サトルさん(仮名) のプロフィール
- 年齢 30代前半
- 性別 男性
- 会社の業種 大手プライムSIer
- 担当の業種 アプリケーションエンジニア(5〜10名のチームリーダー)
目次
1日のスケジュール
9:30 出社・メールチェック
満員電車を避けるため、少し遅めに出社します。出社後は、昨日の退社以降に届いた顧客やチームメンバーからのメールを確認し、手早く返信していきます。
一日のスケジュールを確認して作業の段取りを考えることも、効率よく仕事を進めるためには欠かせません。
10:00 プロジェクト全体の朝会
一日に一度、プロジェクトマネージャと各チームリーダーが集まり、プロジェクトの進捗状況を確認します。チームリーダーである私は、自チームの進捗状況と、他チームにも共有すべき課題を報告しなければなりません。
自チームの進捗に遅れが発生しているときは、プロジェクトマネージャが納得できる挽回策の説明も求められます。
10:30 チームメンバーが作成した設計書の内部レビュー
チームメンバーが作成した設計書に対して、最終的な責任を持つのがチームリーダーの役割です。作成担当者とともに、設計に誤りがないか、機能間の整合性には齟齬がないかを確認していきます。
特に、設計された機能が顧客要望を満たすものになっているかは、顧客目線で徹底的に検証する必要があります。
12:00 ランチ&移動
午後の顧客レビューに備えて、自席で手早くランチを済ませます。この日はコンビニ弁当ですが、時間があるときはチームメンバーとランチに出かけることも。食後は、余裕をもって顧客オフィスに向け出発します。
13:00 顧客レビュー
自チームが作成した設計書を顧客に対して説明し、承認を得ます。同時に、重要な課題については報告を行い、顧客の合意を得たうえで対応方針を決めなくてはなりません。ときには、顧客から設計内容の修正を依頼されることもあります。
15:00 自社に戻り、チームメンバーと打ち合わせ
顧客レビューで決定した課題の対応方針や、設計の修正点をチームメンバーに共有します。「どう変えるか」だけでなく「なぜ変えるのか」をチームメンバーにも納得できるかたちで伝えることが、顧客と直接会話しているチームリーダーの重要な役割です。
16:00 他チームのリーダーとの打ち合わせ
各チームのリーダーが集まり、複数のチームにまたがる課題の対応方針を検討します。チームをまたがる課題は、えてしてお見合いになりがち。
「どのチームが」「何を」「いつまでに」対応するのかを具体的に決めておくことで、認識齟齬を防ぎプロジェクトをスムーズに進めることができます。
18:00 担当チームの夕会
チームメンバーから、一日の進捗状況について報告を受けます。遅れが発生しており担当者レベルでは挽回が期待できない場合には、作業分担を変更するなどしてチーム全体での進捗に影響が生じないよう調整します。
チームメンバーそれぞれの声に耳を傾け、全員が働きやすい環境を作っていくことができれば、チーム全体の生産性を向上させることができるでしょう。
19:00 進捗管理表の更新
明日の朝会に備えて、進捗管理表を最新化しておきます。その他、報告する課題や遅れの挽回方法についても決めておくことで、翌日の朝にバタバタする心配がなくなります。一日の振り返りも忘れてはなりません。
日々の小さな改善の積み重ねが、自分の継続した成長につながります。
19:30 帰宅
プロジェクトの進捗が順調なときは、19:30には帰宅しています。ときには同僚と一杯飲みに行くことも。
プロジェクトに遅れが発生しているときは、少し残業が必要になることもあります。最近は、「英語力が必要となる案件」も多くなってきました。
帰宅後に英会話の勉強をしておくと、新しい仕事にチャレンジする機会も増えるでしょう。
もう一度「大手プライムSIerで働く「アプリケーションエンジニアの1日」その仕事内容や生活スタイルとは?」を読む ↑
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