はじめまして。Webエンジニアのdaigoroと申します。
私は情報系の4年制大学を卒業後、岡山県のICT企業に就職し、岡山で新卒Webシステムエンジニアとして働いていました。
営業部としても所属していたことがあり、他のICT企業と関わることも多かったです。
今回は地方で働いていた私の経験と、友人達の体験談をもとに、地方でWebエンジニアとして働く、メリット・デメリットについて解説していきます。
目次
地方で働いてみて感じたメリット
感染症の影響を受けにくい
コロナウイルスの影響で、人込みに恐怖感を覚える人も多いのではないでしょうか。
地方では、コロナウイルスの影響は非常に小さいです。東京では人口927.3万に対し、総感染者は48,039人ですが、岡山県は人口190万人に対し、総感染者数は826人と、その差は10分の1以下です。(2020年12月16日時点)
対策をしっかりしていれば、都心部に比べて安心感があります。
リモートワーク時には最高の環境に
地方では広い部屋を安い家賃で借りれる物件が多いです。
私の周りでは、楽器部屋や書斎など、趣味専用の部屋を作っている人ばかりでした。
自宅からリモートワークできる企業に勤めていた場合、仕事が終われば、即自分の趣味の世界に飛び込めるのは、大きな魅力かもしれません。
最新技術以外も重宝されている。
ICT業界は技術の移り変わりが速いことで有名です。
しかし、私が働いていた企業のほとんどのチームでは、最新のツールや言語を使っているわけではありませんでした。(積極的な学習は推奨されていましたが。)
地方では、圧倒的にJavaの利用率が高く、ExcelVBAやPHPなどもまだまだ現役です。
プログラミングは好きだけど、ハイスピードで学習するのに疲れてしまった人は地方でゆったりと業務することも選択肢の一つです。
地方で働いてみて感じたデメリット
モダンなスキルが使える現場が少ない
モダンな技術を使える場が、まだまだ少なく、最新のコミュニケーションツールやバージョン管理ツール(GitやSlackなどのツール)を導入している企業もまだまだ少ない印象です。
私はバージョン管理ツールはSVN(Subversion)を使っていました。
新しい言語や、開発を効率化させるツールなどを積極的に使いたい人にとっては、活躍できる環境が少ないのが現状です。
向上心の高い人にとっては、都心部の企業のほうが向いていると思います。
受託開発企業とSES企業で大半を占めている
自社商品の開発をしている企業は非常に少ないです。
受託開発企業とSES企業で大半を占めているイメージです。
受託開発やSES企業で働いた場合、発注元企業の案件や駐在先の職場によって、開発・職場環境が大きく左右されます。特定の技術を習得したいという希望があれば、自社開発をメインにしている企業に就職することがおすすめです。
また、世間の風潮として、外部に開発を委託している企業も減りつつあります。オフショア開発なども流行っていることから、派遣事業には将来的な不安があります。そのため、派遣をメインにしている企業はおすすめできないです。
柔軟な働き方ができない
都心部では、柔軟な働き方ができるWeb系企業が多くなってきましたが、地方ではまだまだ働き方の自由度は低いです。服装自由な企業はそれなりにありますが、働く時間はきっちり決まっている企業が多いです。
結局どちらがよいのか?
特別な理由が無く、年齢が若いのであれば、都心部がおすすめです。
もし都心部での働き方が合わなかった場合に地方に転職するのは簡単です。逆に、地方で長年働いた後に都心部で働くとハードルがあがります。
ただし、現在はコロナ禍ということもあり、今現在転職をしたいという方は、企業がコロナ対策を行っている企業であるかを調査し、慎重に転職を判断しましょう。
スキルを磨くことでリスクを減らす
システムエンジニアという職業柄、日々の勉強は必須です。
現在は安く高品質なオンライン学習サイトも豊富になってきたため、どこにいても質の高い学習が可能になりました。
スキルを高めておくことで、働く環境の選択肢が増えてきます。日々積極的に勉強しておくことをおすすめします。
さいごに
いかがでしたでしょうか?地方と都心部のどちらにもメリットとデメリットが存在します。この記事が、どちらで就職しようか迷っておられる方の参考になればと思います。
以上、地方Webエンジニアとして働いてみて感じた、メリットとデメリットでした。
もう一度「地方Webエンジニアとして働いてみて感じた、メリットとデメリット【体験談】」を読む ↑
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