シンタロウさん(仮名)のプロフィール
- 転職したときの年齢は? 27歳
- 転職前の職種は? 物流業界の事務職
- 転職後の職種は? SE
- 転職活動に使ったサービスは? 求人サイト
- お住いは? 広島県
目次
第1章 IT企業への就職の夢破れ、異業種
本当は、SEとしてバリバリ仕事をこなす姿に憧れていました。理系ではありませんでしたが、システム設計構築と導入。お客様へのシステム提案。
そんな仕事への漠然とした憧れをもっていましたが、自分にできるのかという不安が有り踏ん切りがつかず、物流業界で事務職について3年が経過した頃でした。
第2章 夢は諦め決めずに、転職を決意
当時の仕事や収入には不満はなかったのですが、自分の将来を考えたときに10年後に後悔することにならないか。あの時、なんで転職を決断しなかったのか!といった状況にだけはなりたくないという気持ちが日を追うごとに強くなり、入社3年目過ぎた頃から転職を強く意識するようになったのです。
第3章 転職の為の勉強、スクールへ
理系の知識がないからという理由だけで諦める必要は全くないのです。いまならSEとして活躍するための知識はインターネットだけでも十分手に入れることができます。もちろん無料です。
私の場合は時間的な理由などから有料のプログラミングスクールを受講しましたが、無料で手に入るインターネット情報も無視できません。なぜならここは現役SEからの旬な情報、生きた情報が満載なのです。利用しない理由はありません。
さらに、インターネットで手に入る環境だけで知識だけではなく、業務の疑似体験も可能なのです。このような活動は単なる勉強にとどまらず履歴書に記載して自身のスキルアピールにも十分使えることでしょう。たとえ実務経験ではないとしても、採用する側からみたら十分魅力的な人材として印象にのこるはずです。
私自身も業務経験はないがこんな勉強をしてきた。だからこの職種で採用してほしい。ということを面接で口頭アピールした記憶があります。また、現在は採用面談時開発部門からとして同席依頼うけることもあります。
実務経験がなくても意思を強くもって面接にくる人(事前学習してきた人)はやはり魅力的に映るものです。
インターネットで手に入る情報
種類 | 概要 | 事例 |
基礎知識の獲得 | ネット検索(google Bing yahoo)などで検索すれば十分情報入手可能です。 | 検索例) SE基礎知識 |
開発スキルの獲得 | 現在は無料(一部有料サービスあり)で開発環境や利用方法、技術オンライン教育を展開しているサイトがたくさんあります。これらを活用することで、無料で技術獲得と疑似的な実務経験をシュミレーションできます。 | https://paiza.jp 転職先情報からオンラインでの技術学習まで提供しているサイトです。技術者に特化しているだけに内容は大変充実しています。無料ですが有料サービスも有り。 |
旬なIT動向 企業情報 | 日経グループ等の情報発信サイト | 日経XTECH https://xtech.nikkei.com/top/it/ @IT https://www.atmarkit.co.jp/ ITMEDIA https://www.itmedia.co.jp/ QUIITA https://qiita.com 他にもたくさんあるのでご自身でも探してみてください。 |
旬なIT動向 個人発信情報 | ネット検索(google Bing yahoo)などで検索すれば十分情報入手可能です。 | |
実務疑似体験 | クラウドベンダの環境を活用しましょう。勉強用途であればどの会社を選択しても大差ありませんが、利用頻度に応じて課金される場合もあるので其処だけは事前確認しといたほうが良いです。 | 大手の3社(Amazon、Google、Microsoft)を比較してご自身に一番あったものを選択いただければ十分と思います。 実際にシステムを設計構築し運用する一通りの流れを擬似体験するには格好の環境です。 ただ、効果えられる活用にはそれなりのスキルが必要です。 |
https://www.tenshoku-stories.com/se_tenshoku/newcomer-web/
第4章 勉強だけの未経験者〜面接〜見事採用へ
第3章のような環境でしっかり楽しく勉強しただけで基礎知識は十分手に入ったはずです。それどころが、現役SEでもここまでやっている人は少ないのはでないでしょか。
それでも、未経験という実務経験のなさをハンディと思われる方は大変たくさんいらっしゃるかと思います。でも心配いりません。SE系の求人をみると未経験者可というキーワードが意外と多いことに気づくはずです。
圧倒的な人手不足なのです、つまり売り手市場なのがこの業界。もちろん常にこの状態というわけではありませんが今は確実に売り手市場です。
したがって採用担当からみても未経験ということはマイナス要因とならず、それよりも本人の意思や未経験な人がSE職に付くためにどんなことをしてきたのかを重視します。まさに第3章にておこなったことは、大変高く評価されるわけです。
未経験を偽ってもすぐにバレます。未経験なのでこんな勉強をしてきた、ぜひSE職として採用してほしい。これをしっかりアピールして採用を勝ち取りましょう。
第5章 現在のやりがい・楽しさと難しさ・課題
SE職を希望された方は、お客様業務を支えるシステムの企画提案構築運用に関心あり、希望されたことと思います。
自身が関わったシステムを利用していただける、その結果業績が上がる。業務効率が改善される。こういったことを現場の利用者の方や顧客経営層からお話いただくことな何よりの喜びと思います。
また、システムの設計製造構築は自身の技術力を発揮し、アイデアを実現できる非常にクリエイティブな活動です。こんなところに興味をもってこの業界を目指す人もたくさんいます。
一点、これは常に意識しておいていただきたい点として、決っして技術者視点に偏り過ぎないでいただきたいという事です。自身の高い技術力は素晴らしいことですが、技術はあくまでも道具です。
お客様が求めているものはお客様業務業績の向上です。これは気が付かないうちに陥ることなので十分気をつけてください。ここさえ履き違えなければ大丈夫です。
第6章 番外編 こんな方法もあるんですよ
SE職になりたいけど、今の仕事をやめて勉強する勇気が今ひとつでない。でも諦めたくない。ちょっと優柔不断ですけど、お気持ちは良くわかります。みなさん誰だって不安なのです。もし今の会社に社内情報システム部門があるようでしたら、まずは自社内部門配置転換希望を出してみてはいかがでしょうか。
SE職のひとから提案を受ける側になるのですが、転職という選択肢を選ぶ前に現職を維持しながらSE業務への理解を深めることが可能です。その上で、やっぱりご自身もSE職になりたいという思いが強いのなら、そこで転職を選ぶのです、社内情報システム担当という経歴は十分アピールポイントとなるはずです。
第7章 まとめ
いかがだったでしょうか、未経験でもSE職になれることご理解いただけたでしょうか。現在はインターネットにいろいろな情報が公開されていますし、通学タイプ/オンラインタイプの教育機関も豊富にあります。市場が売りて市場という絶好のタイミングをうまく活用して未経験者からの転職を是非勝ち取ってください。
もう一度「物流業界の事務職からSE転職した先輩からのアドバイス」を読む ↑
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