
こんにちは。
以前は「エンジニア=理系職種」というイメージが強かったですが、今では文系出身からエンジニアを目指す学生も珍しくありません。
そんな中、エンジニアを目指す学生向けのインターンシップも増えています。
ただ、
参加した方が就活で有利になるの?
プログラミング未経験でも参加できる?
など、気になることも多いですよね。
筆者も学生時代に複数のIT企業のエンジニアインターンに参加しました。
就活では、その経験もあって外資系コンサルティングファームや大手通信会社などから内定をいただくことができました。
もちろん、インターンに参加したからといって就活が必ずうまくいくわけではありません。
ただ、実際にエンジニアの仕事を経験してみることで、「自分はこういう仕事がしたい」「この会社で働いてみたい」と考えるきっかけになったのは間違いありません。
今回は、そんな筆者自身の経験をもとに、エンジニアインターンにはどんな種類があるのか、長期インターンがおすすめなのはどんな人なのか、未経験でも参加できるのかについて紹介していきます!
エンジニアを目指している学生さんは、ぜひ参考にしてみてください。
本記事でわかること
・どのようなインターンに参加するとよいのか
・未経験でも参加できるのか、参加するために何をすればいいのか
・エンジニアインターンのメリット・デメリット
・インターン経験を就活でどう活かすか
いち早くエンジニア就活を有利に進めたい方へ
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目次
エンジニアインターンって何をするの?

エンジニアインターンと聞いても、実際にどんなことをするのかイメージしにくい人も多いと思います。
企業によって内容はかなり違いますが、筆者は大きく分けて3つのタイプがあると思います。
長期就業型インターンシップ
1ヶ月〜3ヶ月程度の長期にわたって、実際のエンジニア業務に取り組むタイプのインターンシップです。
大手企業やメガベンチャーなどが実施しているケースもあり、企業の開発部署などに配属され、社員と一緒に開発を行うようなプログラムもあります。
もちろん、すべての長期インターンが同じ内容というわけではありません。研修や課題が中心のものもあれば、実際のプロダクト開発に関わるものもあります。
だからこそ、長期インターンを選ぶときは「長期だから良い」と考えるのではなく、実際にどんな仕事を任せてもらえるのかを確認することが大切です。
また、長期のエンジニアインターンでは、ある程度のプログラミングスキルを求められることがあります。
未経験でも応募できる企業はありますが、実際の開発に近いインターンほど、選考時点でプログラミング経験や特定の言語の知識を見られるケースがあります。
プログラミング未経験から長期インターンに挑戦したい場合は、比較的応募しやすい企業も含めて探してみるといいでしょう。
ハッカソン型インターンシップ
お次はハッカソン型インターンシップです。
「ハッカソン」という言葉に聞き慣れない人もいるかもしれませんが、簡単に言えば、短期間でプログラミングに集中して作品やサービスを作り、他のメンバーと競い合うタイプのインターンシップです。
単純にプログラミングの知識があるだけではなく、「どんなものを作るか」というアイデアや、チームで開発を進める力も求められます。
そのため、ハッカソンではエンジニアとしての総合力を試すことができます。
筆者も何社か参加しましたが、みんなバチバチしていてすごく楽しかった思い出があります(笑)。
短期間で一気に開発へ取り組むので、普段の大学生活ではなかなか味わえない経験ができるのもハッカソンの面白いところですね。
また、開発した経験はエントリーシートや面接で話す材料にもできます。
開発業務体験型インターンシップ
最後は、比較的短期間で開催される開発業務体験型のインターンシップです。
エンジニアインターンと聞いて、まずこのタイプをイメージする人も多いかもしれません。
ただし、開発業務体験といっても、実際のエンジニアが普段行っている仕事をそのまま体験できるとは限りません。
企業によっては、用意された課題に取り組みながら「開発とはどういうものなのか」を体験する、いわばエンジニアのお試し体験に近い内容になっていることもあります。
そのため参加のハードルも比較的低く、プログラミング未経験者でも参加できるケースがあります。
プログラミングをほとんどやったことがなくても、社員の方が教えてくれながら進める形式なら、エンジニアの仕事を知る最初のきっかけとしては十分面白いと思います。
一方で、プログラミングを日常的に行っている人にとっては、少し物足りなく感じる可能性もあります。
プログラミング経験がある人は、募集要項に記載されている使用言語や開発経験などを確認して、自分のレベルに合ったインターンシップを探してみるといいでしょう。
エンジニアインターンはどれに参加した方がいい?

