はじめまして。
現在都内の某マーケティング会社で働いている28歳のkentです。
新卒から約6年間ずっと営業職をしており、昨年マーケティング会社に転職をいたしました。前職ではテレアポや飛び込みをするような、いわゆる泥臭い営業を行っていたので、もちろんマーケティングの知識は”0”。文字通り無知からWebマーケティング業界に飛び込みました。
そんな営業職からWebマーケターへと転身を遂げた私が、なぜWebマーケターを目指したのか?実際にWebマーケティングとはどういう仕事なのか?実際に働いてみてのギャップは?最後にこんな人が向いてる!ということを正直にまとめたいと思います。
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目次
なぜマーケターを目指したか
まず、ここから説明したいと思います。
私がマーケターを目指した理由には昨今のコロナウイルスが大きく影響しています。
営業職時代は人材関係の広告営業だったのですが、クライアントのお店が倒産してしまったり、お店を閉めたり、良くして下さった担当者様が疲弊し、弱っていく姿を間近に見てきました。
そんなとき人材採用のツールしか提案することができない自分の無力さをひしひしと感じました。そこで、こんな世の中だからこそ、企業の売上貢献や認知度アップのためのお手伝いをできるようになりたいと思ったのがきっかけです。
また、将来的には地域活性などにも貢献したいと考えていたのでWebマーケティング領域でのスキルを身に着け社会貢献をしたいと考えていました。
どう転職したのか
結論からお伝えすると私は転職エージェント経由で転職をしました。
転職エージェントを利用した理由は2つあります。
一つは転職媒体などの応募よりお仕事内容の把握が容易であるから。二つ目は企業側との調整をしてもらえるので、働きながらでも転職活動がし易かったからです。
志望動機の考え方や、面接対策などもして頂けたのはありがたかったです。
転職活動中に苦労した点
転職活動中に苦労した点ですが、良い意味でも悪い意味でも前職の営業っぽさが出てしまっていた事です。営業職では第一印象や、受け答えの明瞭さなど人間力的な側面を鍛えられていたのですが、マーケティング職となると(詳細は後述します)ロジカルさや、考えの緻密さなどが重視される傾向が強いです。
したがって、あまりに面接で良いところを見せようとした結果、人柄を推しすぎてしまいロジカルさに欠ける評価を得て選考に落ちてしまうという事もありました。
お仕事内容(一日の流れ)
さて実際のお仕事内容ですが、一概にWebマーケティングといっても多岐に渡りますので、一例として私の仕事内容をお伝えします。
私の場合、端的にお伝えすると①Web広告(ヤフー、グーグル、その他SNS広告など)の運用と②広告(動画、画像、記事など)の作成です。
一日の流れはざっくりこんな感じです。
[朝10時]
出勤(フルリモートなので出社はしないです)
↓
[昼まで]
前日の数字の集計(広告コスト、売上、費用対効果を日ごとに集計します)と考察をまとめます。(前日の数字を見て悪ければ何が悪いのか、良ければもっと良くするにはどうすれば良いのかを要素分析)
↓
[昼から定時まで]
上記の各要因に対し、制作作業もしくは広告アカウントの調整(運用業務)を行ってさらに効果を見ながら微調整を行います。
検証→調整→検証→調整を繰り返し、より良い費用対効果を実現させるために勤務終了までひたすらこのループを繰り返します。各要素で緻密な仮説と検証が必要です。
営業時代は目の前のお客さんが相手だったので「ノリと勢い」で成功した経験もありましたが、マーケティングでは一切通じません。
実務が始まる前と後でのギャップ
結論からお伝えすると正直ギャップはありませんでした。むしろキャリアチェンジでギャップがあるとまずいです、、、
なのでギャップを出さないためにも情報収集は欠かさず行っておりました。
情報収集の仕方は面接時に質問したり、面談を事前に調整してもらったりしてました。そこで当初のイメージとのギャップをできるだけ無くせるよう、納得いくまで質問をしていました。
例えば、一日の業務フローは?入社してから初めに行う業務は?異業種からの転職で一番最初につまづくことは?などなど
もちろん、志望をする前のイメージはたくさん(花形な仕事、ネットで物を売る仕事、かっこいい、デスクワークで楽そうなど)ありましたが、イメージと実情とのギャップを埋める作業は内定を取るまでに終えておくのがおススメです。
実務が始まって難しいと感じる部分
Webマーケティングは正解を探すのでは無く、自分で正解を導いていく仕事だと感じます。常に数字を見ながら結果だけを捉えて、分析し、調整していきますので主観や思い込みが非常に邪魔になります。私は消費者心理を分かっていると自負していた部分がどこかにあり、仮説と結果とのギャップに何度も泣かされました。。
また、効果が悪い原因がどこにあるのかを細かく分析し修正していく「PDCAサイクルの速さ」が何よりも重要ですので、時には数時間、数十分単位で調整しないといけないこともあります。
営業とマーケターの業務の違い
営業職もマーケティングも”モノやサービスを売る”という行為自体には共通点があると思いますが、営業は直接顧客にアプローチするのに対し、マーケティングは不特定多数へ一気にアプローチするのでアプローチ先が大きく異なります。
また営業時代には、「あのお客さんはコスパを凄く気にする人だから、できるだけ費用対効果の良いサービスを提案しよう」など”一人の人”に合わせてアプローチできましたが、マーケティングはもっともっと広い視点でターゲティングをしてアプローチする必要がありますのでそのあたりの市場調査なども必要になってきます。
Webマーケターになって辛いこと/良かったこと
さて、ここからは実際にWebマーケターになって辛いこと/良かったことなどをまとめますが、後味が良いようにまずは辛いことやデメリットについてお伝えします。
Webマーケターになって辛いこと/デメリット
- 業務の終わりがない
- 労働時間が長くなりがち(土日祝関係ない?)
