ノリユキさん（仮名） 20代 男性の《転職体験談・口コミ》
- 転職したときの年齢は？ 27歳
- 転職前の職種は？ 医療系営業
- 転職後の職種は？ SIer SE
- 内定の成功ポイントは？ 未経験の職種のため自己学習の姿勢アピール/資格取得など
- 転職活動に使ったサービスは？ リクルートエージェント
- 転職前後の収入の違いは？ 年収：500万円→650万円
- 性別は？ 男性
- お住いは？ 東京都
スキルアップにおすすめのプログラミングスクール【3選】
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| 転職/副業サポートあり | 転職支援サービスあり | 案件保証サービスあり |
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目次
就職氷河期時代の新卒就職活動
SIer/エンジニアへの道程1
大学時代の就職活動は非常に厳しい環境でした。長引く不況・震災などの影響により、新卒採用に力を入れない企業が多く、今日とは違い「買い手市場」の世の中でした。そのため学生の就職の軸は、とにかく安定志向、大手企業志向が一般的でした。
当時ネームバリューを重視し、100近い企業にエントリーするのが通例でした。そのような世の中であったため、求人数が増え始めたIT企業やベンチャー企業については興味はあったものの、安定しているのか懸念があり、周りの学生に流されるように、大手企業への入社を目指した就職活動を開始しました。
私は、文系かつ体育会所属の学生であったため、真っ先に候補として上がったのが営業職でした。また実際、新卒時代に明確に入りたい業界・やりたい仕事がなかったので営業職に対して違和感もなく、そのまま選考が進んで行きました。
4年生の4月より一斉に面接が開始され、ゴールデンウィーク明けに、医薬品メーカーと食品メーカーの2社から内定をいただくことができました。2社ともテレビ広告を行うような、メジャーな会社で、それらの内定に対して親が喜んでくれたのを覚えています。
私は2つの中から、給与が高いこと、少子高齢化もあり医療業界は安定しているだろうと考えたことを理由に医薬品メーカーへの入社を決意しました。ただ、その入社には、熱意や叶えたい夢などはありませんでした。
刺激のない日々に嫌気がさして
SIer/エンジニアへの道程2
入社後、やはり営業職に配属となりました。医薬品メーカーの営業、いわゆるMRは、医師や薬剤師、医薬品卸の方々に自社の薬をご紹介し、選んでいただき売り上げに貢献することがメインミッションです。
たくさんある競合の中から選んでいただく、担当先の医師などから存在を認めてもらえるなど嬉しいことはありました。しかし、4年目を迎える段階で、毎日会えるかもわからない医師と話すために医局の前で長時間待ちつづけることに意味があるのか、自分の仕事が誰かのためになっているのか手応えがないことを感じ、業務に嫌気がさしてきました。一方で、「仕事」というものにこだわりが出てきたのかもしれません。
もっと社会にインパクトを与える仕事がしたい・自分の仕事を通して成果を感じることができる職場で働きたいと考え、「転職」という言葉が脳裏をよぎりました。とはいえ、営業しかやってこなかった自分は果たして市場価値があるのか自信を持つことができませんでした。
同僚や友人に転職経験者がいなかったため、転職の方法をインターネットで検索しました。そこで、新卒時代にも使った「リクルートエージェント」は、専任のキャリアコンサルタントが求職者の転職を支援するというこサービスを行なっていることを知りましたと。半信半疑でしたが転職サイトに登録することにしました。
いざ転職活動を開始！
SIer/エンジニアへの道程3
担当のキャリアコンサルタントは親身になって、私の将来やキャリアについてアドバイスをしていただけました。自分のこれまでの経験上、紹介される求人は同業界や営業職だけだろうと予測しておりましたが、私の希望に沿って幅広い職種を提案していただけました。
20代であれば職種や業界の移動は可能とう転職マーケットの情報を聞き安心できたのを覚えています。その中で、私の想いにもっと社会にインパクトを与える仕事がしたい・自分の仕事の成果を実際に感じれるような職場で働きたいという私の想いに一番刺さったのが、SEの求人でした。なぜなら、当時時代はスマホ。クラウドなどの普及から、IT化がどんどん加速している世の中で、自身の仕事のインパクトがあると感じることができたこと。
また、SEは劣悪な労働環境で納期に追われ続けるというイメージを持っていましたが、実際には顧客に対面し、現状の課題分析や方針をクライアントとともに検討する業務がメインの場合もあると聞き、これまでの営業経験を生かしながらも、業務の成果を感じることができる職種だと感じたからです。そこから私のSEへの転職を目指した転職活動が始まりました。
転職活動中の苦労話
SIer/エンジニアへの道程4
営業職を経験していたこともあり、面接はあまり緊張せず、話したいことを話すことができたので、毎回手応えはありました。しかし、結果はなかなか上手く行きませんでした。担当のキャリアアドバイザーに落ちた理由を聞くと、「クライアントは即戦力を欲している」、「SE未経験者の教育制度がない」というものが大半でした。そこで私はキャリアコンサルタントと相談し、2つの対策を実施しました。
