大学に通いながらプログラミングを学んでいると、身につけたスキルをアルバイト以外の形でも活かせないだろうか、と考えることがあります。
私も今、Pythonを使ったWebスクレイピングを勉強しながら、実際にどんな仕事があるのか、どの程度のスキルがあれば案件を受けられるのかを調べています。まだ実務経験はありませんが、学生のうちからプログラミングを仕事につなげるには何が必要なのかを、自分なりに整理しながらこの記事を書いています。
結論からいうと、大学生でもフリーランスとして仕事を受けること自体は可能です。ただし、プログラミングを勉強したからといって、すぐに高単価の案件を獲得できるわけではありません。
最初から大きく稼ぐことを目指すよりも、今の自分にできることを一つずつ増やし、成果物を作り、小さな仕事を1件ずつ経験していく。その積み重ねが、将来的により幅広い仕事へ挑戦するための土台になります。
この記事では、大学生が未経験からフリーランスを目指すために必要な準備、案件の探し方、そして最初の仕事で意識したいことを紹介します。
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目次
- 1 大学生でもフリーランスエンジニアになれる?
- 2 大学生がフリーランスとして仕事を受けるまでの流れ
- 3 大学生がフリーランスを目指すなら、まず「何ができるか」を決めよう
- 4 未経験の大学生が案件を受けるまでに準備したいこと
- 5 大学生が案件を獲得する方法
- 6 最初の案件は「稼ぐ」より「実績を作る」を重視しよう
- 7 Pythonを学んでいる大学生なら、どんな案件から始めやすい?
- 8 大学生活とフリーランスを両立するためのポイント
- 9 大学生がフリーランスを始めるときの注意点
- 10 フリーランスだけが大学生の正解ではない
- 11 まとめ|大学生がフリーランスエンジニアとして、小さな一歩から始めよう
- 12 よくある質問
- 13 大学生におすすめなプログラミングスクール
- 14 フリーランスWebエンジニアにおすすめな求人・案件サイト
大学生でもフリーランスエンジニアになれる?

大学生でも、クラウドソーシングなどを通じて仕事を受けることはできます。実際に案件を探してみると、学生でも応募できる仕事は意外とあります。
ただし、学生だからという理由だけで仕事を任せてもらえるわけではありません。クライアント側が見ているのは、どんなスキルがあるか、納期までにきちんと対応できるかという点です。学生かどうかは、正直そこまで関係ないのだと思います。
未経験の段階では、実務経験や過去の実績を条件にしている案件もあります。プログラミングを勉強したばかりの状態から、いきなり高単価の案件を獲得するのは、やはり簡単ではないでしょう。
だとすれば、意識したいのは「大学生のうちにいくら稼げるか」ではなく、「学生のうちにどんな仕事を経験できるか」という視点です。この記事でも、そちらを軸に考えていきます。
大学生がフリーランスとして仕事を受けるまでの流れ

大学生がフリーランスとして仕事を受けるまでには、いくつかの段階があります。いきなり案件に応募するのではなく、まずは自分ができることを整理し、相手に伝えられる状態にしておくことが大切です。
大まかな流れは、次のようになります。
↓
2.自分の得意分野・できることを整理する
↓
3.成果物を作る
↓
4.ポートフォリオなどでスキルを見せられる状態にする
↓
5.自分に対応できそうな案件を探して応募する
↓
6.1件受注して納品する
↓
7.実績として残し、次の案件につなげる
最初からすべてを完璧にする必要はありません。例えばPythonを勉強しているなら、まずは自分でプログラムを作ってみて、そのスキルがどんな仕事に使えそうかを調べてみる。そんな進め方で十分だと思います。
私も今、Pythonを使ったWebスクレイピングを学びながら、データを収集して整理する、Excelに出力するといった作業が、実際の案件でどう使われているのかを調べているところです。
ポイントは、学習と案件探しを完全に分けて考えないことです。勉強しながら案件を眺めてみると、実際の仕事でどんなスキルが求められているのかが見えてきます。「もう少し知識が必要そうだ」と気づくこともあれば、今の自分でも対応できそうな仕事が意外と見つかることもあります。
ここからは、この流れに沿って、大学生が未経験からフリーランスを目指すために必要な準備、案件の探し方、最初の仕事を選ぶときのポイントを見ていきます。
大学生がフリーランスを目指すなら、まず「何ができるか」を決めよう

