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エンジニアにスカウトが来ない原因は?採用する側から見た来る人・来ない人の違いと改善策

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エンジニアにスカウトが来ない原因は?採用する側から見た来る人・来ない人の違いと改善策

転職サイトやスカウト型サービスに登録して職務経歴も入れたのに、企業からの連絡がほとんど来ない。たまに届いても、経歴を読んだとは思えない定型文ばかり。この状態が何週間も続くと、自分のスキルは市場で通用しないのではと疑いたくなるはずです。

ただ、エンジニアにスカウトが来ない原因の大半は、経歴の中身が評価される前の段階にあります。企業は登録者を一人ずつ読んでいるわけではなく、まず職種や使用技術、経験年数、年収などで検索し、そこで残った人のプロフィールだけを開くからです。検索に引っかからない書き方をしていれば、何年実務を積んでいても経歴は一度も読まれません。

検索を通過してプロフィールを開かれた後にも関門があります。担当工程や役割が読み取れない経歴は、自社のどのポジションに当てればいいのか判断できないまま閉じられてしまうのです。

この記事では、企業がスカウトを送るまでの流れに沿って、来ない原因と直し方を順番に整理しました。エンジニア採用の面接官も務める立場から、採用側がプロフィールのどこを見て判断しているのかもあわせて解説します。

この記事で分かること
エンジニアにスカウトが来ない7つの原因と、自分がどこで止まっているかの見分け方
採用する側から見た、スカウトが来る人と来ない人の違い
職務要約や技術タグなど、プロフィールの具体的な直し方

プロフィールを直すのと並行して、経歴の伝え方を第三者に見てもらいたい人は、エンジニア専門のエージェントを1社持っておくと早いです。

レバテックキャリア:実務経験者向け。企業をよく知る担当者が経歴を推薦してくれる
テックゴー:経験を活かして年収を上げたいエンジニア向け
ユニゾンキャリア:経験が浅い人、未経験に近い人も相談しやすい

目次

エンジニアにスカウトが来ないのは「評価が低い」からではなく見つかっていないから

企業は「検索→一覧→経歴→送信」の順で候補者を絞っている

企業がスカウトを送るまでには、大きく4つの段階があります。職種・使用言語・経験年数・年収・勤務地などの条件で検索し、表示された一覧から気になる人のプロフィールを開き、職務経歴を読んで自社のポジションに合うと判断した人にだけ送信する、という流れです。

押さえておきたいのは、経歴がきちんと読まれるのは3段階目になってからだという点です。最初の検索条件に当てはまらなければ一覧に出てこないので、経歴の良し悪しを判断される場面すらありません。一覧の段階でも、多くのサービスは直近でログインした人やレジュメを更新した人を上に表示します。登録したまま数か月放置しているプロフィールは、条件に合っていても下の方に沈んでいきます。

採用する側から見ると、スカウトは何通でも気軽に送れるものではありません。送信数に上限があるサービスや、1通ごとに費用がかかるサービスもあります。担当者が一番避けたいのは見当違いの相手に送ることで、返信が来なければ通数も時間も無駄になります。だからこそ、プロフィールから判断材料がすぐ読み取れる人を優先し、読んでも判断がつかない人は後回しにするわけです。

もうひとつ知っておいてほしいのが、検索や送信をしているのが現場のエンジニアとは限らないことです。人事担当者が募集要件に書かれた技術名をキーワードにして候補者を探している企業も多く、行間から経験を汲み取ってもらえる前提で書くと、肝心の経験が伝わらないまま閉じられます。

企業がスカウトを使う意欲が落ちているわけでもありません。レバテックの「IT人材白書2026」では、企業が新たに注力する採用チャネルとしてスカウト型を挙げた割合が22.4%で、最多だった転職エージェント(27.2%)との差は5ポイントほどでした。企業は自分から候補者を探しにいく採用を強めているので、来ない理由の多くは需要の少なさではなく、見つけてもらう側の書き方にあると考えてください。

