アンドプロは、東証プライム上場の株式会社クイックが運営する転職エージェントです。IT・通信をはじめ、製造業や建設・プラント、メディカルといった専門職の転職を、業界・職種ごとの専任コンサルタントが支援しています。
ただ、ITエンジニア向けの転職エージェントとしては名前を聞く機会がまだ少なく、ネット上の口コミも多くありません。登録する前に、どんなサポートを受けられるのか、自分の経歴で使う意味があるのかを確かめておきたい方もいるでしょう。
先に結論を書いておくと、アンドプロはSIerやインフラ、PL・PMとして実務経験を積み、上流工程や大手企業へのステップアップを狙うエンジニアに向いたエージェントです。企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当するので、求人票に書かれていない配属先の雰囲気や面接の傾向まで踏み込んだ情報が手に入ります。反対に、IT未経験の方や、とにかく多くの求人を並べて比べたい方は、他のサービスから使い始めたほうが効率的です。
この記事では、アンドプロのコンサルタント紹介ページに載っている利用者の声と支援事例から評判を整理し、レバテックキャリアやテックゴーなどIT転職エージェント7社との違いも比べていきます。
専門性を正しく評価してほしいエンジニアに。業界専任のプロが支援!
アンドプロ
企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当する一気通貫型。求人票に載らない組織の風土や内部情報まで踏まえた提案と、粘り強い条件交渉が強みです。
目次
アンドプロとは?運営会社と基本情報
アンドプロは、業界・職種に特化したコンサルタントが転職を支援するサービスです。申し込みから面談、求人紹介、選考対策、入社後のフォローまで、求職者は無料で利用できます。
| サービス名 | アンドプロ(ANDPRO) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社クイック(東証プライム上場) |
| 主な支援領域 | IT・通信、製造業、建設・プラント、メディカル、管理部門、営業職種など |
| 求人数 | 10,000件以上(別途非公開求人あり) |
| 取引企業数 | 14,000社以上 |
| 累計支援者数 | 31万人以上 |
| 利用満足度 | 94.1%(運営会社調べ) |
| 面談方法 | オンライン面談・電話 |
| 利用料金 | 無料 |
| 職業紹介許可番号 | 27-ユ-020100 |
求人数は10,000件以上で、これとは別に非公開求人も持っています。公式サイトには勤務地や年収から求人を探せる検索機能もありますが、求人はコンサルタントとの面談を通じて紹介される形が中心です。サイトの検索結果だけで判断せず、一度面談を受けてから提案される求人の質を見るのが確実です。
運営会社のクイックは創業45年を超える大手人材会社
アンドプロを運営する株式会社クイックは、1980年に設立された大阪本社の人材サービス会社です。東証プライム市場に上場しており、人材紹介業界では第4位(運営会社調べ)の規模を持っています。これまでに転職支援を行った人は31万人以上、取引中の企業は14,000社以上にのぼります。
会社の規模だけでなく、コンサルタント個人の実力が社外から評価されている点も見逃せません。ビズリーチが主催するJAPAN HEADHUNTER AWARDSでは、アンドプロのコンサルタントが2024年から3年連続でMVPを受賞しました。2024年はメディカル部門、2025年と2026年はメーカー部門での受賞です。ヘッドハンター個人の成果を表彰する賞なので、看板ではなく担当者のレベルを測る目安になります。
IT・通信以外の業界も扱う業界横断型のエージェント
アンドプロはIT専門のエージェントではありません。支援実績のある業界は、IT・通信、製造業、建設・プラント、メディカル、ファッション・アパレル、管理部門、営業職種、自動車販売・整備、SCM、クリエイティブ系職種と多岐にわたります。