エンジニアと一口にいっても、仕事の種類はかなり幅広いです。Web制作、アプリ開発、データ分析、業務の自動化など、案件によって求められるスキルはまったく違います。最初から何でもできる必要はないので、まずは今学んでいることを軸に、自分がどんな仕事なら対応できそうかを考えてみましょう。
例えば同じPythonが使える人でも、Webアプリを開発できる人と、データを収集・加工できる人とでは、応募できる案件がまったく異なります。単に「Pythonが使えます」ではなく、そのスキルで何ができるのかまで整理しておくと、案件を探すときの判断がしやすくなります。私自身が今学んでいるスキルで何が作れるのかは、この後のPython案件の例と合わせて詳しく紹介します。
まだ実務経験がない段階なら、専門分野を完全に決める必要もありません。案件を眺めているうちに興味のある仕事が見つかったり、「このスキルがあれば応募できそうだ」と気づいたりすることもあるでしょう。今できることを整理し、その範囲で挑戦できそうな仕事を探す。足りないスキルが見つかったら、そこを学んで対応できる仕事を少しずつ増やしていく。得意分野は、そうやって後からついてくるものだと思います。
未経験の大学生が案件を受けるまでに準備したいこと

未経験の状態から案件を受けるなら、プログラミングを勉強するだけでなく、「自分は何ができるのか」を相手に伝えられる状態まで準備しておきたいところです。
特に意識したいのが、基礎スキルを身につけること、成果物をポートフォリオとして見せられるようにすること、そして仕事を最後まで進められるかを確認することです。
基礎スキルを身につける
まずは、案件で使うプログラミング言語やライブラリの基礎を身につけましょう。言語そのものの文法だけでなく、GitやGitHubの使い方、基本的なWebの知識、Excelなどの周辺スキルも合わせて身につけておくと、対応できる仕事の幅が広がります。
大切なのは、教材を進めるだけで終わらせないことです。「この知識は実際の仕事でどう使うのか」と考えながら学ぶと、自分にできる仕事をイメージしやすくなります。私が学んでいるPython関連のスキルをどう仕事に結びつけて考えているかは、この後の項目で具体的に紹介します。
ポートフォリオを作る
「プログラミングを勉強しました」と伝えるだけでは、スキルを相手に判断してもらうのは難しいものです。そこで役立つのがポートフォリオです。
単に成果物を並べるのではなく、何を作ったのか、どんな技術を使ったのか、何ができるのかまで説明できる状態にしておきましょう。実際の案件を経験していなくても、自分で作った成果物を通して「ここまでならできます」と伝えられることは、未経験者にとって大きな意味があります。
GitHubでコードを公開する場合も、ただ置くだけでなく、何を目的に作ったのか、どう動くのかを添えておくと伝わりやすくなります。私が今作っている成果物の中身は、後ほどPythonの案件例と合わせて紹介します。
大学生のポートフォリオの作り方については、こちらの記事も参考にしてください。
仕事として受けられるレベルか確認する
技術的なことができるだけでは、仕事を最後までやり遂げられるとは限りません。
分からないことを自分で調べられるか、納期を守れるか、仕様が分からないときに質問できるか、決められた方法で納品できるか。こうした部分も、案件を受けるうえでは技術力と同じくらい大切になります。
大学の授業や独学と違い、仕事では期限までに相手が求めるものを完成させなければなりません。「技術的には何とかできそう」というだけで判断せず、「今の自分は、この仕事を最後まで責任を持って対応できるか」と一度考えてみましょう。それが、最初の実績を作るうえでも欠かせない準備になります。
大学生が案件を獲得する方法

