アキミツさん(仮名) のプロフィール
- 年齢 30代
- 性別 男性
- 在籍する会社の業種
ネットワーク/サーバーシステムの運用・保守 ※派遣常駐として顧客先にて業務を実施 - 保有スキル
AWS認定資格、Microsoft認定資格,情報セキュリティマネジメント、Pythonエンジニア認定基礎 - 習得したいスキル
AWS認定資格(アソシエイトレベル)、Microsoft認定資格(アソシエイトレベル)、基本情報技術者資格
インフラエンジニアの転職に強い転職サイト3選!
レバテックキャリア | クラウドリンク | TechClipsエージェント |
---|---|---|
面接対策やポートフォリオへの技術的なアドバイスもあり。専門的な知識が深いからマッチング率が高い! | IT・WEB・ゲーム業界の【自社内開発】求人に強いエージェントです。サポートも手厚く『年収UP率が高い』です! | ITエンジニア専門で高年収・高待遇に特化したエージェント。現役エンジニアによるキャリアサポートに定評あり |
転職成功率96%! | マッチ率98.3%以上! | 年収UP率95%! |
目次
現職での仕事内容
①要件定義
顧客や利用者のニーズを詳細に聞き取り、それらを技術的な要件に変換します。これには、通信の安定性/データの保管/アクセス方法/セキュリティ対策/予算とスケジュールの制約など、多岐にわたる要素を考慮に入れる必要があります。
利用者はIT企業とは限らない場合もあり、自社のインフラ環境の完成イメージが漠然としているケースも多々あります。そのためにヒアリングを繰り返して「どのような機能が必要か」、「求める性能レベルについて」などを明確化することが重要です。
要件定義はプロジェクトの成功を左右する重要な役割を担っており、ビジネスと技術の両面を理解する必要があります。
②設計
設計には「基本設計」と「詳細設計」の2つが挙げられ、「基本設計」はシステム開発の概要を設計することでサーバや機器の構成、セキュリティポリシーや通信経路などを作成します。
「詳細設計」は基本設計を元に機器やOSに設定する設定値やパラメータを設計書に落とし込みます。
インフラ環境は故障することを前提とした設計を行うことが重要となります。100%故障せずに稼働し続けるシステムは現存しないため仮に故障したとしても、ダウンタイムをいかに短くして復旧するかが大切になります。
③構築
作成した設計書を元にハードウェア設置やソフトウェアのインストール及び設定を実施します。構築作業は設計書に従い着実にこなしていくことが求められます。
また機器設置などは顧客への業務影響を与えないため業務終了後や休業日に実施することが多いです。
④テスト
構築後は設計通りに動作が行われるか、障害発生した場合の機器の切り替えが正常に作動するかなどを確認するために、テスト及び検証作業を実施します。
どのようなテストをするかを「テスト仕様書」を作成し、それに沿ってテストを実行します。テストで問題が生じた場合は構築を担当したチームへ連携を行い、調査及び再テストを実施します。
⑤運用、保守
システム障害の予防、パフォーマンスの最適化、セキュリティの維持などを含みます。日々の監視と定期的なメンテナンスを通じてシステムの健全性を保ちます。
また、未然に問題を防ぐためにログ分析、監視や自動化ツールの検討及び導入などを行うことがあります。
構築が完了してリリースした時点でプロジェクトが完了するわけではありません。設計や構築段階では気づかなかった不具合や改善点が生じるケースがあります。
そのため運用改善を行い、より安定したインフラ環境の稼働を支えていきます。
1日の流れ/スケジュール
9:30―出社
基本的にはオフィスでの業務となります。最初にすることはメールの確認です。また監視ソフトウェアを用いて保守しているサーバが障害が発生していないか、自動タスクジョブが失敗していないかなどを確認します。
10:00〜11:00―プロジェクト進捗定例ミーティング
WBSや課題管理表を用いてプロジェクト全体の進捗と課題を把握するために、ミーティングを行います。
11:00〜12:00―本番作業準備