出典:レバテック「IT人材白書2026」

例外は、実務経験が1年に満たない人です。経験年数で絞り込まれた時点で一覧から外れやすく、書き方だけでは解決しにくいので、後半の章で別に扱います。

まずは自分がどの段階で止まっているかを切り分ける

プロフィールを闇雲に書き直す前に、どこで止まっているのかを確かめておくと手戻りがありません。閲覧数や足あとが見られるサービスなら、その数字が手がかりになります。

閲覧がほとんどない:検索や一覧の段階で外れている(原因①〜④)
閲覧はあるのに届かない:経歴を読まれたうえで見送られている(原因⑤⑥)
閲覧もスカウトもあるが的外れ:サービスと経歴が噛み合っていない(原因⑦)

閲覧がほとんどない人が職務経歴の文章を磨いても、そもそも読まれていないので結果は変わりません。反対に、閲覧はあるのに届かない人が技術タグを増やしても、読まれた後の判断材料が足りないままです。次の章で紹介する7つの原因は、この3つの段階に対応させて並べています。

エンジニアにスカウトが来ない7つの原因

①〜④は検索や一覧の段階で外れる原因、⑤⑥はプロフィールを読まれた後に見送られる原因、⑦は利用しているサービスとの相性の問題です。

①使用言語・技術タグが少ない、または社内でしか通じない言葉で書いている

企業の検索は、登録された文字列との一致で動いています。実務でJavaとSpring Bootを使っていても、プロフィールに「Webシステム開発」としか書いていなければ、Spring Bootの経験者を探している企業の一覧には出てきません。「Java、SQLなど」の「など」も同じで、検索に乗るのは書かれた単語だけです。PostgreSQLの経験者を探している企業から見れば、SQLとしか書かれていない人は対象外になります。

社内の部署名やプロジェクト名も、社外の検索語とは一致しません。「基盤チーム」「Nextプロジェクト」と書かれていても、採用担当者には何を扱っていたのか伝わらず、検索にもかかりません。置き換え方は後の章で具体例をまとめています。

見落としやすいのが、同じ職種を複数の会社で経験している人の経験年数です。A社で1年半、B社で2年バックエンド開発をしていれば、同じ職種で3年半の経験があります。ところが会社ごとに分けた数字しか登録していないと、企業が「バックエンド開発3年以上」で絞り込んだときに漏れてしまいます。経験年数を入力する欄では、同じ職種の経験は合算して入れてください。

②現年収・希望年収が空欄、または相場から大きくずれている

現年収は空欄にしないでください。年収のレンジで候補者を絞り込む企業は多く、空欄のままだとその検索結果には表示されません。

今の年収を知られると足元を見られるのでは、と心配する人もいるでしょう。ただ、年収を伏せて交渉材料にするのは、自分が応募先を選んでから条件を伝える応募型の考え方です。企業が先に候補者を探すスカウト型では、伏せることで交渉の場に立つ機会そのものを失います。

希望年収を高く置きすぎる場合も、結果は似たものになります。現年収500万円の人が希望を900万円以上で登録すれば、その年収帯の求人を持つ企業にしか表示されません。年収を上げたいなら、入口では現実的な範囲に置いておき、交渉は面談や選考の場で行う方が届く数は増えます。

③希望職種が「エンジニア」のような大括りになっている、あるいは1つに絞りすぎている

希望職種を「エンジニア」「IT技術職」のような大きな括りで登録している人がいます。これだと採用担当者には専門の領域が見えず、自社のポジションに合うかどうかを確かめる手間が増えるため、後回しにされます。

逆に、希望職種を1つだけにしている人は、隣の職種で条件の良い求人を持つ企業から見つけてもらえません。バックエンドエンジニアを本命にするなら、経験次第でSREやフルスタックエンジニアの募集にも当てはまるはずです。

結論として、希望職種は具体的な職種名で書き、本命に隣接する職種を1〜2つ加えるところまでにしてください。社内SE、ITコンサルタント、PMまで手当たり次第に並べると、今度は何を専門にしたい人なのかが分からなくなり、大括りで登録したのと同じ状態に戻ります。

④最終ログインや更新日が古く、一覧の下に沈んでいる

登録直後に何通か届いて、その後ぴたりと止まった人は、まずここを疑ってください。多くのサービスでは最終ログイン日やレジュメの更新日が企業側に表示され、一覧の並び順にも反映されます。企業からすれば、半年前から動きのない人に送っても返信は期待しにくいからです。