IT・通信の担当コンサルタントは、ITエンジニアやITコンサルタント、外資系企業、高収入・ハイクラス層の転職を受け持っています。さらに、組み込みエンジニアや電気系・半導体エンジニアはメーカー領域のコンサルタントが担当しているため、製造業の開発部門や組み込み開発を狙う場合にも業界に詳しい担当者がつきます。IT職と業界知識が重なるポジションを探すなら、この業界横断型の体制は強みになります。
アンドプロの評判・口コミ|利用者の声を7件紹介
アンドプロの公式サイトでは、コンサルタント一人ひとりの紹介ページに、担当した利用者の声が掲載されています。ここでは当サイトの読者に近いIT・通信領域の声を中心に7件を抜き出しました。
運営会社が載せている声なので、良い評価に偏っている点は割り引いて読んでください。利用前に知っておきたい注意点は、このあとのデメリットの章で整理しています。
求人提案と年収アップに関する声
求人の幅の広さと経歴に合わせた求人紹介を頂けたおかげで、思ってもいなかった企業への応募、内定に繋がった。 最終的に希望年収より大幅増のオファーを頂けたのが大変うれしかった。(30代・男性)
迅速にご対応頂き、転職活動開始から1ヶ月以内で内定を頂く事ができました。 また、企業研究や面接傾向資料などが、充実しており、複数社並行して面接を進める際には非常に助かりました。ありがとうございました。(30代・男性)
1件目にある「思ってもいなかった企業」という部分は、エージェントを使う価値がよく表れています。自分で求人を探すと、どうしても今と同じ業界・同じ職種の求人ばかり見てしまいます。業界の採用事情を知っている担当者なら、経歴のどの部分がどの企業で評価されるかを踏まえて、本人が候補に入れていなかった応募先まで出してくれるわけです。
2件目の企業研究や面接傾向の資料は、アンドプロが力を入れているサポートの一つです。応募先の強みや将来性を整理した企業研究レポートを用意しており、複数社を並行して受けるときでも、企業ごとに何を準備すればよいかがすぐに分かります。
担当者の誠実さに関する声
質問や不安点をすべて漏れなく、また正直に回答いただけたと感じました。 特に、自分の判断を重視していただけた点が良かったです。(40代・男性)
ビズリーチSランク評価を見て依頼しましたが、転職活動のプロセス、結果ともに大変満足しております。 「転職ありき」ではなく、私の考えるキャリアデザインの方向性をくみ取っていただけました。(40代・男性)
期待を遥かに上回る転職を実現できました。 悲観的になっても何度も後押ししてくださったり、退職者情報をわざわざかき集めてくださったり、心に響く対応をしていただけました。(40代・男性)
転職エージェントは、利用者が入社して初めて企業から報酬を受け取るビジネスです。そのため、内定が出た企業への入社を強く勧められた経験がある方もいるでしょう。上の声で評価されているのは、まさにその逆で、本人の判断を尊重し、転職ありきで話を進めなかった点です。
3件目の退職者情報は、企業と求職者の両方を同じ担当者が見ているからこそ集められる情報です。前任者がなぜ辞めたのかは、入社後に同じ理由でつまずかないために一番知っておきたいことの一つですが、求人票にはまず書かれていません。
2件目からは、ビズリーチ経由でアンドプロのコンサルタントに出会った人がいることも分かります。ビズリーチでアンドプロからスカウトが届いた場合も、ここで紹介しているのと同じ支援を受けられます。
転職活動の負担に関する声
私の想いや繁忙度合いに合わせたきめ細やかな対応をいただき、「現職・プライベート・転職活動」全てのバランスを保ちながら活動を行うことができました。これまでの転職活動とは比べものにならないほど、精神的な負担が少なかったです。(30代・男性)
色々と面倒なリクエストに対しても、常に真摯に向き合っていただき本当に感謝しております。調整の負担もなく、また面接や適性検査のアドバイスも大変助かりました。(40代・男性)
