世間でコロナウィルスが騒がれており、在宅ワークが一般的な働き方になりつつある世の中ですが、近頃、在宅でできるWebプログラミングの副業を考えている人も増えてきました。
「HTMLやCSSとJavaScriptだったら少しはできるんだけどな…」「コーディングの副業案件は単価が安いから何か他に身につけたら良いスキルはないかな…」と考え、Web系の副業関連でネットサーフィンをしていると「React」という言葉を目にした方も多いと思います。
そこでこの記事ではそんな「React」を全く知らない人向けに、「React」とは何か?どんなことができるのか?などをフロントエンド初心者にも分かりやすく紹介していきます!
筆者も大学生時代、はじめはHTMLやCSSといったコーディングの副業から初め、JavaScriptを使った動的サイトの制作、そしてReactを使った案件を行なってきました!
今回はその経験も含めお話しています!副業を考える社会人の方だけでなく、これからReactを勉強しようと考えている学生の方にも為になる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
今更聞けないReactって何?
ではまずReactとは何なのか?
簡潔にいうと、SNSのFacebookで有名なFacebook社が開発したJavaScriptライブラリの一つです。ライブラリという言葉が聞き慣れない人に向けて言うのであれば、JavaScirptライブラリとは「JavaScriptを簡単に使いやすくしたもの」という認識を持っていただければ大丈夫です。
ですので、言ってしまえばJavaScriptのプログラムをベタ打ちしてもReactを使っても同じWebサイトやWebアプリを作れてしまうんです。
ですがエンジニアリングは効率が命とも言えます。簡単に作れるものがあればそれを使うに越したことはありません(笑)。
では実際にReactで何ができるのか?なぜ今人気が出てきているのかを詳しくみていきましょう!
Reactで何ができるの?
Reactを使えば一般的なWebサイトや、ECサイトのようなWebアプリ(閲覧するだけでなく、利用する側がサイト上で何らかのアクションができるWebサイト)まで、Webブラウザ上で動くものであれば大概のものを開発することができます。
またReact nativeというライブラリを使えば、スマホのアプリも。React VRを使えば3DやVRの開発もできてしまいます!!
それだけ万能なライブラリなのです!!では実際どこで利用されているのか?
代表例をいくつか紹介すると、まず中古・新品通販サイトの「メルカリ」のWebサイトはReactでできています。他にも若者に人気のSNS、「Instagram」のアプリやコロナ禍でシェアが伸びている「Skype」のアプリはReact nativeを使って開発されています。
このように身の回りの有名なアプリは実はReactでできているんです!
Reactはなぜ人気なのか?
ではなぜ近頃Reactが人気になりつつあるのかを、Reactのメリットを交えて紹介していきます。
圧倒的に高速!
これはReactの一番の利点ともいえるでしょう。従来の開発方法や他ライブラリやフレームワークよりも圧倒的に高速で動作する魅力があります。
小規模の開発ではあまりその魅力が伝わらないかもしれませんが、大規模なプロジェクトの開発だと、この利点が活きてきます。
大規模な開発だと、それだけ多くのファイルやデータのやり取りが行われますから、必然と動作速度も低下しやすくなります。Webサイトやアプリもユーザーにとって使いやすくないと売上の拡大が図れない為、このReactの動作速度が速いという利点がかなり重要視されてきています。
メンテナンス性の向上
Reactはコンポーネント単位での開発がベースになります。コンポーネントとはWebサイトやアプリを構成する「パーツ」のことです。
分かりやすいパーツでいえば、「ヘッダー」と呼ばれるWebサイトの上部に常に表示されているメニューがそれにあたります。
このコンポーネントベースでの開発はメンテナンス性を大幅に向上させることができます。仮にアプリのどこかのパーツで不具合が起きた場合、該当するコンポーネントのファイルを修正するだけでメンテナンス等を行える為、非常に開発生産性も上がります。
実際のフロントエンドの開発においても、Reactに限らずこの「コンポーネントベース」の開発が主流になってきていますので、Reactはこの時代の流れに沿うライブラリとも言えるでしょう。
このような大きな利点がある為、Reactのシェアは拡大してきています!
