未経験でありながらネットワークエンジニアに興味を持ったり、お仕事の幅を広げるためにネットワークエンジニアに興味を持ったりという方は、たくさんいらっしゃるでしょう。その中には、ネットワークエンジニアとしての就職や転職を考えている方もきっと大勢いらっしゃるでしょう。
また、「どんな資格を取得すれば良いの?」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
このような悩みや夢を持っていたら、すこしでも早く解消・実現をさせたいですよね。
そこで当記事では、IT業界で働いておりCCNAとITILを取得している筆者が下記の通りの内容を解説していきます。
- 資格を取得することによるメリット
- おすすめの資格一覧
当記事を読んで、ネットワークエンジニアになるための就職や転職・キャリアアップについて抱えている悩みを解決させましょう。
目次
資格を取得することによるメリット
当記事で紹介する資格を取得することによるメリットは、下記の通りです。
- ネットワークエンジニアの基本的なスキルがそなわっていることの証明になる
- 就職や転職に有利に働く
- 給与増加
つまり、勉強に対して努力した分が何かしらの形で自分に返ってくることになります。
このようなメリットがあるということを認識したうえで、資格試験の勉強に取り組むと、モチベーションのアップにつながります。
おすすめの資格一覧
ネットワークエンジニアの間では有名かつ取得しておきたい、かつ、知っておきたい6つの資格について解説していきます。
具体的には、下記の通りです。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- LinuC
- CCNA
- ITIL
上記の資格についてはご存じでしょうか?
「これは聞いたことある」「初めて聞いた」等、色々なことを思い浮かべるでしょう。
基本情報技術者試験
『基本情報技術者試験』はエンジニアにとって最初に目指すべきともいえる国家資格です。
基礎理論やコンピュータシステム、技術要素、開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント等といったように試験の出題範囲が広く、基礎的な知識が幅広く求められます。
ネットワークエンジニアだけでなく、開発エンジニアを含むITエンジニアにとっての登竜門ともいえる資格です。
「午前」「午後」の二部構成になっている試験として有名です。
「基本情報」と略されて呼ばれることもある試験です。
《テキスト》 キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年
《過去問》 令和04年【秋期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
応用情報技術者試験
『応用情報技術者試験』は、基本情報技術者の次に挑戦することが多い上位の資格試験です。
基本情報技術者試験では基本的な知識が問われますが、応用情報技術者試験ではシステムの設計・構築においての応用力が問われる傾向があります。
この応用情報技術者試験の勉強をすることで、ITについての知識をかなり広く深く得ることが可能です。
また、ネットワークエンジニアのみならず、ITコンサルタントやITシステム関連の技術営業職、運用・保守エンジニアや社内SE等の職種を目指す上でも勉強するのに適した資格です。
午前試験の出題範囲は、基本情報技術者試験と同じですが、内容は更に難化したものが出題されます。
午前については過去問からの再出題もありますが、暗記しながらではなく理解しながら勉強しましょう。それは、午後試験の内容の理解度アップにもつながります
更に、午後試験は記述式で解答する必要があるため、日頃から文章をまとめる練習(参考賞に書かれてある説明を要約する練習等)をしておきましょう。
この試験は、「応用情報」と略されて呼ばれることもある試験です。
ネットワークスペシャリスト試験
『ネットワークスペシャリスト試験』は、情報処理技術者試験の中で最も難しい国家資格です。そしてこの資格は、受験した人に対する合格者の割合である「合格率」がとても低い難関資格です。
特に受験資格が決まっているわけではありませんが、以下のように順を追って受験していくのが良いでしょう。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークエンジニアとして求められる設計開発のスキルやネットワーク管理者としての能力が問われます。
現場での実務経験で得た結果が問われるネットワーク知識の問題のみならず、論述形式の問題もあります。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験を取得するよりも、キャリアアップにつながりやすい資格であるといえます。
「ネスぺ」と略されて呼ばれることもある試験です。
LinuC
『LinuC(リナック)』は、LPI-JAPANが提供しているLinuxについての技術者認定資格であり、レベル1からレベル3までの3段階に分かれているのが特徴です。
サーバー構築・運用・保守に求められるLinuxについての技術や知識が問われる資格です。また、他にも、仮想化技術であるクラウドやオープンソースについてのリテラシー、アーキテクチャの基礎的理解なども問われます。
LinuCレベル2まで取得しておいたら、クラウドにおいても即戦力であるという証明になると言えるでしょう。
「クラウド」とは、インターネット等のネットワーク経由でユーザにサービスを提供する形態のことを意味します。
CCNA
『CCNA(Cisco Certified Network Associate)』は、米国シスコシステムズが主催するシスコ技術者認定資格のうち、初級(アソシエイト)レベルに位置付けられる資格です。
CCNAは『基礎的なネットワークの技能力を認定する資格』になっています。また、ネットワークに関する基礎知識が求められる資格でもあります。
実施しているシスコシステムズは、IT業界で最大手のネットワーク関連機器メーカーですので、シスコシステムズのネットワーク機器を使っている企業は多くあります。
ネットワーク業界では、CCNA取得によって技術者としての実力を証明できるため、取得者が多い傾向があります。
ネットワークエンジニア・インフラエンジニアへキャリアアップしたい場合や転職をしたい方もいるでしょう。
CCNAを取得することにより、未経験でも即戦力で働けることのアピールが可能です。
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ITIL
『ITIL』とは、英国の政府機関から出版されたITシステム運用管理のための枠組みを指します。Information Technology Infrastructure Libraryを略したのがITILで、「アイティル」と読みます。
『ITIL』(ITIL Foundation)は、ITサービスマネジメントについての知識を証明できる世界共通のITIL入門認定資格です。過去に何度か試験の改定を経て、シラバスの内容が変更され、2018年3月現在の試験内容は、ITIL(2011年版)となっています。
ITILを採用したシステム運用業務をする企業が増えています。
数あるIT資格試験の中でも、ITエンジニア、とりわけSEやインフラエンジニア、もちろん、ネットワークエンジニアの間でもよく耳にする資格となっています。
まとめ|ネットワークエンジニアになりたい方におすすめの資格
当記事でお伝えした内容をもう一度おさらいしておきます。
資格を取得するとどのようなメリットがあるのか、それは、下記の通りです。
- ネットワークエンジニアの基本的なスキルが備わっていることの証明になる
- 就職や転職に有利に働く
- 給与増加
ネットワークエンジニアの間では有名かつ取得しておきたい、かつ、知っておきたい6つの資格について解説しました。
具体的には、下記の通りです。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- LinuC
- CCNA
- ITIL
「ネットワークエンジニアになりたい」という目的を持っている方は、その夢を達成するために求められているものや目的や自身のスキルに応じた勉強が必要です。
当記事でお伝えした内容が、資格の勉強の参考になれば幸いです。
もう一度「ネットワークエンジニアになりたい方におすすめの資格とは?メリットや難易度についても!」を読む ↑
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