転職物語

公開日:2019/04/17|最終更新日:2019/04/18

未経験者が第一線のエンジニアになるまで【それぞれの物語】30代/男性/埼玉県在住

デスクワークのイメージ

シゲユキさん(仮名) 30代 男性の《転職体験談・口コミ》

  • 転職したときの年齢は? 30才
  • 転職前の職種は? 情報システム部門(半事務職)
  • 転職後の職種は? インフラエンジニア
  • 内定の成功ポイントは?
    条件等、自分に見合った企業を見つけること
    決して条件を曲げないこと
    継続して業務遂行出来る仕事を選ぶこと
  • 転職活動に使ったサービスは? マイナビエージェント/doda/type転職エージェント
  • 転職前後の収入の違いは? 年収300万が420万へ上昇
  • 性別は? 男性
  • お住いは? 埼玉県

エンジニア未経験者がエンジニアになろうとしたとき、コードが書けること(機器の設定ができること)、システムについて詳しいこと、そして、それを学ぼうと努力していることはもちろん必要です。

ですが、私の場合、それよりももっと必要なものは、転職しようと前に踏み込む気持ちでした。

エンジニア転職への登竜門

エージェントと握手するイメージ

私は当時、とある中小企業の社内情報システム部門で、半ば事務員のようなことをして働いていました。求められるスキルはというと、OA機器やネットワークにほんのちょっとだけ詳しい事務員程度。当然、毎日のように定時上がりで、ネットワークという分野に興味がありながらも、勉強のために何かを始めようという事はなく、日々のルーチンをこなすだけでした。

そんな私をインフラエンジニアへの道として後押ししたのは、付き合っていた女性でした。「今の年収では結婚すらできない」という言葉がきっかけだったのですが、当時の年収は300万円程度で上下なし、と、確かに社内情報システムとして働く立場としては事務員かそれ以下の待遇でした。また、当時の私は「もっとネットワークやサーバについて詳しくなり、第一線のエンジニアとして働いて見たい」という欲望があったのです。

最初にやり始めたのは、履歴書や職歴書を書くことではなく、転職あっせんサイトへの登録でした。転職について検索してみると、行き着く先はまずそこでした。定番のリクナビNEXTへ仮登録し、そのついでに、リクルートエージェントといわれるエージェント系サービスへの仮登録も済ませます。エージェント系サービスとは、転職希望者と打ち合わせやアドバイスを行い、転職希望者に合ったお仕事を探してきてくれるというサービスです。

転職エージェントと転職サイトの違いを理解しよう!

登録してから1日も経たないうちに、担当者から連絡が来て「レジュメ(履歴書)とスキルシート(職歴書)を仕上げて欲しい」「打ち合わせをしたいので、会社に来てほしい」といわれます。転職活動の開始直後は、そういった用意が全くと言って良いほど無く、久々に夜なべして履歴書と職歴書を作成しました。実はこの二つの作成や修正は、私の転職活動の中で3分の1を占める時間を要する作業でした。当然、打ち合わせまでに書面を用意することは出来ず、作成途中の履歴書と職歴書を持ち出して、打ち合わせに向かいます。

アドバイザーと名乗る担当者と対面しますが、見せて頂いた求人票はどれも、今の自分からしたらとてもきらびやかであり、魅力的なものばかりです。いくつかの応募をこなし、帰宅中に考えたのは「良い条件で転職するために(履歴書と職歴書について)もう少し背伸びしてみよう」というものでした。

そこからは、本格的に転職活動を開始します。アドバイザーから貰ったアドバイスを元に、履歴書と職歴書を見直し、現時点では面接してくれるかも怪しい応募企業の面接対策として企業研究に勤しみました。しかし、現時点の書類では、所謂「お祈り」ばかりであり、当然ながら中途採用枠においては何か「輝かしいキャリア」がいくつかはないと、面接まではこぎつけません

偶然にも、書類選考通過まで行き着いた企業との面接は、それはもう凄惨なものでした。自分が語れる強みはあるのですが、それについての復習がついてきておらず、語れるものも語れない、という状況です。しかし、人々が口々に言うように、面接は回数をこなす必要があり、その失敗が10度目の面接をこなす時には、立派に糧となっていったのです。

転職実現への道

ここで話は変わってしまうのですが、1社の転職あっせん会社が取り扱える求人には限りがあり、他の転職あっせん会社が取り扱う求人にも目を向けることにしてみました。これは、アドバイザーに言われた「他の転職サイトなどに登録していることはありますか?」という質問がヒントとなりました。