Reactを勉強するには?
独学で勉強するには何が必要?
独学でReactを勉強しようと考えている人もいるかと思います。
では独学で勉強を効率よく進める為にどんな知識が必要になってくるかをお話していきます。
まずHTMLの基礎知識が必要になります。と言ってもはじめはそこまで深い知識が必要になるわけではなく、どのようなタグが存在してそれぞれどんな役割をするタグなのかの最低限の理解があれば、Reactの参考書を読んでも内容が頭に入ってきやすいと思います。
加えて基本的なJavaScript構文やES2015(ES6)の書き方の理解が最低限必要になります。この記事の冒頭に「ReactはJavaScriptを簡単にしたもの」と言いましたが、簡単にしたと言っても結局はJavaScriptで作ることには違いありません。
ですから、JavaScriptの基本構文の理解が必須となります。
またReactはES2015(ES6)というJavaScriptの新しい書き方が使われていますので、こういった構文の理解もあると尚良いでしょう。
もし勉強に余裕のある方は、クラスなどのオブジェクト指向プログラミングの基礎知識もあると、よりReactの勉強が捗ると思います!
スクールでの学習もおすすめ
「独学でやりたいけど勉強の仕方がわからない!」「一人じゃ何かあったとき不安!」という人は、プログラミングスクールでの学習もおすすめです。
プログラミングスクールでの学習であれば、わからない箇所は講師に気軽に質問できますから、勉強が詰まることもありません!
Reactの学習コースがあるプログラミングスクール
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CodeShip(コードシップ)
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オンライン完結型プログラミングスクール!
SkillHacks(スキルハックス)
「Front Hacks」でReactを使ったWebアプリの開発(フロントエンド)を学べる。
Reactで活躍できる仕事とは?
ではReactを勉強し終えたところで、本当に副業で活かせるのか?未経験でも転職は可能なのかなどをここではお話していきます!
副業でもReactは活かせる
結論から言うと十分に活かせます!
先ほどお話したように、動作速度やメンテナンス性などの利点から、Reactを使ったWebアプリの開発案件が増えてきています。
そして副業を考えている方に朗報として、Reactを使った開発案件の単価はHTMLやCSSだけのWebサイトコーディングの案件よりも圧倒的に高いんです!!
具体的には、規模にもよりますがWebコーディングは1件 ¥10,000 ~ ¥50,000程度なのに対し、Reactを使った案件は大体 ¥200,000 ~ ¥700,000と飛躍的に単価が上がります!
ですのでReactのスキルは副業で大いに活かせますよ!!
実務経験無しでも転職出来る?
これも結論から言うとできます。
エンジニアの分類の中ではWebプログラミングができる人材は多くいますが、職業単位でみるとエンジニアはまだまだ数が足りていない現状にあります。
実務経験があるに越したことはありませんが、未経験でもエンジニアを募集している企業はたくさんあります。
どの会社で募集しているのか?どうやって会社選びをしようか迷っている人は転職エージェントを頼るのも良いでしょう!
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Reactの今後は?
ReactはFacebook社が開発しています。また開発元も日々Reactのアップデートを行なっており、非常に進歩の盛んなライブラリとなっています。
その為今後もさらにシェアを拡大していくと考えられます。
将来を見据えて今から勉強しておくのも良いと思いますね!
まとめ
いかがでしたか?
Reactは非常に需要のあるJavaScriptライブラリで、まだまだ伸びることが期待されています。
「副業で本格的に稼いでいきたい!」「転職で役立てたい!」と考えている方は一度勉強してみてはいかがでしょうか!
もう一度「Reactで副業!【React入門編】できることや学習方法など」を読む ↑
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