ここまでエンジニアインターンの種類を3つ紹介しましたが、「結局どれに参加したらいいの?」と思いますよね。
筆者のおすすめは、やはり長期インターンです!
筆者自身も複数のインターンに参加しましたが、エンジニアの仕事を知るという目的なら、短期間の体験型インターンよりも、実際の職場に入ってある程度の期間働く方が得られるものは大きいと感じました。
もちろん、短期だから意味がないというわけではありません。
「そもそもエンジニアってどんな仕事をしているの?」「この会社の雰囲気を知りたい」という段階なら、短期インターンでも十分参考になります。複数の企業を比較しながら、自分が興味を持てる会社を探すきっかけにもなりますね。
ただ、実際にエンジニアとして働くイメージをつかみたいのであれば、長期インターンの方が向いています。
筆者がおすすめするのは「長期インターン」
長期インターンの良さは、単にプログラミングの経験が積めることだけではありません。
実際の職場に入って社員と一緒に仕事をすることで、エンジニアは普段どんな環境で、どんな人たちと、どんなふうに仕事をしているのかまで見ることができます。
一日や二日のインターンでは、どうしても「その日の体験」で終わってしまいます。
一方で長期インターンなら、最初は分からなかったことが少しずつ分かるようになったり、社員の方とのやり取りが増えたりして、会社の雰囲気も見えてきます。
「プログラミングが好きだからエンジニアになりたい」と思っていても、実際の仕事はプログラミングだけではありません。
チームで開発したり、社員とコミュニケーションを取ったり、分からないことを調べたり、期限までに仕事を終わらせたり……。
そうした部分まで含めて経験できると、「自分が想像していたエンジニアの仕事と同じだな」と感じることもあれば、「思っていたより大変だな」と感じることもあります。
でも、筆者はこの実際にやってみて分かるという経験こそ、インターンの大きな価値だと思っています。
「長期インターンなら何でもいい」わけではない
ここは少し注意しておきたいところです。
長期インターンがおすすめだからといって、「長期」と書いてあればどんなインターンでもいいわけではありません。
せっかく長い期間を使って参加するのであれば、実際にエンジニアの仕事に近い経験ができるかどうかを確認しておきましょう。
たとえば、
・社員のエンジニアと一緒に仕事をするのか
・分からないことを質問できる環境があるのか
・どこまで学生に仕事を任せてもらえるのか
・どのようなプログラミング言語や開発環境を使うのか
といった点は、応募前に募集内容を確認しておきたいところです。
特に「エンジニアインターン」と書いてあっても、実際には研修や簡単な課題が中心というケースもあります。
それが悪いわけではありません。未経験者にとっては、むしろそうしたインターンの方が参加しやすいこともあります。
大切なのは、自分がインターンに参加する目的と、実際のプログラムの内容が合っているかです。
「エンジニアの仕事を一度体験してみたい」という人なら短期の体験型でもいいですし、「実際の開発現場を経験して、自分のスキルを試したい」という人なら、より実務に近い長期インターンを探してみるといいでしょう。
「自分の実力を試したい」ならハッカソン型もおすすめ
「長期インターンがおすすめ」と言ってきましたが、自分のプログラミングの実力を試したい人には、ハッカソン型のインターンもおすすめです!
