まどかさん(仮名) のプロフィール
- 転職したときの年齢は? 25歳
- 転職前の職種は? 飲食業・コールセンターなど
- 転職後の職種は? ホテルの在庫管理のシステム部門
- 転職の成功ポイントは? アルバイト時代の周囲からの信頼が最後の決め手
- 性別は? 女性
- お住いは? 東京
目次
大学で経営の基礎を学びながら、農業系の知識を修得する日々
私は実家の跡取りでいずれは野菜農家の会社の社長を継がなければならない状態でした。そのために、大学を卒業してある程度期間が経過したら、地元に戻って来るように親から言われて大学に進学しました。
この頃は、まだまだ遊び程度のゲームプログラミング経験
私はゲームのプログラミングを高校の部活程度のお遊びの感覚で作ったことがありましたが、その時はあくまでも「遊びの延長としてのゲームプログラミング」であり、将来の進路としては考えていなかったのです。そのため大学も普通の商学系の学部に進み、経営の基礎を学ぶ傍らで家業に関係する農業系の知識を独学で覚えていくような日々でした。
大学卒業後に複数のアルバイトを経験
大学を無事に卒業してからの数年程度は、親の言いつけどおり東京で自力で稼いで過ごしてみることになりました。いわば家業を継ぐまでのモラトリアムの期間と考えればわかりやすいかと思います。
この期間にホテルでのウェイターや、コールセンターのオペレーター、居酒屋の店員などのさまざまな職種を経験しました。大学を卒業したばかりの私には、社会経験が全くなかったために非常に大変だったことを覚えています。
システム面についての気づき・疑問
こうしたアルバイト経験の中で私が特に気になったことは、アルバイト先のシステム的な面で「使いにくいシステムが多かった」ことです。
例えば、ホテルのウェイターのアルバイトをしていた時には、ビールやワインなどの在庫を毎日確認していましたが、そのシステムがとにかく使いにくく、「どうしてこんな面倒なシステムにしたのだろうか」、と毎日首をかしげていました。
居酒屋の店員の時にも、食べ物の在庫と発注を入力する本部のシステムに毎回のように不具合があり、私を含む現場で毎日調整しているような有様でした。その結果、当然余計な仕事が増えるばかりで、「これではむしろ効率が悪くなる」と感じていました。
プログラミングの興味が復活!
そんな折、自分が高校時代にプログラミングをかじっていたという過去の記憶がふと蘇りました。もちろん簡単なゲームを作成する程度のプログラムでしたので直接の関係はありませんでしたが、基本的な下地は共通していることを思い出しました。そのことを思い出してから、妙にシステムの面をいじってみたいとする欲求が強くなっていき、本格的にSEになるための勉強をはじめました。
お金を持っていなかったので、TechAcademy(テックアカデミー)で学習を始めました。
本格的にプログラミングの勉強を始めたいとは思った私でしたが、当時はアルバイトを掛け持ちして自分の生活をなんとか維持している状態でした。また、将来的には実家に戻らなければならないという事情もあるために、表だって自分の両親などにお金の援助を要請するわけにはいきませんでした。
そこで、10万円程の出費でオンラインで学習することができるTechAcademy(テックアカデミー)で勉強を始めました。内容は8週間プランで、集中的に学習して実用レベルまで引き上げるように考えられたプログラムでした。
アルバイト先の上司に掛け合ってみたところ…
TechAcademy(テックアカデミー)での学習も8週間後に無事に講習を終えて、ある程度の開発を自分自身でプログラミングできるようになったところで、アルバイト先それぞれの上司に掛け合ってみました。
もちろん、私自身もいきなりそんな荒唐無稽なことを言っても多分無理だろうなと思っていたので、そこまで気合いを入れて提案したわけではありませんでした。しかし、アルバイト先のホテルからある打診がありました。
結果的に、ホテルの裏方で在庫管理のプログラミングの仕事にありつけました。
ホテルのウェイターのマネジャーから、「プログラミングを学んでいたのならやってみるか?」という形で声がかかったので、当時アルバイト先のホテルでプログラミングを担当していた先輩と一緒に仕事をするようになりました。
そのまま半年の期間が過ぎた頃、システム部門のマネジャーからの「もう正規採用でいいよね、○○○さん」という言葉を、ウェイター部門のマネジャーを通じて聞くことになりました。そして、その話の流れのまま私はアルバイトから正社員になることができました。
システム部門でのSEとしての仕事はとてもやりがいを感じています。もちろん、失敗はいくらでも経験しましたし、システムのメンテナンスも大変で終わらなければ残業になる日もあります。しかし、そんな私のSEとしての仕事に熱が入ったところを両親もわかってくれたのか、結局そのまま実家に戻る話も立ち消えになり現在もホテルのシステム部門にて働いています。
自分のプログラミング技術は特段優れたものではなかったと自分では思っているのですが、アルバイト時代に築き上げた周りからの信頼が最後の決め手になったことを後で知らされました。色々な社会経験はしておいて損はないんだな、ということを強く感じながら、今も仕事に励んでいます。
この文章を読んでくれている皆さんの中にも「エンジニアへの興味は持っているけど、未経験だから・・」と躊躇しているひともいるかもしれません。私の経験が何かの参考になるととても嬉しいです。
もう一度「ホテルのウェイターからシステム管理部門のSEへ転職成功した体験談」を読む ↑
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