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キャリアアドバイザーとの連絡の流れと注意点
転職エージェントに申し込みをすると、担当するキャリアアドバイザーから電話もしくはメールにて連絡が来ます。その際にサービスの紹介やカウンセリング・面談の日程調整がおこなわれます。
カウンセリングの中では、これまでの経験や転職に対する不安や希望の条件を伝え、その後キャリアアドバイザーが希望の条件にあった求人を紹介してくれます。
こういった過程の中で、どうしても増えてしまいがちなのがキャリアアドバイザーとのやりとりです。
キャリアアドバイザーとの連絡は、求人に応募して転職活動を進めていくためには必要不可欠なものとなります。しかし、在職中に転職活動をする方は日々の仕事を続けながらのやりとりは、その数が多いと逆に負担と感じてしまう人も多いはすです。それが電話連絡なら尚更です。
キャリアアドバイザーとの連絡は大切なものですが、あまりに回数が多く業務に支障がでる場合には、「連絡の数を控えてなるべくまとめて伝達して欲しい」という旨を伝えると良いでしょう。
また、そもそも平日は電話連絡は困るという方は、メールでのやりとりが可能かどうかを率直に伝えましょう。今後の付き合いも考慮し「在職中は日中の電話は応対できないので、連絡はメールで欲しい」などと、角が立たないような伝え方を考えましょう。
それでも状況に変化がなければ、担当者を変えてもらうことをおすすめします。もしくは「縁が無かった」と気持ちを切り替え、転職エージェントそのものを変えることも検討してください。
困惑しているにも関わらず対応を変えようとしない転職エージェントと付き合い続けることは、時間と労力の無駄遣いです。あなたが気持ちよく転職活動を相談出来るエージェントを探すほうが得策です。
条件・希望に合わない求人への対応とは?
キャリアアドバイザーは、カウンセリングの中で聞いた条件を元に求人情報を探して紹介してくれるのですが、多くの転職エージェントがこの初回カウンセリングのタイミングで数件の求人情報を案内してきます。
そこで一点注意して欲しいのが「即答はしない」という事です。※当然気になるものがあれば面接希望の意思を示しましょう
直感的に希望に合うものが無いのであれば、無理をしてまでも面接を受ける必要はありません。万が一急かすような雰囲気があっても「この場で即答出来るほど、ピンとくるものは無かった」という内容を素直に伝え、「他にもご紹介頂ける求人があればご連絡下さい」ともお願いしておきましょう。
初回のカウンセリングで案内される求人の中には、
- 長い期間出ている求人
- 離職率が高い求人
- 人気がない求人
の可能性がありますので、注意したい点です。
ミスマッチを避けるためにも希望や意思は明確に伝える
カウンセリング以降に紹介された求人の中でも、希望している事の何かが抜けていたり、納得ができない部分がある求人も出てきます。
そういったミスマッチを避けるためには、カウセリング時から転職活動中に気をつけておきたい事があります。
- 転職で実現したいこと、やりたいことを明確にしておく
- 希望する待遇や業務内容はしっかりとエージェントに共有する
- 企業の情報収集は自分でもやる
そして、以下のことはカウンセリングなどで言わないように注意してください。
- 嘘の情報は伝えない(経歴、スキル、健康状態など)
- ネガティブな感情は出さない(前職場への不満や人間関係など)
- 転職に対してのビジョンが明確でない、何となくの気持ちだ
断る時には理由を明確に
紹介してもらう求人へは必ず応募しなくてはいけないというものではなく、当然決めるのはあなた自身です。
ただしキャリアアドバイザーも感情で動く部分もありますので、もし紹介してもらった求人に納得できない場合には、何がいけなかったのかという理由を明確に伝え、簡単でも良いので感謝の言葉も添えましょう。その事でキャリアアドバイザーもより希望にあった求人を探してきてくれるはずです。
転職活動を成功させるためのカギ
転職支援サイトを利用した転職活動を成功させるためには、求人先とつながっているキャリアアドバイザーとの良好な関係が成功のカギとなります。
その為にはキャリアアドバイザーに「すぐにでも転職したい」という求職者の気持ちが伝わること、そしてあなたが「すぐに採用が決まる可能性がある求職者」であると思ってもらう事が大切です。
するとキャリアアドバイザーはあなたが「他のエージェントに移行」しないようにと、積極的に動いてくれるはずです。
キャリアアドバイザーのモチベーションが上がるような関係をうまく築くことで、あなたの転職活動が良い結果につながるよう願っております。