在職中の転職活動で一番消耗するのは、面接日程の調整と、複数社の進み具合を自分で管理することです。プロジェクトの山場と面接が重なれば、それだけで活動が止まってしまいます。2件とも、そうした調整をコンサルタントが引き受け、仕事の忙しさに合わせてペースを組んでくれた点を評価しています。
適性検査のアドバイスに触れている点も実用的です。大手SIerやメーカーではSPIや玉手箱などの適性検査を課す企業が多く、ここで落ちると面接にすら進めません。どの企業がどの形式の検査を使っているかを担当者が知っていれば、対策の的を絞れます。
評判からわかるアンドプロのメリット
利用者の声とコンサルタントの支援事例を読み込むと、アンドプロの強みは5つに整理できます。
①企業と求職者を同じコンサルタントが担当する一気通貫型
大手の転職エージェントの多くは、企業を担当する営業と求職者を担当するキャリアアドバイザーが分かれた分業型です。分業型は大量の求人を効率よく扱える反面、求職者の担当者は企業の採用担当と直接やり取りしていないことがあり、企業の情報はどうしても又聞きになります。
アンドプロは、1人のコンサルタントが企業と求職者の両方に深く関わる一気通貫型です。採用担当者や面接官と直接会っている人が、そのまま求職者の相談に乗るので、配属先の雰囲気や面接官が重視するポイントを直接聞いた情報として伝えてもらえます。
②求人が出ていない企業への推薦まで動いてくれる
企業との関係の深さがよく分かるのが、メーカー領域のコンサルタントが手がけた支援事例です。大手重電メーカーで機械設計をしていた40代前半の男性について、担当者は求人が出ていなかった大手重工メーカーに対して、今後の事業に必要な専門性を持つ人材として推薦しました。結果、構造設計のポジションで年収1,000万円から1,200万円への転職が決まっています。
募集が出ていない企業に人を推薦できるのは、相手の事業計画や組織の課題まで把握している担当者だけです。IT領域でも、企業側と日常的にやり取りしている担当者であれば、表に出ていないポジションの話が出てくることがあります。
③企業ごとの選考対策が具体的
アンドプロの選考対策は、一般的な面接マナーの指導ではなく、応募企業ごとの対策が中心です。利用者の声にも、面接前に企業紹介資料や面接資料を受け取った、面接対策の電話をしてもらったという話が出てきます。
企業ごとの対策が効くのは、同じ職種名でも会社によって評価される経験がまったく違うからです。たとえばPMの求人でも、ある会社は数十人規模のプロジェクトを回した経験を重視し、別の会社は顧客折衝の場数を見ています。面接官の評価軸を知っている担当者がいれば、職務経歴書のどこを厚く書き、面接でどのエピソードを話すべきかが決まります。
④転職ありきで話を進めない
IT・通信担当のあるコンサルタントは、現職に残るという選択肢も話し、他社経由のほうが良い条件ならそちらを勧めることもあるとメッセージを寄せています。利用者の声で、転職ありきではなかったと評価されているのも同じ姿勢の表れです。
転職するかどうか迷っている段階で相談すると、エージェントによっては求人の紹介ばかり進んでしまいます。アンドプロなら、今の会社に残った場合と転職した場合を比べながら判断できるので、まだ迷っている方でも相談しやすいはずです。
⑤入社後もフォローが続く
アンドプロは、入社日の調整や退職交渉といった入社前のサポートに加え、入社後も定期的に状況を確認しています。生涯のキャリアパートナーを掲げており、転職したら関係が終わるという付き合い方ではありません。
入社後に配属先が聞いていた話と違った、評価制度が想像と違ったという問題は、入社して3か月から半年ほどで表に出てきます。そのタイミングで相談できる相手がいることは、次のキャリアを考えるうえでも心強い材料になります。
アンドプロのデメリット・注意点
良い評判が中心のアンドプロですが、使う前に知っておきたい注意点もあります。
①IT職の求人数はIT特化型の大手ほど多くない
アンドプロの求人数は10,000件以上で、別途非公開求人もあります。ただ、この数字はIT・通信だけでなく、製造業や建設・プラント、メディカルなど全領域を合わせたものです。IT・Web領域だけで53,000件以上を持つレバテックキャリアや、44,000件以上(*2026年9月時点)のギークリーと比べると、IT職に絞ったときの母数はどうしても小さくなります。
