ユウタさん(仮名・20代)のプロフィール
- 転職したときの年齢は? 24歳
- 転職前の職種は? ソフトウェア開発のエンジニア
- 転職後の職種は? 一般企業内でのデータベーススペシャリスト
- 転職の成功ポイントは? 先輩の助言と、自分の特性を活かした事
- 転職前後の収入の違いは? 280万から380万程度にあがりました
- 性別は? 男性
- お住いは? 東京
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目次
ソフトウェア開発の企業へ就職
私は理系の学生として研究活動を行う傍ら就職活動をしていました。もっとも、就職活動といってもゼミの教授からいくつか紹介された中で受けに行くという形式でしたので、すぐに内定をもらうことができました。
4月から募集がスタートして5月ごろにはすぐに決まりました。自分自身を試してみたいという欲求があったために、あえて大手企業ではなく新興のベンチャー企業に就職しました。
仕事の内容そのものも自分の専門分野を扱えるために十分満足でしたが、それに加えて給与や福利厚生といった面も充実していたために何の不満もなく、卒業を心待ちにしていました。
突然の倒産と解雇
やがて4月になり卒業をして無事にそのベンチャー企業に正式に就職しました。
最初の1年間は私にとって素晴らしい充実した時期でした。社会経験が全くない私を、10人程度しかいない社員が全員親身になって専門技能や知識を教えてくれ、社会人としての振る舞い方も教えてくれました。
2年目に状況が大きく変わる
給与や有給休暇といった面も十分に消化でき、私はある程度長い期間この会社で働きたいなと思い始めていました。しかし、その状況は2年目に急転してしまいます。2年目の6月のとある日に社員が一斉に集められ、社長から倒産の事実を告げられました。
簡単に理由を述べますと、技術を納品した企業先が何らかの理由で倒産してしまい、私の会社も巻き添えで倒産してしまったのです。社長は涙ながらに申し訳ないといい、その後に今日を持ってみなさんを会社都合による解雇にします。あと、大した額じゃないが金を持って行ってくれ、といい全員に一律30万円を渡して会社を後にしました。
一晩たち、あらためて無職になった実感がわく
一晩たって、私は夢のような気がして会社に出社していました。
しかし、その時にはもう社長の姿も社員の姿もなく、倒産した旨が書かれている紙が張り付けられているだけでした。私はその場で、立ち尽くしてしまったことを覚えています。
私は会社をクビになってしまったのだと、という実感がふつふつとわき出てきたことを覚えています。そして、その日1日は家でただぼーっとしていたことを覚えています。
転職活動を始めるも・・
一晩寝てとりあえず体力を取り戻した私は、失業保険の申請に行きました。
お役所の対応は思っていたより早く、すぐに手続きに移行することができました。自己都合ではなく『会社都合』でというところが大きかったのかもしれません。とはいえ、その保険の収入もいずれはなくなります。
お祈りメールの日々
失業保険の収入が無くなる前までに次の職業を見つけなければならないのですが、私は理系で専門分野に特化していたために、専門分野のことしか勉強していませんでした。そのために、通常の就職活動のことがまるで分らなかったのです。
数をこなしても、お祈りをもらうような毎日でしたが、そこで1人の先輩に出会います。私のゼミの4つ上の先輩でした。
データベーススペシャリストという職業を知る
就職活動を終了して、外で一杯やっていくかと考えていた私が偶然出会った先輩でした。
一緒に飲んだところで聞くと、その先輩は私と同じように教授推薦のようなシステムで入ったところが、あまりにも給与や労働条件が違うために1年ほど前にやめて、今はデータベーススペシャリストとして企業に勤務しているとのことでした。そこで、この先輩が私に勧めてきました。
曰く、論文書くことが苦ではなかった私の論理力があれば多分取れると思う、データベースの管理だからルールが一番重要だからそのルールの部分を論理的に書くような仕事だからな、ということでした。
資格を得るための試験勉強を開始
会社をクビになった私は、比較的時間に余裕のある日々を過ごしていましたので、そのデータベーススペシャリストについて調べてみました。すると、データベーススペシャリスト試験(DB)というものがあることを知りました。
この資格試験は先輩の言うとおり論理的な文章読解能力が要求される試験であり、通信講座でも進学式の講座でも受講できるとありました。そして長くてもおよそ1年程度のカリキュラムが多いこともわかったので、1年程度ならなんとかなるだろうと決心して受講しました。
この時点では就職先のことについては特に考えていませんでしたが、難易度が高い試験であることも知っていましたので、習得させできればなんとかなるだろうと楽観的に考えて学習しました。
《テキスト》 (全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和5年度
《過去問》 2020 徹底解説データベーススペシャリスト本試験問題 (本試験問題シリーズ)
データベーススペシャリストとして転職
どうやら私には適性があったらしく、どんどん覚えていきました。確かに難しい面は多々ありましたが、論理的に考えると矛盾がほぼない分野であるために私にとっては都合のよい資格だったようです。
結果的に1年とちょっとした後に無事に合格し、その先輩に電話をかけました。すると、なら今日の夜時間をあけておけ、と指示がありました。あと、ある程度小奇麗な格好をしておけ、とも言われました。言われたとおりにして居酒屋に行ったところ、先輩ともう一人壮年のおじさんがいました。
紹介を受けると、今の会社の上司なのだそうです。しかし上司がなぜ同席しているのか、と考えて話をしたところ、今の会社でちょうど退職した人がでたので、空きがある。よかったらウチにこないか?と一本釣りで誘われたのです。
私にとっては、試験に合格してほっとしているところだったのでまったく考えていなかったのです。ただ、上司はそれもわかっているらしく、返事はすぐでなくてもいいからよく考えて決断したらウチに電話してくれればそれでいい、とのことでした。
採用条件を見ると、以前のベンチャー企業よりもはるかに高い収入と条件が書かれており、非常に驚きました。結果的に今では、そこの会社にお世話になっておりまだ新米の域をでないレベルではありますが、日ごとに腕を伸ばしている毎日です。
もう一度「ソフトウェア開発エンジニアからデータベーススペシャリストへ!」を読む ↑
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