転職意欲を選ぶ欄があるサービスでは、その設定も確認しておきましょう。「良い求人があれば検討したい」のような低めの設定にしていると、返信が見込めない候補者として優先度が下がります。

⑤職務経歴が「何を作ったか」だけで、担当工程や役割が読み取れない

閲覧はあるのにスカウトが来ない人に多いのが、職務経歴に「ECサイトの開発・運用を担当」のような一文しかないケースです。

採用する側から見ると、この一文では声をかけるポジションを決められません。決済まわりの要件定義から設計まで担っていた人と、既存機能の改修を回していた人とでは、任せたい仕事がまったく違うからです。技術スタックが募集要件と合っていても、どこを担当していたのか分からなければ、スカウトを送る根拠になりません。判断がつかない経歴は、迷った末に閉じられます。

経歴から読み取れるようにしておきたいのは、次の4つです。

  • 使用言語・フレームワークとそのバージョン
  • チームの規模と自分の立ち位置
  • 担当工程(要件定義・設計・実装・テスト・運用のどこまでか)
  • 関わった期間

同じECサイトの例でも、「ECサイトの決済機能の改修(PHP 8/Laravel)に2年従事。5名チームで基本設計から結合テストまで担当」と書かれていれば、企業は自社のどの募集に当てはまるかをすぐに判断できます。

成果は、売上や工数削減のような数字があれば入れてください。数字がなくても、何の課題をどう解決したのかが書いてあれば判断材料としては十分です。

⑥転職理由や短期離職の事情が書かれておらず、採用側の不安が消えない

1年前後で退職している会社がある人や、転職回数が多い人は、経歴の中身が良くても見送られることがあります。企業が気にしているのは、入社してもまたすぐに辞めるのではないかという点です。

短期離職そのものより、事情が分からないことが不安を生んでいます。自己PR欄や補足欄に、経歴だけを見た人が抱く疑問へ答える一文を入れておきましょう。

事業再編で所属部署が統合され、開発業務から外れたため転職を決意
入社時の説明と異なり運用保守が中心となったため、開発経験を積める環境を求めて転職を決意

長い説明は要りません。この程度の一文があるだけで、自社では起こらない事情だと判断できれば、企業は安心して声をかけられます。

面接での伝え方や職務経歴書での書き方は「エンジニアの短期離職は面接でどう伝える?入社1年未満で辞めた理由の話し方と例文を徹底解説!」で詳しく解説しています。

⑦経歴とサービスの相性が合っていない

閲覧もスカウトもそれなりにあるのに、希望とかけ離れた連絡ばかり届く人は、利用しているサービスを見直す段階です。

よくあるのが、総合型の転職サイトに付いているスカウト機能だけを使っているケースです。総合型では登録条件と求人条件が一致した人へ一括で配信する仕組みが中心で、職種名だけで誰にでも当てはまる定型文が届きやすくなります。それを見て、スカウトは意味がないと判断してしまう人もいます。ただ、使用技術や担当工程で候補者を探せるエンジニア特化のスカウト型サービスは、仕組みがまったく別物です。

経験年数とサービスの対象がずれていることもあります。実務2〜3年でハイクラス向けのサービスだけに登録していれば、企業が求める年収帯や役割と合わず、届く数は伸びません。

年齢や居住地を除外条件にして検索する企業もあり、これは書き方では変えられない部分です。だからこそ、自分の経験年数や働き方に合うサービスを選ぶことが効いてきます。選び方は後の章で解説します。

採用する側から見た、スカウトが来る人・来ない人の違い

7つの原因を裏返すと、スカウトが来る人と来ない人のプロフィールには次のような差があります。

項目来る人来ない人
冒頭の要約職種・経験年数・主な技術が一読で分かる要約がない、または抽象的
技術タグ実務と学習中を分けて広めに登録自信のあるものだけで数が少ない
担当工程工程とチーム内の役割が書いてある作ったものの名前だけ
年収欄現年収を正確に入力空欄、または希望が相場から離れている
希望職種具体名で本命+隣接1〜2つ大括り、または1つだけ
更新月に1回程度はログイン・更新登録したまま放置