１点目は、
応募先を新卒を多く採用している教育制度が整った企業にエントリーすること。（具体的には大手のSIerやメガベンチャーなど）
2点目は、
未経験ではあるが、学習意欲をアピールすること。（具体的にはITパスポートや基本情報技術者などの資格取得）
面接の受け答えは問題ないだろうという仮説のもと、これらの2点にこだわり転職活動を進めました。すると2社（ERPパッケージの開発企業と大手ユーザー系SIer）の最終選考に進むことができ、結果双方から内定を獲得することができました。
こだわりポイントとしてあげた2点目の学習意欲を評価していただき、キャリアコンサルタントと一緒に喜ぶことができました。最終は参入領域が広く、SEとしてジェネラリスト的なキャリアを描けるだろうと考え、大手ユーザー系SIerに入社を決意しました。ラッキーなことに年収もあがり、満足いく転職となりました。
振り返ると、未経験ということはウィークポイントとして捉えられがちですが、一方で未経験の領域にチャレンジしたいという熱意をどう面接官に感じさせられるかが重要だとおもいます。その熱意を精神論だけでなく、資格の勉強など具体策にまで落とし込み、行動に移すことができたのが良かったのだろうと、手前味噌ながら感じております。
《テキスト》 【令和５年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書＋出る順問題集
《過去問》 かんたん合格 ITパスポート過去問題集 令和5年度春期 かんたん合格シリーズ
未経験で入社！果たして入社後の運命はいかに・・・
SIer/エンジニアへの道程5
いざ入社日を迎えると、入社式には数名の同期がいました。若干名ながら、私と同様に営業から職種変更の未経験SEがいて、非常に安心したのを覚えています。
入社後数ヶ月は、毎日座学と研修カリキュラムを発表され、最初は怯えていましたが、新鮮な情報を吸収できる講義はあっというまに過ぎて行きました。未経験だからこそ、人の数倍がんばらないといけない環境が、座学嫌いの私を変えたのかなと思っています。
半年後には担当のプロジェクトが発表され、遂行中のプロジェぅとメンバーとしてアサインされました。実際現場に出てみると、研修の知識はほぼ活きませんでした。苦労の連続で毎日できることをコツコツやる日々が続きました。
ある日、顧客との打ち合わせを終え、会社への帰り道、マネージャーから、私の顧客への対応姿勢やコミュニケーションスキルが良いと褒めてもらうことができました。嫌気がさしてやめた前職ではありましたが、スキルとしては身についていたことを感じ、営業を経験していて良かったと感じることができました。
現在、入社してある程度期間は経ちますが、まだまだ技術やノウハウ・知識などは周りのメンバーに比べ劣っていることは日々感じます。ですが、前職の経験を活かし、顧客への対応姿勢やコミュニケーションスキルを軸にしたSEとして、少しは社内外から認めてもらうことができていると実感しています。これからもその強みを生かし活躍していきたいです。
今後、私と同じように未経験で飛び込んでくる社員がいれば暖かく迎え、早く育てる側の人間になりたいと今はそう考えています。
もう一度「医療業界の営業から未経験でSEへ転職！20代/男性/東京都在住の体験談・感想」を読む ↑
未経験の転職を在職中からすべき理由
未経験から転職活動は、毎月の給料が保証されている在職中から始めるのがおすすめ。退職後でお金に余裕もないと、焦ることで判断が鈍り『ミスマッチ』を起こしかねません。
まずは、在職中から転職エージェントに複数登録しておき、初回の無料カウンセリングだけでもしておきましょう。あとはキャリアアドバイザーが応募者の状況に応じた求人案件の紹介や、面接の日程調整や給与年収交渉などを行なってくれるのでとても便利です。
新しい一歩を踏み出す方へ。
未経験の20代向けIT転職エージェント・IT転職サイト3選！
もっと多くの転職エージェントを知りたい方は、エンジニアにおすすめ！IT/Web系に強い転職サイト11選｜現役プロが比較・ランキングという記事をご覧ください。
いきなりの転職が不安な方はプログラミングスクールという選択も
いきなり転職活動を開始する前に、「まずはプログラミング言語のスキルを身につけておきたい」。そう考える方には、プログラミングスクールの受講をおすすめします。
未経験・社会人でも安心して学習できるスクール、そして転職付き（転職保証型）のスクールなど、条件や目的によって選ぶ基準も様々だと思います。まずはじっくりと比較して、少しでも気になる教室があれば無料相談・体験会に申し込んでみると良いでしょう。
未経験・社会人、学生におすすめなプログラミングスクールを比較するなら、「おすすめプログラミングスクール比較11選！社会人・未経験の転職・就職にも有利！」という記事を参考にしてください。
転職付き（転職保証型）のプログラミングスクールの詳細を知りたいかたは、「【無料あり】転職支援・保証型プログラミングスクール比較11選！社会人・学生さんの就職に強い！」をご覧いただき、自分の目標や目的にぴったりのスクールを見つけてくださいね。