大学生がフリーランスとして仕事を探す方法はいくつかあります。未経験の段階ではクラウドソーシングが分かりやすい入口ですが、それだけに限る必要はありません。大学や知人とのつながりを活用する方法もあれば、長期インターンで実務経験を積むという選択肢もあります。実務経験が増えてきたら、フリーランスエージェントや案件紹介サービスも視野に入ってくるでしょう。
自分の経験やスキルに合わせて、無理なく始められる方法を選んでみてください。
クラウドソーシング
未経験の大学生が最初に案件を探すなら、クラウドソーシングは候補のひとつです。さまざまな案件が掲載されているため、今のスキルで対応できそうな仕事を探しやすく、実績がなくても応募できる案件が含まれています。
ただし、案件によって競争の激しさや報酬、求められるスキルは大きく異なります。実績を作りたいからといって、対応できない仕事に無理に応募する必要はありません。応募する前に、仕事内容、納期、報酬、必要なスキル、納品方法といった条件を一通り確認しておきましょう。
代表的なクラウドソーシングサービスでは、クラウドワークスやランサーズが有名です。スキルシェアサービスではココナラもあります。
こうしたサービスは、実際にどんな案件が掲載されているのかを調べるだけでも参考になります。Pythonでどんな仕事があるのか、どの程度のスキルが求められているのか。応募するかどうかは別として、案件を眺めてみるだけでも見えてくるものがあります。
知人・大学・コミュニティ経由
案件を探す方法は、インターネット上のサービスだけではありません。友人や先輩、大学、研究室、SNSや技術コミュニティなど、普段のつながりから仕事の相談につながることもあります。
大学生の場合、同じ大学に通う学生や先輩、研究活動を通じて知り合った人から、データ整理や簡単なプログラム作成を頼まれるケースも考えられます。こうしたつながりがなければ案件を獲得できない、という話ではありません。案件を探す場所はクラウドソーシングだけではない、というくらいに捉えておけば十分です。
普段から自分が何を勉強しているかを周囲に伝えておくと、思わぬところから仕事の相談につながることもあります。
長期インターンで実務経験を積む
まだフリーランス案件を受けられるほどの実績がない、という場合は、長期インターンで実務経験を積む方法もあります。
長期インターンでは、実際の開発現場でコードを書くだけでなく、Gitを使った開発、コードレビュー、チームでのコミュニケーションなど、独学では経験しにくい仕事の進め方を学べる場合があります。
フリーランス案件の獲得だけを考えると遠回りに感じるかもしれません。ただ、実務経験を積むことで自分に何ができるのかがはっきりしてきますし、その後にフリーランス案件へ挑戦するときの土台にもなります。学生のうちに独立しなければと焦る必要はなく、まず実務経験を積む選択肢として検討してみる価値はあると思います。
フリーランスエージェント・案件紹介サービス
フリーランスエージェントや案件紹介サービスを利用して仕事を探す方法もあります。
ただし、未経験の大学生が最初の案件を探す場合、クラウドソーシングと比べて利用できる案件が限られる可能性があります。エージェントが扱う案件には、実務経験や特定のスキル、一定の稼働時間を条件としているものもあるためです。
登録すれば案件を紹介してもらえる、と考えるよりは、どのようなスキルや経験が求められているのかを知るために案件を眺めてみる。実務経験がまだない段階では、そのくらいの距離感で利用するのがちょうどいいと思います。
例えば「Workship(ワークシップ)」は、週1日や土日、リモートなどさまざまな働き方の案件を探せるサービスです。大学生が利用できるかどうか、年齢や実務経験、稼働条件などはサービスや案件によって異なるため、利用する際は最新の条件を確認してください。
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最初の案件は「稼ぐ」より「実績を作る」を重視しよう

