表示の出し分けをしたいという案件があり、分岐が必要なのはわかっているが、どう書けばいいのかわからないというパターン。
このケースの場合は、ググる、または、エンジニア自身のスキル不足や新しいプロジェクトに入ってきたばかりで仕様があやふや等にあたるかと思いますので、プロジェクトのガイドラインをみてわからなければ先輩エンジニアやマネージャに聞いてみることがおすすめです。
やること自体がわからない場合
最後に「やること自体がわからない場合」です。
特に未経験の新人エンジニアさんに多いパターンとなります。
こちらのパターンは、そもそもやることを理解していないため、何がなんだかわからない状態となっており、何も行動することができなくなっていると思います。そのため、説明された時点でわからなければ都度聞いてみることや、一人で抱え込む前にとにかく知っていそうな先輩エンジニアやマネージャになるべく早めに聞きに行くことが大事です。
エンジニアに限った話ではないですが、何もかもわからない!という状況になる前に、早めにアラートをあげるのも大切ですよ!
わからないときのおすすめの対処法をご紹介!
先ほどどのようにわからないのかを分類しましたが、次にわからないことに対するおすすめの対処法についてご紹介します。
自分で調べる「ググる」
まず初めに、「ググる」ことが挙げられます。
一昔前では先輩社員に確認することや紙媒体のドキュメントを確認するしかなかったのですが、今の時代は便利になり、Googleという強い味方がいます。普段から利用しているGoogle検索ですが、この”ググる力”はエンジニアにとってかなり重要なものと言えます。
ググる際のコツとしては、
- わからないもののキーワードを並べてみる
- エラー文を貼り付けてみる
例:JavaScript モーダル 書き方
例:Uncaught SyntaxError: Unexpected end of input
この二つを試してみると案外原因にたどり着いたりします。
しかしながら、一番目のキーワードを並べてみる件は、ITの専門用語を知らないとそもそもキーワードが思いつかなかったりしますので、連想ゲームのようにググってみたり、普段から参考書を持ち歩いたり、プログラミングスクールに通って基礎を学ぶというのも良いかと思います。
この時点で原因がある程度検討がついているようなら一度サンプルコードを書いてみる
syntax errorが出てしまう場合や、ある程度のコードが思いついている場合、現状わかっている部分のサンプルコードを書いてみましょう。
出来上がったら実行してみて、それでも同じようなエラーが出てしまうようなら別の手段をググってみたり、先輩エンジニア等に聞いてみる必要があります。しかし、案外この方法で構文エラーなどの検証にも使えたりするので、一度試してみる価値はあるでしょう。
原因がありそうな箇所を切り出してみる
次に、原因がありそうな箇所を切り出してみましょう。
例えば、if文(条件分岐)でエラーが止まっている場合、if文を消して実行してみて、大丈夫であればif文の中に原因があるということになります。これにより、ある程度原因を絞ることができるので、エラーでこけてしまうようなら一度試してみましょう。
プログラミングではこのようなデバッグ作業がたくさんあるので、自分のやりやすいやり方をある程度見つけておくと対処が早くなりますよ。
先輩エンジニアやマネージャに聞いてみる
それでもわからなければ先輩エンジニアや担当のマネージャに聞いてみることをおすすめします。しかし、先輩エンジニアやマネージャが忙しい場合もあるでしょう。そのため、簡潔に一度で内容が伝わるように質問しましょう。
具体例としては、
と伝えることで、
「それはif文を使うといいよ、ググってみて」という短い回答が返ってくると思います。
何をやりたいけど、どこがわからなくて、どうすれば良いですか?ということを意識して質問すると良いでしょう。
先輩というのは後輩の面倒を見るという業務がある以上、後輩がわからないものがあったら教えるということも先輩のお仕事です。
そのため、遠慮なく聞いても良いのですが、先輩も自分の仕事をしているので、少し調べればわかるものや質問に質問で返ってくるような曖昧な質問はせず、わからない部分を簡潔に聞くようにする”説明力”と”質問力”を磨きましょう。
また、先輩等聞いてもわからないものに関しては、その後先輩やマネージャが責任を持って主体となって動いてくれるかと思いますので、適宜対応しましょう。
わからないことを少しでも減らすために普段から心がけることをご紹介!