表には収まらない違いが2つあります。

来る人は冒頭の数行で「何ができる人か」が分かる

一覧からプロフィールを開いた担当者は、最初から最後まで順番に読むわけではありません。冒頭の数行で自社の募集に合いそうかを判断し、合いそうなら続きを読みます。

スカウトがよく届く人は、この冒頭で「決済まわりのバックエンドを5年、Go/AWS」のように、一言で何の人かが伝わる書き方をしています。職務経歴を時系列で並べただけのプロフィールと並んでいたら、担当者が先に声をかけるのは前者です。

来ない人は経歴を盛りすぎるか、謙遜しすぎている

来ない人のプロフィールは、2つの方向に偏っています。

ひとつは、研修で少し触っただけの技術を主力のように書いてしまうことです。採用する側から見ると、プロフィールに書かれた技術は面接で深掘りする前提の材料です。Kubernetesと書いてあれば、クラスタの構成をどう決めたのか、Podが再起動を繰り返したときにどこから調べたのかを聞きます。触った程度だと、2問目あたりで答えが止まります。盛った経歴でスカウトが届いても、選考で書いた内容との差が見えた時点で評価は大きく下がります。

もうひとつは逆で、自信を持って説明できるものだけを登録し、技術タグが3〜4個しかないプロフィールです。本人は誠実なつもりでも、検索には実際より狭い経験として映ります。実務経験と学習経験を分けて書けば、広めに登録しても誤解は生まれません。

必要なのは経歴を大きく見せることでも小さく見せることでもなく、持っている経験をそのままの大きさで、判断できる形に書くことです。

スカウトを増やすプロフィールの直し方

直す順番は、企業が候補者を探す流れに合わせるのが効率的です。冒頭の要約と検索に使われる項目を先に整え、運用面は最後に回します。

職務要約を冒頭に1〜3行で置く

最初に手をつけたいのが職務要約です。職種、経験年数、主な技術とバージョン、得意な領域、今の役割を1〜3行に収めます。

Before:Webアプリケーションの開発を担当
After:BtoB SaaSのバックエンド開発4年(PHP 8/Laravel、AWS)。5名チームで設計からリリースまで担当し、直近1年はコードレビューも担当
Before:インフラ構築に従事
After:AWS環境のインフラ構築・運用を5年担当。TerraformによるIaC化と監視基盤の整備を主導
Before:フロントエンド開発を担当
After:React/TypeScriptでのフロントエンド開発3年。toC向けアプリの新規画面開発と表示速度の改善を担当

Afterの方は、どれも経験の領域と深さが1文目で分かります。数字で示せる成果があれば加えてください。数字がなくても、「手作業だったデプロイ手順をGitHub Actionsで自動化」のように何を解決したかが書いてあれば、仕事の中身は十分伝わります。

職務経歴の欄そのものの組み立て方は、Webエンジニアの職務経歴書を【面接官に刺さる】内容にして転職を確実に決めよう!で詳しく解説しています。

技術タグは「実務」と「学習中」を分けて広めに登録する

技術タグは、実務で使ったものに加えて、個人開発や研修で触ったものまで登録して構いません。習熟度を書き分けておけば、企業側も経験の深さを判断できます。

Java 17(実務4年)
Spring Boot(実務3年)
Docker(実務2年、開発環境の構築)
Go(学習中)
Terraform(個人開発で使用)

バージョンまで入れておくと、さらに判断がしやすくなります。同じJavaでも、Java 8の保守とJava 17での新規開発とでは、企業が想定する仕事が変わるからです。

社内用語・社内プロジェクト名を市場で通じる言葉に置き換える

プロフィールは社内向けの業務報告ではなく、会ったことのない採用担当者が読む資料です。社内では当たり前に通じる呼び方ほど、外から見ると何をしていたのか分からなくなります。