ハッカソンでは、限られた時間の中で何を作るのかを考え、実際に開発まで進めていきます。
しかも、自分と同じようにエンジニアを目指している学生が参加するので、「この人すごいな」「自分ももっとできるようになりたい」と刺激を受けることもあります。
筆者も実際に何社か参加しましたが、参加者同士がかなり真剣に競い合っていて、すごく楽しかったです(笑)。
普段一人でプログラミングを勉強しているだけでは、自分がどのくらいのレベルなのか分かりにくいですよね。
そういう意味でも、ハッカソンは自分の現在地を知る機会になります。
ですので、
- 実際の仕事を経験したいなら長期
- まずエンジニアの仕事を体験してみたいなら短期
- 自分の技術力を試したいならハッカソン
というように、自分がインターンに参加する目的から逆算して選ぶのがおすすめです。
「とりあえずインターンに参加しなきゃ」と考えるのではなく、せっかく時間を使うなら、参加したあとに「参加してよかった!」と思えるものを選びたいですね。
未経験でもエンジニアインターンに参加できる?探し方は?

プログラミングには自信がない
そもそも、どうやってインターンを探せばいいの?
こんなふうに思っている学生さんも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、プログラミング未経験でも参加できるエンジニアインターンはあります。
筆者自身も、エンジニアインターンをいくつか経験しましたが、すべてのインターンで高度なプログラミングスキルを求められたわけではありません。
特に開発業務体験型のインターンであれば、プログラミング未経験者でも参加できるケースがあります。
ただし、ここで注意したいのが「未経験」という言葉です。
「実務経験がない」という意味での未経験と、「プログラミングを一度もやったことがない」という意味での未経験は、同じではありません。
実際の開発に近い長期インターンになるほど、プログラミングの基礎知識や、特定の言語を使った経験を応募条件にしていることがあります。
ですので、「未経験OKと書いてあるから、何も勉強しなくても大丈夫」と考えるのではなく、自分が応募するインターンでどの程度の知識が求められているのかを確認することが大切です。
プログラミング未経験なら、まずは最低限の基礎を身につけよう
では、プログラミングをやったことがない人はどうすればいいのでしょうか。
筆者の経験から言えば、最初から難しいプログラムを作れる必要はありません。
まずは文法が最低限分かるくらいまで勉強しておくと、応募できるインターンの選択肢も広がってきます。
例えば、
・簡単なプログラムを自分で書いてみる
・募集要項に書かれている使用言語を確認する
・可能であれば、小さなアプリやWebページなどを作ってみる
といったところから始めれば十分です。
もちろん、インターンによって求められるレベルは違います。
長期インターンなどで実際の開発に参加する場合は、プログラミング経験を求められることもあります。
逆に、未経験者向けの体験型インターンであれば、入社後の研修のように社員の方が教えてくれながら進めるケースもあります。
つまり、「未経験だから無理」と最初から決めつける必要はありません。
自分の現在のスキルに合ったインターンを探してみることが大切です。
なお、もしプログラミングの独学が不安という思いがあるのでしたら、プログラミングスクールの受講を考えてもいいかもしれません。
プログラミングスクールでは実際に現場で活躍するエンジニアが懇切丁寧に教えてくれるので、わからない箇所をすぐに質問でき、また短期間で学ぶこともできます。さらには、インターンの紹介制度を無料で提供するスクールも存在しますので、未経験の方が手っ取り早くインターンを探すためにもぜひ活用したいサービスといえますね。
一度検討してみてはいかがでしょうか!!
