「エンジニアに憧れるけど、未経験でも転職できるの?」と悩んでいませんか?
「転職できたが、仕事内容がキツすぎて、再度転職してしまった」
「友人や先輩にIT業界はやめとけと言われた」
といった話をよく見かけます。
エンジニアには未経験でも転職可能ですが、準備を怠ると失敗することも多いです。
この記事では、未経験からエンジニアへ転職した筆者の知見と体験談をもとに、転職に向けて準備しておくべきことをまとめてみました。
本記事でわかること
- 筆者のエンジニア転職体験談
- エンジニアに必要なスキル
- エンジニアに必要なスキルの身につけ方
- ポートフォリオの作成
- 転職エージェントの活用
スキルアップにおすすめのプログラミングスクール【3選】
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目次
未経験からエンジニアへの転職体験談
私は未経験でシステム開発会社へ転職しました。現在、勤務歴14年で、システムエンジニア 兼 プログラマーとして業務をこなしております。
ここでは、そんな筆者が転職した時の体験談をお話しします。転職の1つの手段として参考にしてみて下さい。
エンジニアへの転職を決意した理由
私はかつて、IT系の専門学校へ通っていました。パソコンを使った仕事につきたい!という浅い理由で、専門学校へ通い、プログラミングを学習していました。
ですが、当時の私は遊びに夢中になってしまい、学校をサボりがちになってしまいました。
その結果、専門学校卒業後は、自動販売機のルートセールスという全く畑違いの仕事へ就職してしまいます。
この仕事を3年続けましたが、仕事に未来を感じられず、パソコンを使った仕事につきたい!という気持ちも捨てきれず、転職を決意しました。
エンジニアへの転職に向けて準備
転職を決意したはいいものの、全くの未経験です。専門学校でプログラミングを学習したとはいえ、サボりがちだったこともあり、ほぼ知識もない状態でした。
どのような知識をつければ良いかもわからない状態でしたので、何を勉強すればよいかインターネットで調べたところ、「基本情報技術者試験」というものを見つけました。
前職を続けならが、資格試験に向けて勉強し、3ヶ月後の試験で無事資格を取得できました。C言語の書籍を購入して、プログラミング言語の学習も平行して進めていました。
資格を持っていなくても仕事はできますが、エンジニアとしての仕事の流れを知ることが出来たので、資格取得に向けた勉強は非常に有用なものでした。
エンジニアへの転職活動
私が転職活動した時には、転職エージェントやプログラミングスクールがありませんでしたので、ハローワークや求人情報誌で転職活動をしていました。
未経験歓迎で求人を出している企業に絞ってコンタクトを取りましたが、採用していただける企業はなかなか見つかりませんでした。経験者も応募してきますので、書類選考の時点で落とされることも多々ありました。
そんな中、初めはアルバイトとして雇用し、成果によっては正社員として登用してくれる企業を見つけました。
未経験でしたが、意欲的に学習する姿勢に高く評価していただき、採用していただけることとなりました。
エンジニアへの転職に向けて準備しておくこと【4つのポイント】
IT化が進み、人材が不足していることもあり、エンジニアの求人は沢山あります。その反面、転職希望者のレベルも徐々に高くなっており、転職のハードルが高くなっていることも事実です。
転職を成功させるためには、入念な準備が必要となります。現役エンジニアの視点で採用を考えた場合に、どのような準備が必要であるか、まとめてみました。
- エンジニアに必要なスキルを身につける
- エンジニアに必要なスキルの習得方法
- ポートフォリオの作成
- 転職エージェントの活用
エンジニアに必要なスキルを身につける
未経験の場合、スキルを身につけなければいけません。
エンジニアとして求められるスキルは、専門的なスキルだけではありません。
1つのシステムが完成して、使えるようになるまでに、周りのメンバーと連携して開発を進めていくことが求められます。人との関わり方が非常に大切で、良いコミュニケーションをとることが重要です。
プログラミングの知識
プログラミングの知識は必要不可欠です。
転職先の企業、職種によって必要となるプログラミング言語は異なります。あなたが目指す職種に合わせて、最適なプログラミング言語の知識を身に付ける必要があります。
プログラミング作業を全く行わない職種もありますが、そのような職種でも、エンジニアの仕事では「プログラムに落とし込めるか?」といった意識を持つことが重要です。
プログラミングの知識は多かれ少なかれ必要となります。
文章作成能力
エンジニアの仕事内容は、常にプログラミング作業をしているイメージを持たれている方が多いですが、実際は違います。
プログラミング作業は全体の1〜2割程度であることが多いです。
プログラミング作業と同じぐらい大事な作業として、メール・チャットでのやりとり、設計書の作成があります。
システムを開発するにあたり、クライアントの要望を聞き入れるのですが、
↓
クライアント・エンジニア間の窓口担当者
