更新日: 投稿日:2017年12月8日

IT業界に転職・就職したいけど、求人サイトや転職支援サイトを見ても職種が多くて自分にはどの職種が合っていて、どの職種を目指すべきなのかと思っている方も多いのではないでしょうか?「そもそも未経験や異業種から転職・就職ができるのか?」と不安に思っている方もいらっしゃるはずです。
一口にIT系の職種といっても様々で、あなたがどの職種を選択するかで仕事の内容は大きく変わってきますので、その仕事の特徴や必要なスキルや資格などを事前に把握しておく必要があります。
ここでは、システム開発・技術系の職種「以外」のIT系のお仕事をご紹介します。自分に合った職種を見つけるべく、是非参考にしてください!
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ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、企業が抱える経営問題をしっかりと把握し、IT技術を活用した経営戦略の立案から、システム化・導入の提案やマネジメントなどの支援を行い、経営問題の解決へと導きます。また、クライアントが抱える要望や課題についての調査・分析、そして改善案の提案といった内容の仕事のため、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、そして問題解決能力が求められます。
主な職種を3つに分けると
となります。
ITコンサルタントに向いている人とは?
ITコンサルタントに向いているのは、企業や人のために支援や行動することにやりがいを感じることができる人です。そして、企業が抱える問題や課題の解決ができた時、それをやりがいや達成感に感じられる人に向いていると言えるでしょう。
また、さまざまな要望や課題に向き合い、それらを総合的に分析しながら成功への道しるべを冷静に判断できることが求められます。
その一方で、様々な課題を解決するために実行すべきことはとても多く、ハードな働き方でも耐えうるメンタルと体力を持っている人ではないと務まらない職務です。また、最新の技術・情報を収集するために常に勉強が欠かせないという点も、ハードルを高くする一因となります。
ITコンサルタントには、論理的思考に基づいた高い「提案力」、そしてそれを裏付ける知識や経験が必要にります。
エンジニアに論理的思考はなぜ必要?どのように身に着ければよい?【面接・就活に活かす】

セールスエンジニア

セールスエンジニアは技術職と営業職2つの要素を併せ持ち、クライアントに自社の商品(サービス)の導入提案やその後のサポートを行います。
そのためセールスエンジニアには技術的なことに関する豊富な知識や、営業スキルやコミュニケーション力も必要になります。加えて自社の商品(サービス)をクライアントに分かりやすく説明するプレゼンテーション力も欠かせないスキルです。
やりがい
直接現場に訪問する機会も多いというのもあり、「ユーザー(クライアント)の立場になって仕事がしたい!」という人にとってはとてもやりがいを感じる事ができるでしょう。
セールスエンジニアの年収について
セールスエンジニアの平均年収は「615万円」となっております。
※参考「2019年版 職種別 モデル年収平均ランキング」より
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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー(PM)とは、プロジェクトの統括責任者であり管理人です。プロジェクトの予算・ケジュール管理や、必要なリソースの調達・調整、そして様々なリスク管理などを行いながら、プロジェクトが計画通りに進行しているかを常にチェックします。
プロジェクトマネージャーには、プロジェクトチームの責任者としてプロジェクトを円滑に運営しながら、スケジュール通りにプロジェクトを成功させる能力が求められます。
プロマネに必要な資質とは?
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チームメンバーを引っ張る「リーダーシップ」素早い「意志決定」多様な事案に対応する「柔軟性」対人関係を円滑にする「コミュケーション力」豊富な「知識と経験」などが上げられます。
プロジェクトリーダー

プロジェクト・リーダーとは、開発などのプロジェクトを遂行する現場の責任者です。
PM(プロジェクトマネージャー)が社内・外(クライアントやパートナー企業)との関係全般で責任を持つことに対して、プロジェクトリーダーは現場に関わる業務の責任、つまりはプロジェクトを計画通りに実行し成功に導く責任者となります。
プロジェクトチームを束ね、チームメンバーへの指示出しや管理・調整、関係者との折衝や提案をおこないます。そのためには専門的な知識も必要であり、更には計画通りにプロジェクト進行する為の様々な工夫や努力、またコミュニケーション力などが求められます。そのため行動力やリーダーシップが必要となります。
事務職(ビジネスソフト操作、ウェブサイト更新)

事務職と言うと総務や経理系から医療事務、一般企業の営業補佐や接客を伴う事務など、幅広い仕事があります。しかし、どんな事務職でも共通しているのが、パソコンを使って仕事をするということです。事務職の仕事をする上で、パソコンを使った文書やグラフの作成、データ入力作業は必須とも言えます。ですから、WordやExcelなどのスキルは、当然必要になります。
さらにExcelでは、マクロ・VBA、ピボットテーブルを使ったデータ分析などができれば、より評価が上がります。また、近年は自社ホームページを運用する企業が多くなりました。ちょっとした修正など、ウェブサイトの更新が事務職に求められるケースもあります。
このように、IT系のスキルを持っていれば、事務職で活躍の場がひろがることがわかっていただけたと思います。また、事務職の仕事をすると、本来の業務以外にも電話対応や接客対応、書類整理や事務所の掃除など雑務に対応しなければならない場合もあります。
そのため、事務職に就くためには、本来の業務と雑務を要領良くこなす手腕も必要になってくるでしょう。
OAオペレーター

OAオペレーターは、パソコンを操作してデータの入力などを専門に行います。
使用するするソフトはWordやExcelだけなく、金融、医療、情報など業界ごとの専用ソフトや専用端末を用いた入力を行う場合もあります。そのため、それぞれの専用端末の使い方をマスターする必要もあるでしょう。OAオペレーターには、基本操作能力だけでなく、作業の正確さや速さも求められるため、仕事を素早く正確にこなす能力も求められます。
几帳面に仕事ができる女性に向いている仕事でもあります。さらに、文書作成やプレゼン資料の作成、電話応対や接客対応などの事務仕事以外の仕事をこなす必要もあります。入力作業をこなしながら、マルチに接客対応などもこなせる要領の良さも求められるでしょう。
サポート・ヘルプデスク

サポート・ヘルプデスクとは、顧客や自社の社員からのパソコンやシステムの利用における操作やトラブルに関する問い合わせに対応し、処理する仕事です。
そのため、パソコンやシステムに関する知識を幅広く持っていなければ務まらない仕事です。機材の搬入やセットアップ、配線作業などの対応をする場合もあり、技術も必要とされます。顧客や自社の社員への対応をする場合、電話やメールでの対応が一般的ですが、場合によっては現場で直接対応することもあります。その際には、ITに関する技術や知識だけでなく、相手の話す内容を理解し、それに対して分かりやすく回答し、解決していくというコミュニケーション力も必要です。
時には、顧客から「このシステムが使えない!」などと怒りの問い合わせがくることもあり、神経をすり減らすことが多い仕事でもあります。強い精神力も必要な仕事と言えます。
パソコンインストラクター

IT関連の技術を教える仕事です。
一般的なソフトウェアの使い方から、ネットワーク知識やプログラミング技術など教える内容は様々です。教える相手がパソコン初心者なのか経験豊富な技術者なのか相手の能力に合わせて対応することも求められます。職場は一般的にはパソコンスクールなどですが、学校で直接生徒に教える以外にも、オンラインスクールでチャットやメールで教えることもあります。
必要なスキルは教える内容に関するシステムやプログラミングに関する知識や技術はもちろん必須です。さらに、テキストの作成や指導方法の研究、また、生徒を引き付ける魅力的なトーク力など教える以外の力も必要とされます。
教える内容の専門性が高く生徒に人気がある場合は、収入も上がっていくでしょう。