社内での呼び方置き換えた書き方
基盤チームインフラエンジニア(AWS環境の設計・構築・運用)
移行PJ担当オンプレミスからAWSへの移行、Terraformによる環境構築
運用改善担当CI/CD構築(GitHub Actions)、監視基盤の整備
保守担当既存システムの改修・障害対応(一次切り分けから恒久対策まで)

置き換えた後の言葉は、そのまま企業が検索に使う単語になります。プロジェクト名を書くなら、何のシステムだったのかを一般的な言葉で添えてください。

現年収は正確に入れ、希望職種は本命+隣接1〜2つにする

現年収は、賞与や残業代を含めた額面の年収で入れます。希望年収は、これ以上なら話を聞いてもいいと思える下限の感覚で入れておくと、検索から外れにくくなります。

希望職種は、たとえばバックエンドエンジニアが本命なら、フルスタックエンジニアとSREを加えるくらいが自然な範囲です。ここにITコンサルタントや社内SEまで加えると専門が見えなくなるのは、原因③で触れたとおりです。

地方に住んでいる人は、勤務地の条件も見直しておきましょう。フルリモート可を希望に含めるかどうかで、表示される企業の顔ぶれは大きく変わります。ただし、実際に対応できない働き方まで広げても、面談で条件が合わずに終わるだけです。

GitHubは必須ではないが、評価に使うサービスなら整えておく

GitHubの活動が少ないからスカウトが来ない、と心配する必要はあまりありません。業務のコードを公開できないことは企業側も分かっていて、草が生えていないことだけで見送ることはまずないからです。

例外は、FindyのようにGitHubの活動をプロフィールの評価に使うサービスを選ぶ場合です。このときは、公開リポジトリのREADMEに目的と使用技術を書き、見せたいリポジトリをピン留めするくらいは整えておきましょう。個人開発があるなら、実務経歴では書けない技術を補う材料になります。

月に1回はログインし、経歴を1行でも更新する

プロフィールは作って終わりではありません。プロジェクトが変わった、設計を任されるようになった、コードレビューを担当し始めた、といった変化があれば1行足してください。大きな変化がなくても、月に1回はログインして内容が今の状況と合っているかを確かめるだけで、一覧での位置は保てます。

スカウトが届き始めたら、どの経験に触れた連絡が多いかを見て、その経験を職務要約の上の方に寄せていきます。反応された経験の記録の仕方は、エンジニアは転職エージェントを使わない方がいい?向かない人と使わずに転職する方法を徹底解説!で紹介しています。

スカウト型サービスの選び方が合っていないケース

プロフィールを直しても届くのが的外れなものばかりなら、書き方より先にサービスを見直す段階です。

転職サイトのスカウト機能と、エンジニア特化のスカウト型サービスは別物

総合型の転職サイトに付いているスカウト機能は、登録情報と求人条件が合った人へ一括で配信される仕組みが中心です。エンジニア特化のスカウト型サービスは、使用技術や担当工程で候補者を探せるため、企業が経歴を読んだうえで送ってくる割合が高くなります。

総合型で定型文ばかり受け取って、スカウトという仕組みごと見限ってしまうのはもったいない判断です。届いたスカウトが一斉送信か個別に送られたものかの見分け方は、エージェントを使わない転職について解説した記事にまとめています。

経験年数と目的に合うサービスを1〜2つ選んで作り込む

スカウトが来ないからといって、登録先を次々に増やす必要はありません。5つに薄く登録するより、合うサービスを1〜2つに絞ってプロフィールを作り込んだ方が届きます。前の章で紹介した直し方は、1つのプロフィールに手をかけるほど効くものだからです。

選ぶ基準は知名度ではなく、自分の経験と向かいたい方向です。実務経験がありWeb系や自社開発の企業と直接やり取りしたいならレバテックダイレクトやGreen、スキルを客観的な形で見せたいならスキルチェックのランクが企業に表示されるpaiza転職が合います。公開している個人開発があればFindy、年収の高いポジションやマネジメント経験を活かした転職を狙うならビズリーチ、という選び方です。

各サービスの特徴は、エンジニア転職におすすめなエージェント・サイト27選―未経験OKありで比較しています。

エージェントとスカウト型を合わせて何社使うべきかは「エンジニアは転職エージェントに何社登録すべき?2〜3社が最適な理由と年代・経験別の組み合わせ方」で解説しています。