未経験のうちは、どうしても単価の高い案件が気になるものです。ただ、最初から高単価の案件を狙う必要はありません。
今の自分のスキルで無理なく対応でき、最後まで納品できる案件を選ぶこと。それが何より大切です。1件目をきちんと納品できれば、それが実績になり、2件目を探すときのアピール材料になります。
例えば「Pythonが使えます」と書くだけでは、どの程度のことができるのか相手には伝わりません。それが「Webサイトからデータを取得し、整理して、Excelで扱える形にまとめた実績があります」となれば、具体的に何ができるのかが伝わりやすくなります。こうした具体例の作り方は、この後のPythonの項目で詳しく紹介します。
とはいえ、実績を作るためならどんなに安い案件でも受ければいい、という話でもありません。報酬が低いうえに作業量ばかり多く、学べることがほとんどない案件を無理に受ける必要はないでしょう。今の自分なら対応できるか、納期までに完成させられるか、仕事を通して経験や実績を残せるか。この3つを意識して、最初の案件を選んでみてください。
最初の目標は、大きく稼ぐことではありません。仕事として1件を最後までやり切ること。その1件が、次の案件へ進むための土台になります。
Pythonを学んでいる大学生なら、どんな案件から始めやすい?

Pythonを学んでいる大学生なら、まずは身につけているスキルと近い仕事から探してみると、案件の内容をイメージしやすくなります。
Webスクレイピングを学んでいる場合、Web上のデータを収集したり、集めたデータを整理・加工したりする仕事があります。ほかにも、CSVファイルの処理やExcelへのデータ出力、定型作業の自動化など、Pythonが使えることで対応できる仕事は意外と幅があります。
私の場合、PythonにBeautifulSoupとPandas、Excelを組み合わせて、Web上からデータを取得する、Pandasで整理・加工する、Excelで扱える形にまとめる、という一連の流れを試しています。この作業をひとつの成果物として仕上げ、何を目的に作ったのか、どう動くのかを添えてポートフォリオにまとめておけば、案件を探すときに「この仕事なら今の自分のスキルに近い」と判断しやすくなりますし、相手にも何ができるのかが伝わりやすくなります。
ただ、こうした仕事が必ず初心者でも受注できるわけではありません。同じスクレイピング案件でも、必要な技術や作業量は案件によって大きく異なります。サイトの構造を理解したうえで複雑な処理が必要な場合や、取得したデータを継続的に管理する必要がある場合など、学習段階では対応が難しい仕事もあります。
スクレイピングは、技術的にデータを取得できるかどうかだけで判断してはいけません。対象サイトの利用規約やデータの利用条件、著作権、個人情報の扱いは案件ごとに確認が必要ですし、サイトによってはAPIが用意されている場合もあるので、スクレイピング以外の方法のほうが適切ではないかを考える視点も必要です。コードを書けるから受けるのではなく、その方法で仕事として適切に対応できるかまで確認する。Webスクレイピングを仕事につなげるうえでは、ここが特に大事なところだと感じています。
まずは自分が学んでいる技術で小さな成果物を作り、どんな案件なら対応できそうかを調べてみる。案件を見ながら足りない知識を学び、対応できる仕事の範囲を少しずつ広げていくことが、未経験から実績を作るための一歩になります。
大学生活とフリーランスを両立するためのポイント