- 正解が用意されていないので沼にはまる可能性がある
広告は月~日曜日まで24時間365日配信されています。ですので、配信をし続ける限り(売上を作り続ける限り)業務に終わりはありません。
また上記の通り、常に数字は動いているので、土日休みでも常に数字を気にしてしまうようになります。しかも土日は数字がよく動きます、、、休みと仕事をちゃんと分けたい人には向いていないかもしれません。
また、前述の通り正解を自分で導く仕事であるため正解が見つからないと沼にはまります。こーなると中々数字も上がりづらくなり赤字だけが膨らむ事もありますので、どんどん肩身が狭くなることも。。。
次に良いところです!
Webマーケターになって良かったこと/メリット
- 汎用性の高いスキルが身につく(運用スキルや広告制作スキル)
- ①と同時に専門スキルも身につくので個人で仕事が獲れる
- 企業ニーズが高い仕事なので自分の価値を上げる事ができる
- 費用対効果を上げるためのプロセスや考え方ができるようになる
私は昨年転職したばかりなのであまり玄人ぶった意見は言えませんが、少しスキルと知識がついただけでも前職のお客さんから相談をしてもらったり、場合によってはお仕事を依頼してもらえたりしているので上記のようなメリットはすごく感じています。
さらに、Webマーケティングのスキルを持った人はどの企業も欲しているのは事実です。
実際にWebマーケティングの求人数も増えているみたいですので、スキルとして身に付ければ自分の市場価値を高めることができます。
Webマーケターに向いている人
ここまでWebマーケティングの仕事をしてきて、実際どんな人が向いているのかを独断と偏見で記載したいと思います。私の個人的な見解なので参考程度に目を通して頂けますと幸いです。
向いている人の特徴
- なぜ?なぜ?を常に考えている人(知的好奇心の強い人)
- 主観や思い込みに囚われず柔軟に仕事ができる人
- 細かい作業が苦ではない人
- ロジカルな人
詳細な説明は省きますが、ここまでの話である程度お察し頂けたのではないでしょうか?
少なくとも細かい作業が苦手!ノリと勢いで乗り切りたい!という方は、やめておいたほうがいいかなと思います。
まとめ~実際転職して良かった?~
ここまでの話を総括しますが、結論転職(キャリアチェンジ)をして本当によかったと思います。その理由ですが簡単に2点お伝えします。
①スキルが身についているのがわかる
営業だと暗黙知が多く、どんなスキルが自分に身についているかわかりませんでした。
しかし、現在の仕事はベンチャーという事もあり、運用から制作まで一貫して行っています。ですので、知らないうちにhtml&CSSを使うようになっていたり、画像編集や動画編集もできるようになっています。また、知識としても常にブラッシュアップされているので日々スキルが身についているのを実感できます。
②自分のライフスタイルが固められる
これは会社にもよりますが、仕事内容的にフルリモートで完結できてしまう仕事なので、ライフスタイルを固め易いんではないかなと思います。
私は湘南地区に住んでおりサーフィンが趣味なのですが平日でも朝に海に入る余裕もあります。営業時代はそんなことできなかったので凄く充実しているなあと実感しています。
業界的にも、自分の市場価値を高めるという観点でも未来のある仕事ではないかと思っています。ここまで読んでみて、ぜひやってみたいという方はチャレンジしてみて下さい!
長文となりましたがご一読ありがとうございました!
もう一度「【転職して良かった?悪かった?】元営業マンの私が未経験からWebマーケターになった方法!」を読む ↑
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