↓
エンジニア
の様に、様々な人を経由して情報のやりとりが行われます。
さらに、面と向かって話すことができないため、設計書へ記載した内容だけで理解してもらうこともあります。
文章の書き方、表現力は人によって様々です。書き手と読み手で文章の解釈が異なり、意思疎通がうまくできていないことが多々あります。
常に読み手を意識して、誰が読んでも同じように解釈できる、文章力、表現力が求められます。
コミュニケーション能力
エンジニアの仕事では、パソコンと向き合っている時間が多いですが、クライアントからどのようなシステム、アプリケーションを求められているか聞き出したり、周りのメンバーや他部署のメンバーと作業の状況や課題について報告するなど、打ち合わせが頻繁に行われます。
意志疎通ができていないことで、クライアントの要望がシステムに取り込めておらず、完成間近になって緊急で開発する、といった話はよく耳にする話です。作業状況を把握できていないことで、作業が予定どおり進まなくなってしまうことも多々発生します。
クライアントのニーズにあったシステムをスムーズに開発するためにも、高いコミュニケーション能力が求められます。
エンジニアに必要なスキルの習得方法
スキルの習得には勉強が必要ですが、モチベーションの維持が難しいです。なんとなく勉強を始めてしまうと、モチベーションは徐々に低下してしまい、最悪の場合、勉強しなくなってしまう、なんてことも考えられます。
勉強を始める前に、目標を明確にして、最終的なゴールと短期的なゴールを設定することで、モチベーションを維持して勉強に励むことができます。
未経験の方は、勉強の取っ掛かりとして独学、またはプログラミングスクールを選択されると思います。この2つについて、おすすめのゴールの設定方法を紹介します。
独学で勉強する
インターネットで調べることで、様々な情報が得られる時代となり、独学でスキルを身につけることが可能です。
書籍も多数出版されており、書籍からも知識を得ることが出来ます。
主に、以下の2つについて勉強をすることをお勧めします。
- エンジニアが一般常識として知っておくべき知識
- プログラミングの知識
エンジニアが一般常識として知っておくべき知識
IPA(情報処理推進機能)という機関が実施している、情報処理技術者試験というものがあります。情報処理技術者としての知識・技能が一定水準であることを認定している国家試験になります。
何種類かの試験があるのですが、「基本情報技術者試験」を目指して勉強することをお勧めします。この試験に向けて勉強することで、エンジニアに必要な幅広い知識を習得することができます。
プログラミングの知識
書籍やオンライン学習サイトなどを使い、実際に手を動かしながら、学習を進めるとよいでしょう。
プログラムの知識をつけるだけでなく、実際に動くシステムやアプリケーションを作り、仕事でプログラムを書いた経験はないが、個人で開発をしたことがある、という状態を目指しましょう。
初めは書籍やオンライン学習サイトの内容を写経することを繰り返すこととなりますが、これはあくまで短期的なゴールだと思ってください。
仕事になると、自分の頭で考えてシステムやアプリケーションを作ることとなります。写経したものに対して、自身でオリジナリティを加えることを最終的なゴールとして設定して下さい。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通う方法もあります。スクールに通うため費用はかかってしまいますが、以下のメリットがあります。
何を学べば良いか教えてくれる
プログラミング言語は多数あり、目的によって使うべき言語も変わってきます。どの言語を学べばよいか、判断に迷うと思います。
最近のプログラミングスクールでは、カウンセリング制度を導入しているサービスが増えてきています。
あなたが希望する職種、学習環境を考慮して、最適な学習方法で授業を進めてくれます。短期的なゴール、最終的なゴールもスクール側で設定してくれることとなりますので、勉強の道しるべができあがり、モチベーションを維持して勉強することができます。
希望する職種に合っていないプログラミング言語を勉強してしまい、転職に活かすことが出来ず、スクールに通った時間、費用が無駄になってしまうことも防ぐことができます。
現場で使えるスキルが身に付く
独学で知識は身につけたが、現場で活かせないという悩みが多いようです。スクールによっては、過去にエンジニアとして働いていた講師が在籍していることがあります。
現場で使ってきた実践的なスキルを学ぶ貴重な経験ができ、あなたを大きく成長させてくれるでしょう。
スクールの学生と関わることで、コミュニケーション能力の向上にも期待できます。
転職、就職に役立つ
プログラミングスクールには転職を支援してくれるスクールが増えてきています。学生のスキル・成績を理解した上で、適切な職場を紹介してくれるため、スキルを身につけられるだけでなく、転職までサポートしてくれる場所となりつつあります。
プログラミングを学ぶにあたり、考えて悩むよりも、とにかく本人が動くことが重要です。強制的に動く状況を作り出すためにも、スクールに通うということは、1つの有用な手段だと思います。
