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公開日:2019/02/05  更新日:2019/02/06

《転職のプロに聞いた》未経験でも挑戦可能!女性がエンジニアで活躍する理由!

パソコンを操作するイメージ
結婚しても、出産しても、定年まではたらきたいー。

そんな希望を持った女性が年々増えてきていると感じています。しかしその一方で、まだまだはたらき方が整っていない職場も多く、ライフイベントのタイミングで職場を離脱してしまうという女性にもたくさんお会いしてきました。

今回は、キャリアアドバイザーの立場から、未経験からでも十分挑戦ができ、女性にオススメできるエンジニアという職種の転職についてお伝え致します。

エンジニアの仕事とは

設計図を見ながらの打ち合わせ
わたしたちの日常生活で、もはやITは欠かせない時代になりました。エンジニアの仕事とは、まさにそうしたシステムを開発する仕事。システム開発といってもイメージがつかない人も多いかと思いますが、システム開発は家をつくることに例えられます

まず、どんな家を建てるのかを発注者と相談し、決めていく作業があります(=要件定義)。そしてそのあと、平屋なのか2階建てなのか、どこをどんな間取りにするのかなど、大体の設計を考えていきます(=基本設計)。

そのあとはもう少し細かい部分の設計をします。例えばシステムキッチンはどれにするのか、何センチにするのか、どこに梁をいれるのかなど詳細を決めていくことになります(=詳細設計)。

設計が決まったら施工です。実際にモノを作っていく作業がはじまります(=プログラミング・製造)。最後に、出来上がってから問題がないのか、安全なのか、きちんと動くのかを確認します(=テスト)。

エンジニアとはまさにこうしたシステム開発に携わる人を指しています。エンジニア=プログラミングをする人というイメージが先行しているように感じますが、システム開発において、さまざまな役割を担います

女性にオススメできる3つの理由

エンジニアというと理系のイメージがあるため、女性だと挑戦しにくいのでは、と心配される方も多いのですが、実際には文系出身の方や、未経験からスタートした女性も活躍している業界となります。もちろん比率でみると男性の方が多いのですが、キャリアアドバイザーからみると、女性にもオススメしたい職業です。

コミュニケーション力が役立つ

説明するイメージ
私はキャリアアドバイザーとしてこれまで1000名ほどのエンジニアの方とお会いしてきましたが、コミュニケーションが苦手だというエンジニアの方は非常に多くいらっしゃいました。しかし実際には、モノづくりの現場ですので、先に記載したような要件定義はコミュニケーション力が必要ですし、基本設計・詳細設計・開発の現場においても、まわりのメンバーと進捗の相談をしたり、確認をしながら進めないと、うまくシステムが完成しないことがあります。

そのため、どの会社も一定のコミュニケーションが取れる人や、まわりと相談・調整しながら開発を進められる人を求めている傾向があります。たとえば専門学校や大学でシステム情報を選考し、プログラミング技術が高いエンジニアもたくさんいますが、そうしたスペシャリスト(家づくりでいえば施工のプロ、まさに職人のようなイメージですね)だけではなく、お客様や一緒に作業する仲間と声を掛け合い、進捗状況の確認をしながら進められるようなタイプのジェネラリストがいるからこそ、作業は進むのです。

人それぞれ強みが違いますが、女性の方が人と話すことが好き(もしくは厭わない)、もしくは気くばりができる方が多く、スペシャリストな職人の中で良い動きができる方が多いと感じます。

手に職がつけられる

プログラミングの画面イメージ
定年が65歳に引き上げられている会社も増えてきており、今後も何歳まではたらくのかわかりませんが、手に職がつけられ、確固たるスキルを持てるということはエンジニアの魅力な点ではないでしょうか。女性の方がライフイベントの度に、仕事からの一時離脱を余儀なくされる傾向があります。

結婚、出産、育児、第二子の出産、旦那さんの転勤など、ライフイベントがある度に、現職の仕事から一時的に離れることが発生しますが、復帰しても、地方に転勤になっても、生かせるスキルを手に入れられるということは、女性にとって安心材料であるように思います。

また、いろんな職種が10年後、20年後にはなくなってしまうとよくいろんなメディアでも取り上げられています。 少子高齢化にともない、日本としてはそれでも国力(GDP)を落さないために、少ない人口でもこれまでと同じだけの生産をしたいと考えており、それが実現できる唯一の解決策がITであると考えています。だからこそ近年では小学校からプログラミングの授業もスタートしています。

この先、どんな時代になっていくのかはわかりません。いろんな職業がITにとって代わられていくことだと思いますが、そのシステムを作り出すエンジニアやIT関連職種だけは必要不可欠であり、今後もますます必要とされる職業の一つといえると思います。
 