エンジニアインターンの探し方
「参加したいインターンは決まったけど、そもそもどこで探すの?」という人もいるでしょう。
エンジニアインターンの探し方には、いくつか方法があります。
- 求人サイトやアプリを利用する
- 企業の採用サイトから直接申し込む
- インターンシップ向けの合同説明会や採用イベントに参加する
- 大学のキャリアセンターで探す
- 先輩や友人から紹介してもらう
まず求人サイトなどで幅広く探しながら、気になる企業があればその企業の採用ページも確認するといいでしょう。
企業によっては、求人サイトには掲載していないインターンを自社サイトだけで募集していることもあります。
また、大学のキャリアセンターも意外と侮れません。
「IT企業のインターンを探しています」と相談すれば、自分一人では見つけられなかった求人を紹介してもらえる可能性もあります。
先輩や友人から紹介してもらう方法もあります。実際にその企業のインターンを経験した人から話を聞けるので、募集ページだけでは分からない雰囲気や仕事内容を知れるのは大きなメリットです。
インターンを探すときは「期間」だけで決めない
インターンを探していると、つい「長期か短期か」「有給か無給か」といった条件に目が行きます。
もちろん、大学の授業やアルバイトとの兼ね合いを考えると、勤務日数や時間は重要です。
ただ、エンジニアインターンの場合は、「実際に何をするのか」を必ず確認しておきましょう。
例えば「エンジニアインターン」と書いてあっても、
・決められた課題を解くだけ
・実際のプロダクト開発に参加する
・社員のサポートを受けながらチーム開発をする
など、内容はかなり違います。
「エンジニアとして実際に働いてみたい」のに、プログラミング体験だけで終わってしまったら、少し物足りなく感じるかもしれません。
反対に、まだプログラミングを始めたばかりなら、いきなり実務中心のインターンに行くより、基礎から教えてもらえる体験型の方が楽しみながら参加できることもあります。
だからこそ、自分のスキルと「インターンで何を経験したいのか」を考えて選ぶことが大切です。
エンジニアインターンのメリット・デメリット


「エンジニアインターンって、実際に参加する意味はあるのかな?」
そんな疑問を持っている人もいると思います。
筆者自身、複数のエンジニアインターンに参加してみて、参加してよかったと感じることがいくつもありました。
もちろん、時間を使う以上は大変なこともあります。
ここでは、筆者が実際に参加して感じたエンジニアインターンのメリット・デメリットを紹介します。
エンジニアインターンのメリット
会社の雰囲気や働き方を知ることができる
エンジニアインターンの大きなメリットの一つが、実際に会社の中に入って働く経験ができることです。
特に長期インターンになると、社員の方と一緒に仕事をする機会も増えてきます。
どんな人が働いているのか、社員同士はどんなふうにコミュニケーションを取っているのか、質問しやすい雰囲気なのか……。
こうしたことは、企業の採用ページや説明会だけではなかなか分かりません。
インターンに参加すれば、実際にその会社で働くことで、「自分がここに入社したら、こんな感じなのかな?」というシミュレーションができます。
これは就職先を選ぶうえで、かなり大きいと思います。
就活ではどうしても「有名な会社か」「年収はいくらか」「福利厚生はどうか」といった条件に目が行きがちです。
もちろん、これらも大切です。
ただ、実際に働き始めてから毎日関わるのは、一緒に働く人や仕事の進め方です。
「この会社の雰囲気、好きだな」と思えるかどうかを自分の目で確認できるのは、インターンならではのメリットですね。
実際の開発経験を通じてスキルが身につく
これも、特に長期・ハッカソン型のエンジニアインターンで感じやすいメリットです。
大学でプログラミングを勉強するのと、実際の開発現場でプログラミングをするのでは、やはり違います。
現場では、単純にコードを書くだけではありません。
既存のコードを読んだり、分からないことを調べたり、他のメンバーに質問したり、レビューを受けたりしながら開発を進めます。
こうした経験は、学校の授業や一人でのプログラミング学習だけではなかなか得にくいものです。
筆者自身も、インターンに参加して周りの学生やエンジニアと一緒に開発することで、「もっと勉強しないといけないな」と感じる場面がありました。
特にハッカソンでは、自分よりプログラミングができる人が普通に参加しています。
そういう人たちと一緒に開発すると、悔しい思いをすることもありますが、それが「もっとできるようになりたい」というモチベーションにもなります。
長期インターンでもハッカソンでも、参加前と参加後では、自分の技術に対する見方が変わると思います。
ESや面接で話せる経験になる
エンジニア就活では、プログラミングや開発経験について聞かれることがあります。