午後からの設定変更作業の準備のために、本番環境への作業手順,資材の移送や監視抑止依頼などを行います。
12:00〜13:00―昼食
筆者はこの時間で資格取得に向けた試験勉強をすることがあります。
13:00〜15:30―本番作業
今回はwebフィルタリングサービスへの設定追加作業を実施。作業後フィルタリングサービスの再起動を行い、各種プロセスやソフトウェアの正常性確認を行い作業完了。作業完了後には作業完了報告及び監視抑止の解除連絡を実施します。
15:30〜16:00―作業手順書レビュー
メンバーが作成した次回実施する本番作業の作業手順書をレビュー。修正や指摘事項があればその内容を追記してメンバーに修正を依頼します。
16:00〜16:30―詳細設計書更新
本日実施した本番作業で変更が発生した内容を詳細設計書へ反映を行います。修正後に上長へレビュー依頼を行います。
16:30〜17:30―チーム内打ち合わせ
次期に向けたチーム体制について打ち合わせを行います。
17:30〜18:00―工数入力
今日実施した作業の実績を入力します。プロジェクト毎に工数管理が分かれているためそれぞれの管理表に入力を行います。
18:00―退勤
基本的にトラブルや障害がなければ定時で退社します。
20:00〜22:00―研修
自社に戻って技術やコミュニケーション能力向上を実現するために研修を受けます。研修が始まる前に夕食を済ませてしまいます。
22:00〜23:00―帰宅
お風呂にゆっくり浸かって1日の疲れを取ることを心がけています。
00:00―就寝
7時間は睡眠を取ることを心がけています。適切な睡眠が翌日の仕事のパフォーマンスにつながると考えています。
インフラエンジニア関する良くある質問
ここでは、インフラエンジニアに関するよくある質問に回答していきたいと思います。
Q1:平均残業時間はどのくらいですか?
システム全体が安定稼働時期に入れば定時で上がることも多くあります。障害やトラブルが発生した際は残業して対応するケースも発生します。また構築作業時に設計書通りに設定作業を行っているにも関わらず、正常に動作しないケースなども多々発生します。そのことも踏まえて月に約10〜15時間程度になります。
Q2:インフラエンジニアの仕事はきついですか?
インフラ系の業務は、要件定義や設計・構築を実施する「上流工程」、運用・保守業務を担当する「下流工程」と大きく分かれており、それぞれで”きつさ”の種類が変わります。
「上流工程」はWBSやアクションプランに沿って業務を行うため、納期に間に合わせるという「時間に追われる」というきつさがあります。
「下流工程」は障害やトラブルが発生した際に解決するまで対応する必要があります。トラブルの内容によっては根本解決までに時間を要するものもあり、「終わりが見えない」というきつさが存在します。
Q3:インフラエンジニアに向いているのはどんな人ですか?
正確に仕事が進められる人物やコミュニケーション能力が高い人が向いていると思います。
インフラの構築作業は設計書や作業手順書に沿って正確に実行することが求めれられます。特にインフラはサービスの根幹となる部分になるため、正確に実行しないと通信トラブルやサービス停止などの重大なインシデントにつながる可能性があります。だからこそ正確に仕事を進められる人物が求められています。
また、コミュニケーション能力についてですが、基本的にインフラエンジニアは単独で動くことは少なく複数人やチームを組んで業務が進められます。
プロジェクトの進める過程ではチームメンバーだけではなく、上司や関連部署との連携が多々発生するため円滑なコミュニケーションが求められます。
Q4:インフラエンジニアになるには何が必要ですか?
主体的に行動ができることと自己研鑽を続けられることが特に必要だと考えます。受け身の姿勢で与えられたタスクをこなすだけではなく、自ら懸念点や改善点を指摘して、より良いインフラ環境の構築や運用に貢献する姿勢が求められます。また、より高い知識やスキルを身につけるために勉強や資格取得を目指すことも、よりエンジニアとしての評価を高めることに繋がります。
Q5:インフラエンジニアに今後必要とされるスキルは?