直してもスカウトが届きにくい人と、その場合の動き方

ここまでの直し方を試しても、企業の検索条件そのものから外れやすい人はいます。この場合はスカウトを待つより、自分から企業との接点を取りにいく方が早く進みます。

実務経験1年未満・未経験に近い人

多くのスカウト型サービスは実務経験者の利用を前提にしていて、企業も経験年数を条件に入れて候補者を探します。実務経験が1年に満たない段階では、プロフィールをどれだけ整えても一覧に出る機会そのものが限られます。

この段階でプロフィールの推敲に時間をかけるより、経験の浅い人材を採っている企業へ紹介してもらう方が現実的です。たとえば、ユニゾンキャリアのように経験が浅い人や未経験に近い人の転職を支援しているエージェントなら、今の経験で応募できる求人から話を始められます。

経験が浅い人のエージェントの選び方は、未経験からのエンジニア転職に強い転職エージェント・サイト18選―探し方・選び方もわかるを参考にしてください。

地方在住で、出社前提の求人に絞っている人

勤務地で絞り込む企業の検索では、地方在住で出社前提という条件だと、表示される企業の数がそもそも少なくなります。

フルリモートを希望に含められるなら、それだけで接点は広がります。含めないと決めているなら、スカウトを待つのではなく、その地域の求人を扱っているエージェントを並行して使ってください。この問題はプロフィールの書き方では解決しないので、求人の探し方を変えるしかありません。

転職回数が多い、職種を移ってきたなど経歴の軸が見えにくい人

インフラ、社内SE、開発、PM補佐と渡り歩いてきた人は、実際には幅広い業務をこなせる人材です。それでも経歴をそのまま並べると、一覧から開いた担当者には何を任せられる人なのかが見えず、優先度が下がります。

まずは職務要約で軸を1本に決めてください。次に就きたい仕事に一番近い経験を中心に置き、ほかの経験はそれを補う材料として書けば十分です。すべてを同じ重さでアピールしようとすると、かえって何も伝わりません。

自分では軸を決めきれない場合は、エージェントの担当者と経歴を見ながら話す方が早く決まります。

スカウト型は、自分から企業に働きかけられない仕組みです。届かない期間は、エージェントを並行して使うのが現実的です。

レバテックキャリア:実務経験者向け。企業をよく知る担当者が経歴を推薦してくれる
テックゴー:経験を活かして年収を上げたいエンジニア向け
ユニゾンキャリア:経験が浅い人、未経験に近い人も相談しやすい

まとめ

エンジニアにスカウトが来ない原因の多くは、経歴の評価より手前にあります。企業の検索条件から外れているか、経歴を開かれても判断できる情報が書かれていないかのどちらかです。

閲覧がほとんどないなら、技術タグや経験年数、年収、希望職種といった検索に使われる項目から直してください。閲覧はあるのに届かないなら、職務要約と担当工程、短期離職の事情など、読んだ人が判断に使う情報を補います。届くのが的外れなものばかりなら、書き方よりもサービス選びの見直しが先です。

どの場合も、やるべきことは経歴を盛ることではありません。すでにある経験を、企業が探せて判断できる形に書き直すことです。直しても届きにくい立場にいる人や、待つ間にほかのルートも持っておきたい人は、エージェントを並行して使ってください。

自分に合うサービスを探すなら、エンジニア転職におすすめなエージェント・サイト27選―未経験OKありが参考になります。

スカウトを待つ間に並行したいエンジニア向け転職エージェント3選

スカウト型サービスでは、プロフィールに書いた内容だけが判断材料になります。エージェントは担当者が経歴を読み込み、書類では伝わりにくい経験を推薦文に乗せて企業へ届けてくれます。スカウトが届かない期間に並行する意味は、この違いにあります。

なお、レバテックキャリアとレバテックダイレクトは同じグループのサービスですが、前者はエージェント型、後者はスカウト型で仕組みが違います。

1.レバテックキャリア

おすすめポイント・強み
  • 技術スタックが通じるキャリアアドバイザー
  • 年間7,000回以上の企業訪問で得た「企業別面接対策」
  • 現役エンジニア・採用担当者による添削サポート