ポートフォリオの作成
エンジニアの転職活動では、ポートフォリオの提出を求める企業が増えてきています。転職先企業は、面接であなたの人物像を知り、ポートフォリオであなたの実力を把握します。
ポートフォリオは、あなたの実績・力量を示す成果物となります。いいかげんな気持ちで作成してしまうと、大切な自己PRの機会を失ってしまうことになりかねません。
ポートフォリオを作成する際には、以下の点に注意してみてください。
スクールや書籍を写経しただけのポートフォリオを提出しない
エンジニアへの転職希望者が増加していることで、初学者のポートフォリオのレベルがどんどん高くなってきています。スクール、書籍をもとに作成したポートフォリオでは、見劣りしてしまうのが現実です。全員が似たようなポートフォリオを用意してしまい、企業側としては優劣が付けづらいです。
自身の頭で考え、ポートフォリオにオリジナルな要素を持たせることが重要です。
ポートフォリオをもとに、自身は何が得意で、どのような能力に長けているのか?説明できるようにしておくと、自己PRでの強力な武器になるでしょう。
実際に動くポートフォリオを用意する
採用担当者の方が、実際に操作できるポートフォリオでなければ、評価の対象になりません。
せっかく作ったポートフォリオが、自身のパソコンでしか動かなかったり、ソースコードしか見せられない、となってしまうと、せっかく準備したポートフォリオが水の泡となってしまい、大切な自己PRの機会を失ってしまうこととなります。
ポートフォリオは沢山用意するのではなく、品質を高めることに力を注いで下さい。
転職エージェントの活用
転職活動、就職活動の経験が浅い方は、転職エージェントを活用することをお勧めします。
未経験で転職する場合、どのような企業が自分に合っているのか判断することが出来ず、悩んでいる人が多いようです。
転職エージェントでは、あなたの要望を聞き取り、スキル・能力を考慮して最適な企業を紹介してくれます。
応募書類の添削や、模擬面接をしてくれるサービスもあり、履歴書・職務経歴書の記入方法にアドバイスしてもらえたり、面接の場で自身の強みをアピールできるようにサポートしてもらえます。
まとめ|未経験からエンジニアへの転職で必要なステップ【4つ】
コロナウイルスにより、在宅ワークが流行り出したことで、在宅でも仕事がしやすいエンジニアが注目されています。
IT技術の発達により、エンジニアの求人が増えている一方で、転職希望者のレベルも高くなってきています。性別を問わない業種であることから、エンジニアへ転職する女性も増えてきています。
競争率は高いですが、事前の準備を怠らないことで、転職の成功率はグッと上がります。
転職は人生を左右する大きなターニングポイントです。悔いの残らないよう、準備に最大限の力を注いで転職活動に臨みましょう。
本記事でわかったこと
- 筆者のエンジニア転職体験談
- エンジニアに必要なスキル
- エンジニアに必要なスキルの身につけ方
- ポートフォリオの作成
- 転職エージェントの活用
もう一度「未経験からエンジニアへの転職!成功ポイント4つを体験談を元に解説!」を読む ↑
未経験の転職を在職中からすべき理由
未経験から転職活動は、毎月の給料が保証されている在職中から始めるのがおすすめ。退職後でお金に余裕もないと、焦ることで判断が鈍り『ミスマッチ』を起こしかねません。
まずは、在職中から転職エージェントに複数登録しておき、初回の無料カウンセリングだけでもしておきましょう。あとはキャリアアドバイザーが応募者の状況に応じた求人案件の紹介や、面接の日程調整や給与年収交渉などを行なってくれるのでとても便利です。
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もっと多くの転職エージェントを知りたい方は、エンジニアにおすすめ!IT/Web系に強い転職サイト11選|現役プロが比較・ランキングという記事をご覧ください。
いきなりの転職が不安な方はプログラミングスクールという選択も
いきなり転職活動を開始する前に、「まずはプログラミング言語のスキルを身につけておきたい」。そう考える方には、プログラミングスクールの受講をおすすめします。
未経験・社会人でも安心して学習できるスクール、そして転職付き(転職保証型)のスクールなど、条件や目的によって選ぶ基準も様々だと思います。まずはじっくりと比較して、少しでも気になる教室があれば無料相談・体験会に申し込んでみると良いでしょう。
未経験・社会人、学生におすすめなプログラミングスクールを比較するなら、「おすすめプログラミングスクール比較11選!社会人・未経験の転職・就職にも有利!」という記事を参考にしてください。
転職付き(転職保証型)のプログラミングスクールの詳細を知りたいかたは、「【無料あり】転職支援・保証型プログラミングスクール比較11選!社会人・学生さんの就職に強い!」をご覧いただき、自分の目標や目的にぴったりのスクールを見つけてくださいね。
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