大学生がフリーランスとして仕事を受けるなら、スキルだけでなく学業とのバランスも考えておく必要があります。時間があるからと安易に案件を受けると、後から予定が重なって苦しくなることもあります。
学業を優先する
テスト期間やレポート提出、研究、卒論など、大学生には学業のスケジュールがあります。案件を受ける前に今後の予定を確認し、納期までに十分な作業時間を確保できるかを考えておきましょう。特に試験やレポートが集中する時期は、普段より作業時間が取りにくくなります。案件を探す段階から大学の予定と照らし合わせておくと、無理なスケジュールで仕事を抱えずに済みます。
納期から逆算して作業時間を確保する
空いている時間に作業すれば終わる、と考えるのではなく、納期から逆算して必要な時間を見積もることが大切です。プログラムを書く時間だけでなく、仕様の確認や調べもの、動作確認にかかる時間も見込んでおく必要があります。想定外のエラーや修正が発生する可能性も踏まえ、余裕を持って予定を組んでおきたいところです。大学の予定と案件の納期を並べて確認し、この期間なら確実に作業できると判断できる案件を選ぶことが、学業との両立につながります。
最初から案件を受けすぎない
案件を受けられるようになると、複数の仕事に応募したくなるかもしれません。ただ、未経験のうちは実際の作業時間を正確に見積もるのが難しいものです。思っていたより調査に時間がかかったり、修正が必要になったりすることもあります。
最初は対応する量を少なめにして、1件の仕事を最後まで経験してみるほうが安心です。自分がどれくらいの時間で作業できるか分かってきたら、その経験を次の案件選びに活かしていきましょう。
連絡・報告をきちんとする
フリーランスとして仕事を受ける以上、プログラミングの技術だけでなく、クライアントとのやり取りも仕事の一部です。返信、進捗報告、分からないことの質問、納期の確認、修正への対応。こうした基本的なコミュニケーションを丁寧に行うことが求められます。
実務経験が浅いうちは、技術力だけで経験豊富な人と競うのは簡単ではありません。だからこそ、連絡をきちんとする、約束した期限を守る、分からないことをそのままにしない、といった部分で信頼を積み重ねることができます。仕事を1件終えるたびに、どのくらい時間がかかったか、どこで時間を使ったかを振り返っておくと、次の見積もりにも役立ちます。
大学生がフリーランスを始めるときの注意点

大学生でもフリーランスとして仕事を受けられますが、学生だからこそ確認しておきたいこともあります。
クライアントから預かった情報の管理は、仕事の一部です。個人情報や非公開のデータを扱う案件では、どう管理するのかを確認し、許可なく第三者へ共有しないようにしましょう。分からない点があれば、仕事を始めてからではなく、契約や受注の前に確認しておくことが大切です。
怪しい案件には注意する
未経験から実績を作りたいと思っていると、とにかく仕事を受けたいという気持ちになりがちです。
ただ、無償作業を長時間求められる案件や、仕事内容と報酬が明らかに釣り合っていない案件、プラットフォームの規約に反して外部サービスへの登録や連絡を求められる案件には注意が必要です。実績になるからと何でも引き受けるのではなく、内容や条件に納得できる案件を選んでください。
収入や経費は記録しておく
フリーランスとして報酬を受け取るようになったら、いくら収入があったのか、仕事のためにどんな支出があったのかを記録しておく習慣をつけましょう。
確定申告が必要になるかどうかは、収入だけでなく所得やほかの収入、控除などによって変わります。大学生の場合、アルバイトの給与があるか、親の扶養に入っているかも関係してくるため、学生だから申告は不要だと決めつけないことが大切です。
確定申告の基本的な仕組みについては、当サイトの「フリーランス・副業エンジニア向け!確定申告のやり方を初めての方向けに基礎知識から徹底解説」でも紹介しています。ただし税金や扶養に関する制度は変更されることがあるので、自分の場合にどう判断すべきかは国税庁の公式サイトなど最新の公的情報を確認してください。
収入がまだ少額でも、仕事を受けた時点から記録する習慣をつけておくと、後から慌てずに済みます。
フリーランスだけが大学生の正解ではない