実務経験があり、プロフィールを直しても反応が増えない人に向いています。

開発経験の中には、書類だけでは伝わりにくい部分があります。設計で何を判断したのか、チームの中でどんな役回りだったのか、技術選定にどこまで関わったのかといった部分です。スカウト型ではここを自分の文章だけで伝えるしかありませんが、レバテックキャリアでは担当者が面談で聞き取り、推薦の形で企業に伝えてくれます。

年間累計7,000回以上の企業訪問を重ねているため、応募先の開発体制や採用の背景を踏まえて、経歴のどこを前に出すべきかまで相談できるのが強みです。自分の経験が転職市場でどう評価されるのかを、担当者の目を通して確かめたい実務経験者に合います。

得意な職種アプリケーションエンジニア、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、データサイエンティスト 他
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面接対策やポートフォリオへの技術的なアドバイスもあり。専門的な知識が深いからマッチング率が高い!

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2.テックゴー

おすすめポイント・強み
  • 模擬面接が回数無制限。納得いくまで対策可能
  • 「1Day選考会」で最短ルートの転職活動が可能
  • 年収アップ平均144万円・交渉成功率100%

スカウトは届くものの、提示される年収が現職とほとんど変わらない人に向いています。

届くスカウトの年収が横ばいなのは、プロフィールに書かれた範囲でしか値付けされていないからかもしれません。テックゴーは年収アップを目的にした転職支援を軸にしており、年収UP額は平均144万円です。今の経験がどの年収帯で通用するのかを、担当者と求人を見比べながら確かめられます。

条件面の調整を担当者経由で進められるので、提示額に納得できないまま自分で交渉を抱え込まずに済みます。

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対応地域全国
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実務経験が浅く、スカウト型サービスでは一覧に出にくい人に向いています。

この記事で見てきたとおり、経験年数で絞り込まれる段階では、プロフィールを整えても届く数には限りがあります。ユニゾンキャリアは経験が浅い人や未経験に近い人の転職も支援しているので、今の経験で応募できる求人を前提に、企業選びから書類の作り方まで相談できます。

口コミ評価No.1、Google口コミ4.8と利用者の評価が高く、初めてエージェントを使う人でも相談しやすいサービスです。

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よくある質問

Q1. 登録してからどのくらいでスカウトが来る?

サービスや経歴、その時期の企業の採用状況によって変わるため、何日で来るとは言えません。しばらく待っても届かないなら、技術タグや年収などの検索に使われる項目、職務要約、最終ログイン日の順に確認してください。閲覧数がほとんどない場合は、経歴を読まれる前の段階で止まっています。

Q2. スカウトが来ないのは市場価値が低いということ?

そうとは限りません。検索条件から外れていたり、担当工程が読み取れなかったりして、評価される前に候補から外れていることがほとんどです。自分の市場価値を確かめる方法は、IT転職エージェントおすすめ39社を比較ランキング!未経験OKありで解説しています。

Q3. GitHubがないとスカウトは来ない?

GitHubがないことだけで来なくなることは、まずありません。ただし、GitHubの活動をプロフィールの評価に使うサービスでは影響が出るので、そのサービスを使う場合だけ公開リポジトリを整えておきましょう。

Q4. 一度落ちた会社からスカウトが来たのはなぜ?

前回とは別のポジションで募集している、担当者が変わった、スカウト用の候補者データと過去の選考履歴が別々に管理されている、といった理由が考えられます。スカウトは採用を約束するものではないので、返信する前に、前回応募した求人と仕事内容や求める経験がどう違うのかを確認してください。

Q5. スカウト型サービスに登録すると今の会社にバレない?

多くのサービスに、指定した企業へプロフィールを公開しない設定があります。現職や取引先を登録しておけば、その企業からは閲覧されません。設定の範囲はサービスごとに違うので、登録したらすぐに確認しておきましょう。詳しい対策はエンジニアの転職サイト登録は現職にバレる?身バレする原因と、在職中に安全に進める方法を徹底解説!で解説しています。

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