わからないことがあった場合にどのように行動するのが良いかについてご紹介しましたが、普段から少しでもわからないことを減らすためのおすすめの予防策をご紹介していきたいと思います。
スキルアップをする
わからないことを少しでも減らすために、勉強をしてスキルアップをするというのも有効です。
エンジニアというのは日々新しい技術が生まれています。そのため、時代の流れについていくという意味でも、エンジニアは常に勉強し続ける必要があります。そのため、勉強してスキルアップすればするほど、自分で対応できる範囲が広がり、わからないものをわかるものへと変えることができるでしょう。
また、最近では仕事をしながらプログラミング教室で基礎を学んだり、新しい言語にチャレンジする方も増えてきています。私がおすすめするプログラミングスクールの比較記事を以下に添付しますので、ぜひご確認いただければと思います。
普段から先輩方のチャットに目を通しておく
この先輩方の会話をみておくというのはかなりおすすめの方法となります。
私も今のプロジェクトにフルリモートで参画したのですが、最初は右も左もわからない状態で始まりました。そんな時、とりあえずslackの履歴を隅々までみて、参考になりそうなものなどをメモしたりを繰り返している結果、今では過去にあったエラーケースなどはslackを見返すことで対応することができています。
完全に覚えておくことはしなくても良いので、こんなの前もあったな、どこかで話していたな、程度で思い出せれば解決も早くなるかもしれませんね。
普段から質問しやすい環境を作っておく
特に新人や未経験のエンジニアの方はまだまだスキル不足なことが多く、まだわからないことだらけでしょう。先輩エンジニアの方に聞いたり、ググることが多くなると思います。
先輩エンジニアに聞くのは気がひけると遠慮しているうちに納期がきて迷惑をかけてしまうというのは迷惑をかけることになりよろしくないので、なるべく早めにアラートをあげておきたいところです。そのため、普段から話しかけやすい関係性を築き上げておくことも大切です。
最近ではリモートワークで話す機会が減っているプロジェクトも多くありますが、少し業務に慣れてきたら「お願いします!」と「。」ではなく「!」にしてみたり、チャットアプリのアイコンは動物系にしたり、話しやすい雰囲気にしてみるところから始めると良いでしょう。
わからないことを解決してくれるような頼れる人がいない
特にSESのような客先常駐の場合、新人エンジニアが一人で現場に飛ばされ、誰にも聞けずに精神的に病んでしまったり、きつい、向いてないなどと自己否定に陥ってしまうケースがあります。
実際に私の同僚でもそのような方がいて、自分はプログラミングやIT、エンジニアは向いていないからと言って退職していってしまいました。
周りに頼れる人がいないというのはその環境に問題があると思います。そのため、このケースはとにかく早めにアラートをあげて、SESなら所属会社の営業さんに相談、それでも解決しないようなら転職エージェントを利用して他の会社に転職するというのも一つの手かと思います。
せっかくエンジニアとして夢を持ってこの業界に入ったのですから、エージェントのような頼れるサービスは積極的に利用するのが良いですよ!以下に転職エージェントの記事を添付いたしますので、こちらもよろしければ見てみてください。
これだけはやっちゃダメ!わからない時のNG行動
最後に、わからないときにやってはいけないことをいくつかご紹介していきたいと思います。
わからないからずっと考え込んでしまう
一つ目は「考え込んでしまう」ことです。
こちらはエンジニアに限らず、新卒で入ってくる新入社員にも言えることとなりますが、一般的に生真面目な新人にみられるNG行動となります。ちなみに、私もこのタイプでした…(笑)
本人としては真剣に考えているつもりでも、新人教育に慣れていない先輩方からするとコミュニケーションが取りにくく、使えない新人のレッテルを貼られる可能性が出てきます。
仕事の納期も無限ではないので、なるべく早く先輩に聞きにいくことをおすすめします。そのため、なるべく早い段階から相談できる先輩を見つけ、日頃からコミュニケーションを取れる関係性になっておくことが好ましいです。
また、考えて解決すればいいのですが、おそらくドキュメントやマニュアルを読んでわからず、ググっても解決しないものは聞かないと解決しないことが多いため、次第に思い詰める方向に向かってしまい、終いにはわからないというのがエンジニア自身のストレスになることや、自分はエンジニアが向いてないから辞めたいなんて考え始めてしまいますので、注意が必要です。
なんとか誤魔化して品質が低い状態で納品する
見出しを見て、「これでどうにかなるの?」という人いるかもしれませんが、割といます。
この場合、検証試験で大体は戻しがきてしまうのですが、これだけでもロスタイムが発生しますよね。また、万が一商用公開されたとしても、システムによっては不備があって損害賠償なんてこともありますので、低い品質での納品は絶対に辞めた方が良いです。
対処法としては、マネージャや先輩に現状のタスクの進捗を話して納期を延ばす交渉をすることです。こうすることで、納期が延ばせなくても先輩が助けてくれたりとさまざまな対応をしてくれるかと思います。
このような場合でも、なるべく早く報告することが大事です。
まとめ|プログラミングが分からないときの対処法
今回はわからないときの対処法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
仕事はわからないものが出てきて当たり前です。特にエンジニアは技術職ということもあり、わからないことだらけです。
そのため、わからないことが出てきたら気軽に聞けるような環境で働くことが望ましいため、普段から同僚とコミュニケーションを取り、いざとなったら助け合えるような存在でありたいですね。
以上、【新人エンジニア必見!】わからないときの対処法をご紹介!でした。
もう一度「【新人エンジニア必見!】プログラミングが分からないときの対処法をご紹介!」を読む ↑
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