ここまでフリーランスとして案件を獲得する方法を紹介してきましたが、大学生のうちにフリーランスになることだけが正解ではありません。
長期インターンで開発現場を経験する方法もありますし、アルバイトをしながらプログラミングを学ぶ道もあります。企業でのインターンを通じてチーム開発を経験したり、卒業後にIT企業へ就職して実務経験を積んでからフリーランスを目指したりする道もあるでしょう。
どの方法が一番いいかではなく、今の自分が何を経験したいかで考えてみるといいと思います。自分のスキルを使って誰かの仕事を手伝ってみたいなら、フリーランスとして小さな案件に挑戦する方法があります。チームでの開発やコードレビューを経験したいなら、長期インターンのほうが向いているかもしれません。まだ何が向いているか分からないなら、プログラミングを学びながらさまざまな仕事を調べてみるところから始めても構わないはずです。
私自身、Webスクレイピングは学んでいますが、実際の開発現場でのチーム開発やレビューはまだ経験がありません。案件を探しながら、この先どこかで長期インターンのような形で試してみるのもいいかもしれない、と考えているところです。
大学生のうちは、時間を使ってさまざまな経験を試せる時期でもあります。フリーランス、インターン、就職。その先の選択肢を広げるためにも、まずは自分にできる小さな一歩から始めてみましょう。
まとめ|大学生がフリーランスエンジニアとして、小さな一歩から始めよう

大学生がフリーランスを目指すなら、まずは自分ができることを整理し、成果物を作る。ポートフォリオでスキルを見せられる状態にしたら、今の自分でも対応できそうな案件を探す。ここまで紹介してきたのは、そのための流れでした。
最初の目標は大きく稼ぐことではありません。自分のスキルで対応できる仕事を1件受け、最後まで納品すること。それができれば、どれくらい時間がかかったか、どこで苦労したか、どんなスキルが必要だったかも分かってきます。それを次の案件選びや学習に活かせば、対応できる仕事の範囲は少しずつ広がっていきます。
「学生だから実績がない」状態から、「学生のうちにこの仕事を経験した」と言える状態へ。その積み重ねは、フリーランスを続ける場合だけでなく、将来の就職やその先のキャリアでも活きてきます。
まずは小さな成果物を一つ作るところからで構いません。そこから自分にできる仕事を探し、無理のない範囲で一歩ずつ経験を積んでいきましょう。
よくある質問
大学生でもフリーランスエンジニアになれますか?
クラウドソーシングなどを通じて仕事を受けること自体は可能です。ただし、学生という属性そのものが評価されるわけではなく、スキルや納期対応力が見られる点は理解しておきましょう。
実務経験がない大学生でもフリーランス案件を受けられますか?
案件によっては、実務経験がなくても応募できます。ただし実務経験や過去の実績を条件にしている案件もあるため、最初から選べる仕事が多いとは限りません。ポートフォリオや成果物で「何ができるのか」を具体的に伝えられるようにしておくと、応募できる案件の幅が広がります。
大学生が最初の案件を選ぶときは何を重視すればいいですか?
報酬だけでなく、仕事内容、必要なスキル、納期、作業量を確認し、今の自分が最後まで対応できるかを考えることが大切です。最初は高単価の案件を狙うより、無理なく納品でき、経験や実績を残せる案件を選ぶことをおすすめします。
大学生はフリーランスと学業を両立できますか?
案件の量や納期を適切に調整すれば、両立を目指すことはできます。テスト期間やレポート、研究、卒論などの予定をあらかじめ確認し、無理なく作業時間を確保できる案件を選びましょう。特に最初のうちは、実際にどのくらいの時間で仕事を終えられるか分かりにくいため、案件を受けすぎないことも大切です。
Pythonを学んでいる大学生はどんな案件を探せばいいですか?
Web上のデータ収集やデータ整理、CSV処理、Pandasを使ったデータ加工、Excelへのデータ出力、簡単な業務自動化など、学んでいるスキルに近い案件から探してみるとよいでしょう。ただし同じPythonやスクレイピングの案件でも必要なスキルは異なるため、仕事内容を確認して今の自分で対応できるかを判断することが重要です。
もう一度「大学生がフリーランスエンジニアとして稼ぐには?未経験からの始め方」を読む ↑
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