そんなときに、実際に企業のインターンで開発した経験があると、具体的なエピソードとして話すことができます。
ただし、ここで大切なのは「インターンに参加した」という事実そのものではありません。
「○○社のインターンに参加しました」だけでは、面接官からすると、それ以上のことは分かりませんよね。
それよりも、
・どんなことに苦労したのか
・その問題をどう解決したのか
・周りの人とどう協力したのか
・インターンを通じて何を学んだのか
といったことを自分の言葉で話せる方が、ずっと説得力があります。
筆者の場合も、インターンに参加した経験が、就活で自分のことを説明する材料の一つになりました。
「実際にやってみたからこそ分かったこと」を話せるのは、インターン経験の大きな強みだと思います。
自分がエンジニアに向いているかを確認できる
これも意外と大きなメリットです。
「プログラミングが好きだからエンジニアになりたい」と思っていても、実際のエンジニアの仕事をやってみると、想像していたものと違うと感じる可能性があります。
エンジニアの仕事は、ずっと新しいコードを書いているわけではありません。
既存のシステムを調べたり、仕様を確認したり、チームで話し合ったり、うまく動かない原因を延々と調べたりすることもあります。
こうした仕事を実際に経験してみて、「やっぱりエンジニアって面白い!」と思えるなら、それは就職先を考えるうえで大きな判断材料になります。
反対に、「思っていた仕事とちょっと違うな」と感じるのであれば、それも大切な発見です。
就職してから「思っていた仕事と違った」となるより、学生のうちに一度経験しておく。
筆者は、これもインターンに参加する大きな意味だと思っています。
エンジニアインターンのデメリット
ある程度のプログラミングスキルが必要
エンジニアインターンの種類によっては、ある程度のプログラミングスキルが必要になります。
特に実際の開発に参加する長期インターンの場合、募集要項に「○○言語の経験」「Gitの使用経験」など、具体的な条件が書かれていることもあります。
その場合は、応募する前に企業が指定しているプログラミング言語などを勉強しておいた方がいいでしょう。
ただ、すべてのエンジニアインターンで高度なスキルが必要なわけではありません。
先ほど紹介したように、未経験者向けの開発体験型インターンもあります。
ですので、「プログラミングができないからインターンは無理」と考える必要はありません。
自分のレベルに合ったインターンを探すことが大切です。
学業やゼミ・部活動との両立が難しくなることがある
もう一つのデメリットは、やはり時間の問題です。
特に長期インターンの場合、平日の日中に勤務することもあるため、大学の授業やゼミ、部活動などとの両立が難しくなる可能性があります。
長期インターンは、アルバイトのように「空いている時間だけ働く」という条件ではないこともあります。
もちろん、大学のスケジュールに合わせやすいインターンもあります。
とはいえ、インターンに参加する時間が増えれば、その分だけ大学生活に使える時間は減ります。
「せっかくインターンに参加したのに、授業がおろそかになってしまった……」となっては本末転倒です。
長期インターンに参加する場合は、自分の授業やゼミなどの予定と無理なく両立できるかを確認してから応募しましょう。
インターンは必ず参加しなければいけないものではありません。
だからこそ、「参加した方が就活に有利だから」という理由だけで無理をするのではなく、大学生活とのバランスも考えながら、自分に合ったインターンを選んでくださいね。
インターン経験を就活でどう活かす?


ここまで読んで、「エンジニアインターンに参加すると就活でも有利になるの?」と思った人もいるかもしれません。
実際、エンジニアの就活では、開発経験やプログラミング経験について聞かれることがあります。
ただし、ここで一つ注意してほしいことがあります。
インターンに参加したという事実だけで、就活が有利になるわけではありません。
大切なのは、インターンで何を経験して、何を感じて、そこから何を学んだのかです。
「インターンに参加した」だけではアピールにならない
例えば、面接で「大学時代にエンジニアインターンに参加しました」と伝えたとします。
これだけだと、面接官からすると「そうなんですね」で終わってしまいますよね。
それよりも、
・どんな仕事や開発を担当したのか
・どんなことに苦労したのか
・その問題に対してどう行動したのか
・周りの人とどのように協力したのか
・インターンを通じて何を学んだのか
といったことを具体的に話せる方が、その人がどんな経験をしてきたのか伝わりやすくなります。
例えば、「Webアプリを開発しました」だけではなく、「チームで開発する中で、自分の担当部分がうまく動かなかった。そこで先輩エンジニアに相談しながら原因を調べ、修正した」と話せれば、経験の中身がかなり見えてきます。
もちろん、すごい成果を出している必要はありません。