転職支援サイトの登録はネットが便利、最低でも2〜3サイトは登録しよう

リクルートエージェントの他にも、dodaマイナビエージェントといった転職あっせんサイトへの登録を行い、企業への書類選考と面接に至る道筋を開拓していきます。一度リクルートエージェントにてやった作業を、他社の全く違うフォーマットに落とし込むことはなかなかの手間でしたが、なんとかやりくりしていきました。また、書類構成のアップデートについても、日々行わなくてはなりません。合わせて、応募した企業の研究にも夜な夜な勤しみます。

今までの「定時上がりで晩飯に晩酌、夜12時前には就寝する」という、当たり前の生活は一変していきました。気がついた頃には「夜中の4時まで色々とやりつつ、仕上がった書面を近所のコンビニまで印刷しに行く」というワーカホリック的な打ち込みをやっていました。ここに来てようやく「転職って大変!」という言葉が身に染みてわかるようになっていくのです。

応募しては書類選考と面接の中でふるいにかけられるような状況の中、私は決して、自身で挙げた条件を曲げるようなことはしませんでした。

条件を緩和しないかとエージェントに持ち掛けられたりもしましたが、それも断り、エージェントから通知される条件外の求人票は一読した後は見向きもしません。むしろ、従来どおりの検索で求人を探すことに集中しました。

後から知ったのですが、リクルートエージェントマイナビエージェントdodaともにあるエージェント型のサービスは従来どおり「企業からの掲載金額を受領してサイト掲載する」のではなく「転職者の入社が決まると、フィーと呼ばれる成約金を受領する」というシステムでした。しかも、当時は転職者年収の2〜3割程度であるという話を小耳にしました。

なるほど、エージェント型サービスは、後払い(しかも高額)になるため、採用側の企業が後ろ向きになるので、内定を出しにくいというデメリットがあるわけですね。逆に言ってしまえば、従来どおり、前払いしてしまった求人に対する採用に関しては、斜に構えることなく受けてくれるわけです。

そんな内部事情を聞いたのは、転職を果たしてずっと後のことでしたが、とにかく、転職あっせんサイトから日々掲載される求人を吟味しながら応募する日々は続きました。

転職支援サイトを無料で利用できる理由とエージェントの仕組み

転職の成功とその後の展開

ネットワーク サーバーのイメージ

面接で内定を貰ったのは、転職活動を続けて4ヶ月ほど経過したときでした。エンジニア未経験者という立場でしたが情報システム部門経験者であるという肩書きから「経験者」として捉えてもらい、それでもあえて2ヶ月の社内研修をやるという条件でした。

自分自身、技術に関しては乏しいものがありましたので、社内研修の中で技術を磨けるというのは願っても無い条件です。これに快諾し、翌月に入社となりました。

社内研修の中では、ネットワークエンジニア志望と言うこともあり、CCNAを取得しました。また、CCNA取得が研修完了の条件となっていたので、空き時間に出向先(IT企業を相手にした請負事業でした)を営業に探してもらいつつも、Linux系資格であるLPICも取得しています。

その功績が実になったのか「経験が浅い」という立場であるにも関わらず、大手SIer企業への出向を勝ち取りました。そこでは、大変厳しい先輩や上司にいろいろと教えていただきながらも、技術を磨いていきました。

3年の月日というのはあっという間に過ぎ、経験3年にしてネットワークエンジニアとしてのフレームワークを一通り覚え、新規案件においても率先して動くようなエンジニアとしての立場を確立しました。

年収も、気が付けば450万前後となり、前と比べれば5割ほど上昇したということになります。これと引き換えに多忙な立場となりましたが、もとより技術力を要する仕事がしてみたいと思っていた自分自身、大変満足だと感じています。

結果として、自分の意思を貫き通し、条件も曲げず、転職が成功出来たことにより、いっそうの自信が付きました。「為せば成る」という言葉は陳腐かも知れませんが、目標を乗り越えた人にとっては、すばらしい言葉です。

この記事で紹介している各転職エージェントについて詳しく知る

リクルートエージェントの概要と特徴|圧倒的な求人数の多さで転職先の幅が広がる

マイナビエージェント×ITの概要と特徴|豊富な求人の中から転職先を選べる!

DODAの特徴は?強みと弱みを他社と比較|未経験や第二新卒向けの求人が豊富!

type転職エージェントの特徴は?強みと弱みを他社と比較 |転職相談会やセミナーも充実!

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