はたらき方が多様である

膝の上にPCを置いて作業
はたらき方改革が進んでも、時間やはたらく場所を自由に選択ができる仕事はまだまだ少ないと感じていますが、エンジニアとして一定スキルがある方は、自分にフィットするはたらき方を自由に選び、家庭と仕事の両立を実現しています。

営業職や事務職、また人相手の看護師や保育士であれば在宅勤務は実現が難しいと思いますが、在宅勤務が選択できるのはモノづくりに携わる特権だといえます(そしてモノがインターネット上にあるからこそ、現場ではたらかなくてもよいのもいいですね)。

私がこれまでお会いした方では、週に2回だけ出勤し、後は在宅勤務という方や、月に1回だけ出社をし後はweb上でのミーティングのみだという方もいました。育休中も無理のない範囲で仕事をしていたという方もいます。家庭と仕事の両立をうまくバランスを取りながら、無理しすぎずにはたらくことができるという点も女性には嬉しい点だと思います。

また、フリーランスの仕事募集を確認すると、圧倒的にエンジニアの求人が多く出ています。勤務時間や勤務場所はもちろん、プロジェクトによっても参画期間が決まっていますので、1カ月や半年など、自分や家族の予定にあわせて自由に選べることも、ストレスなくはたらくことができる要素だといえます。もちろん一定の経験を積んでからの挑戦になりますが、フリーランスで活躍できる選択肢があることはエンジニアの利点だと思います。

転職事例

未経験からのスタートだと心配だという方も多いと思いますので、これまでにご相談を頂いた方で、未経験からエンジニアに転職した事例について2つご案内したいと思います。

事務職からエンジニアに

会議中の女性のイメージ
事務職ではたらいていたAさんは32歳までに3回転職をしていました。一度はネイリストなど手に職を求めてスクールにも通い、資格取得、ネイルサロンでも勤務していたのですが、女性ばかりの人間関係や若いネイリストばかりの職場に嫌気がさし、事務職に戻って仕事をされていました。

事務の仕事は嫌いではなかったようですが、年収が低く、またこの先も上がらないのではないかという不安があり、相談に来て頂きました。

お話しをお伺いする中で、「手に職をつけたい」という思いが強かったことや、「多少大変でも年収はあげたい」という思いがあり、エンジニアの仕事をご案内しました。Aさんは仕事で「業務効率」を意識し、エクセルではVlookupやVBAなどを利用していたようなので、まさにそうしたスキルも生かせるのではないかと考えました。また、面談でお会いした中で、円滑にお話しされるコミュニケーション力や笑顔の絶えないお人柄もシステム会社で評価を頂けるのではないかと思いました。

AさんもIT業界に興味があったようで、ぜひみてみたいということで、転職活動をスタートしました。

書類選考ではご年齢もあって通過率はやや少なかったですが、数多く応募をいただき、その中から4社ほど1次面接に入りました。その中での1社から、Aさんのコミュニケーション力や明るいお人柄、未経験あらでも挑戦したいという覚悟感を評価いただき、現職よりも20万円upでご内定をいただきました。

Aさんとしては正直もう少し年収を上げたいというお気持ちもあったようですが、今後資格取得や経験を積むことで年収が上がることも確認をされ、無事に入社を決められました。

保育士からエンジニアに

育児をするイメージ
26歳のBさんは保育士をしていましたが、腰痛を経験したことから体力的にも長く続けるのは難しいのではないかと思い、不安なお気持ちでご相談に来られました。お話しをお伺いすると、家に持ち帰って作業する仕事も多いようで、精神的にも疲れているご様子でした。

挑戦できそう、残業が少なそうというイメージから事務職を希望されていましたが、ご年収の上がり幅や求人倍率の高さ(求人に対して希望者が多い)、また雇用形態(契約社員の求人が多い)などをお伝えすると、長くはたらける仕事がいいという結論になりました。

お話しをお伺いしていくと人と話すことは好きであったり、何かを伝えることや表現することは苦手ではないようなタイプであることがわかりました。Bさんにも、成長業界であるIT関連の仕事を提案しました。文系出身だったためエンジニアでモノづくりはピンとこない、自分ではない理系の人が向く仕事ではないかとのことで最初は敬遠されていましたが、IT業界といってもプログラミングだけではなく、調整業務やコミュニケーションを生かしてシステムの使い方をお伝えするインストラクターなどの仕事もあることをお伝えし、転職活動がスタートしました。

転職活動では導入エンジニアやインストラクター、ヘルプデスクなどの職種を中心に活動をされ、結果的に顧客提案の業務が多いエンジニアのポジションでご内定となりました。Bさんもプログラミングだけの仕事は不安と感じていたようで、人とコミュニケーションを取りながら仕事ができること、営業のようにノルマがないことなどに安心をされ、ご入社を決められました。

いかがでしたでしょうか。
女性にとってエンジニアは難しそう、というイメージもあるかもしれませんが、思っているよりもなじみやすい職種であると思います。ぜひ挑戦をしていただけるとよいかと思います。

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