むしろ学生のインターンで、いきなり大規模なシステムを一人で開発するようなことは普通ありません。
大切なのは、その経験の中で自分がどう考えて、どう行動したのかです。
「分からないことだらけだったけど、自分で調べてから質問するようにした」でもいいですし、
「チーム開発で意見が合わなかったけど、実際に作って比較することで方向性を決めた」でもいい。
こうした具体的な経験は、その人にしか話せないものです。
技術力だけでなく「仕事としての経験」を伝える
エンジニアインターンというと、「どんなプログラミング言語を使ったのか」「何を開発したのか」といった技術的な話をしたくなると思います。
もちろん、それも大切です。
ただ、インターンで経験できるのはプログラミングだけではありません。
実際の開発現場では、分からないことを調べたり、先輩に質問したり、チームのメンバーと相談したり、期限を意識して作業したりします。
場合によっては、自分が書いたコードについてレビューを受けることもあります。
こうした経験を通じて、エンジニアとして働くとはどういうことなのかを少しでも知ることができます。
そして、この経験は志望動機にもつながります。
例えば、インターンに参加する前は「プログラミングが好きだからエンジニアになりたい」と考えていたとしても、実際にチーム開発を経験すると、「一人でコードを書くより、チームで一つのものを作ることが楽しい」と感じるかもしれません。
逆に、「技術を追求することより、ユーザーに近い仕事の方が面白い」と気づくこともあるでしょう。
こうした自分自身の変化や気づきは、インターンに参加したからこそ得られるものです。
就活では、こうした経験を「自分はなぜエンジニアになりたいのか」「どんなエンジニアとして働きたいのか」と結びつけて話せると、単なる「インターンに参加しました」という話よりも、自分らしい内容になります。
筆者も、複数のインターンを経験したことで、エンジニアという仕事について具体的に考えるようになりました。
だからこそ、インターンに参加するときは「就活で使えるネタを作ろう」と考えすぎなくてもいいと思います。
まずは目の前の仕事をしっかり経験して、その中で感じたことや考えたことを覚えておく。
その経験を後から振り返れば、ESや面接で話せる自分だけのエピソードになっていきます。
せっかくインターンに参加するなら、就活のためだけではなく、「自分がエンジニアとして働いたらどうなるんだろう?」という視点でも、いろいろなことを吸収してみてください!
まとめ|エンジニアインターンは「就活のため」だけではない


エンジニアインターンには、長期インターン、ハッカソン型、開発業務体験型など、いくつかのタイプがあります。
どれが一番いいというわけではなく、「インターンで何を経験したいのか」によって選ぶことが大切です。
筆者個人としては、エンジニアの仕事を本格的に経験してみたいのであれば、やはり長期インターンをおすすめします。
実際の職場で社員と一緒に仕事をすることで、プログラミングのスキルだけではなく、エンジニアがどのような環境で、どのように仕事をしているのかまで知ることができるからです。
一方で、プログラミング未経験なら、まずは開発業務体験型のインターンから始めてみてもいいでしょう。
「自分のプログラミングの実力を試してみたい!」という人なら、ハッカソン型も面白いと思います。
大切なのは、「就活で有利になりそうだから、とりあえず参加する」のではなく、自分なりの目的を持って参加することです。
そして、インターンで経験したことは、就活にも活かすことができます。
ただ「インターンに参加しました」と伝えるのではなく、そこで何を経験し、どんなことに苦労して、何を学んだのかを自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
そうすれば、インターンの経験がESや面接で自分自身を伝える材料になります。
何より、実際にエンジニアの仕事を経験してみることで、「自分は本当にエンジニアになりたいのか」「どんな会社で働きたいのか」を考えるきっかけにもなります。
筆者自身も複数のインターンに参加したことで、企業によって仕事内容や雰囲気が違うことを知ることができました。
一つの会社だけを見るのではなく、いくつかのインターンに参加してみると、自分が就職先に求めているものも少しずつ見えてくると思います。
「エンジニアになりたいけど、実際の仕事はよく分からない」という学生さんは、まず一度インターンに参加してみてはいかがでしょうか。
実際にやってみると、想像していたより面白いかもしれませんし、逆に「思っていた仕事と違うな」と気づくかもしれません。
どちらにしても、就職する前に実際の仕事を知ることができるのは、学生にとって貴重な経験です。
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