パブリッククラウド(AWSやAzure)を導入する企業も多くなったため、パブリッククラウドを用いたインフラ環境構築の知識を身につけることが必要となります。
また生成系AIはインフラエンジニアにとっては業務効率化に大いに貢献するツールだと筆者は思いますので、まずはハンズオンしてみることをオススメします。
まとめ
今回はインフラエンジニアの仕事内容について紹介させていただきました。上流工程と下流工程で役割や業務内容の違いはありますが、基本的にはチームで動く仕事です。
サーバやネットワークの技術的な知識だけでなくコミュニケーション能力も求められます。インフラ技術とコミュニケーション能力の自己研鑽に励んでエンジニアとして成長し続けることが大切になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もう一度「インフラエンジニアの1日のスケジュールや働き方を紹介!仕事の流れや業務内容も徹底解説!」を読む ↑
インフラエンジニアに必要なスキル・知識を【無料】で学べるスクール3選!
20代未経験からのITエンジニア転職を【完全無料】でサポート!
資格(CCNA)も取得しながら、最短2ヶ月でITエンジニアへの転職を実現しています
最短60日間!20代向けの就活直結型プログラミングスクール!
プログラマカレッジ
【受講料0円】就職率98.3%の実績を誇る、20代が無料で学べるプログラミングスクール。紹介企業は圧巻の3,500社以上!
初心者からでも最短22日、しかも【無料】でITエンジニアになれる!
GEEK JOB スピード転職コース
短い期間の学習でいち早く転職するならここ。インフラスキルを広範囲で取得できます
もっと多くのインフラエンジニアを目指せるIT/プログラミングスクールを比較するなら、「【無料あり】インフラエンジニアを目指せるおすすめIT/プログラミングスクール5選!」という記事を参考にしてください。無料で受講できるスクールや転職や副業に強いスクールなど、目的に合わせて比較できます!
未経験の転職を在職中からすべき理由
未経験から転職活動は、毎月の給料が保証されている在職中から始めるのがおすすめ。退職後でお金に余裕もないと、焦ることで判断が鈍り『ミスマッチ』を起こしかねません。
まずは、在職中から転職エージェントに複数登録しておき、初回の無料カウンセリングだけでもしておきましょう。あとはキャリアアドバイザーが応募者の状況に応じた求人案件の紹介や、面接の日程調整や給与年収交渉などを行なってくれるのでとても便利です。
新しい一歩を踏み出す方へ。
インフラエンジニアの転職に強い転職サイト3選!
専門用語が通じるIT/Web系に強いエージェント。徹底した企業研究で面接通過率が高い!
レバテックキャリア
面接対策やポートフォリオへの技術的なアドバイスもあり。専門的な知識が深いからマッチング率が高い!
【最短2週間】100%『自社内開発求人』に強いエージェント!
クラウドリンク(Cloud Link)
IT・WEB・ゲーム業界の【自社内開発】求人に強いエージェントです。サポートも手厚く『年収UP率が高い』です!
もっと多くのインフラエンジニアの転職におすすめの転職エージェント・転職サイトを比較するなら、「インフラエンジニア向けおすすめ転職サイト・転職エージェント11選!」という記事をご覧ください。好条件の求人を多数保有した転職サイトを詳しく比較することができます。未経験OKの求人を扱う転職エージェントもご紹介しているので、駆け出しエンジニアにもおすすめです!
- 人気記事|インフラエンジニア向けおすすめ転職サイト・転職エージェント11選!
- 人気記事|
- AWS学習におすすめのプログラミングスクール5選!稼げるクラウドエンジニアを目指す!
- 【現役エンジニア解説】インフラエンジニアがきつい7つの理由とは?
- 初心者向け【AWS入門】使い方やできること。転職事情や将来性についても解説!
- サーバーエンジニアとは?仕事内容や転職事情、必要なスキルや知識を解説!
- インフラエンジニアからWebエンジニアや社内SEへ転職!必要なスキルや方法とは?
- ネットワークエンジニアになりたい方におすすめの資格とは?メリットや難易度についても!
- 20代未経験でインフラエンジニアへの転職を目指す際の注意点を解説【未経験必見】
- CCNAの受験料はいくら?支払い方法やメリット、難易度などを解説
- インフラエンジニアのための勉強法:おすすめ教材と学習ステップガイド