求人を自分でたくさん見比べながら方向性を決めたい人には、この点が物足りなく感じられるでしょう。求人の母数はIT特化型の大手エージェントで補い、アンドプロでは本命企業の深掘りに使うという分担がおすすめです。
②IT・通信を専門とするコンサルタントの層は厚くない
公式サイトで紹介されている30名以上のトップコンサルタントのうち、IT・通信の担当として掲載されているのは3名でした。在籍する全コンサルタントの数ではないものの、メーカーや建設、メディカルの担当が大半を占めていることは確かです。
Web系の自社開発企業やスタートアップの求人も扱っていますが、紹介ページに載っているIT領域の支援事例は、SIer、ITコンサル、大手事業会社への転職が中心です。Web系やスタートアップに絞って多くの求人を比べたい方は、その領域を得意とするエージェントを主軸にし、アンドプロは併用先として使うほうが効率的です。
③面談はじっくり型なので時間を確保する必要がある
アンドプロは本人の価値観や将来の方向性まで丁寧に聞き取るスタイルなので、面談の時間は長めになります。外部の口コミでも、初回だけでなく2回目以降の面談も長かったという声がありました。
忙しい時期に登録すると、この面談の時間を負担に感じるかもしれません。事前に経歴を書き出しておくと面談はかなり短くできるので、具体的なやり方はこのあとの上手に使うコツの章を参考にしてください。
④IT未経験からエンジニアを目指す人向けではない
アンドプロのIT領域の支援事例は、SIerのPLやPM、システム運用保守など、すでにITエンジニアとして働いている人のものがほとんどです。プログラミング未経験からエンジニアを目指す場合、紹介できる求人が限られてしまいます。
未経験からエンジニアを目指すなら、研修付きの求人や未経験者向けの選考対策に強いエージェントから使い始めるのが近道です。おすすめは未経験からエンジニアを目指す人向けの転職エージェント比較でまとめています。
アンドプロの取引企業と支援実績
口コミが少ないエージェントを判断するときは、どんな企業と取引しているのか、実際にどんな転職が決まっているのかを見るのが一番確実です。
取引企業の一例
アンドプロの公式サイトには、取引企業として次の30社が掲載されています。
| 分野 | 企業名 |
|---|---|
| 自動車・機械 | 本田技研工業、トヨタ自動車、日産自動車、SUBARU、デンソー、豊田自動織機、ダイキン工業、IHI、ボッシュ |
| 電機・電子・半導体 | 日立製作所、三菱電機、村田製作所、TDK、ディスコ、ブラザー工業 |
| IT・コンサル | アクセンチュア、アビームコンサルティング、アバナード、マネジメントソリューションズ、Sky |
| 素材・エネルギー・プラント | 三菱マテリアル、日産化学、ENEOS、日揮、日揮ホールディングス |
| 製薬・消費財・金融 | 塩野義製薬、住友ファーマ、オルビス、コーセー、三井住友海上火災保険 |
ここに並んでいるのは取引実績のある企業で、必ずしもすべてにIT職の求人があるわけではありません。とはいえ、ITエンジニアにとっても見るべき点はあります。
まず、アクセンチュアやアビームコンサルティング、アバナードといったIT・コンサルティング企業は、SIerからITコンサルタントへのキャリアチェンジを考える人の主な転職先です。後ほど紹介する支援事例でも、SIerのPMやPLがコンサルティングファームへ移ったケースが複数あります。
もう一つは、日立製作所や三菱電機、デンソーのような大手メーカーです。これらの企業は社内のIT部門や組み込みソフトウェアの開発部門でもエンジニアを採用しており、業界知識とIT職の両方に詳しい担当者がいるアンドプロの強みが活きる領域です。気になる企業があれば、IT職のポジションが今出ているかを面談で直接聞いてみてください。
IT・通信領域の支援事例5件
IT・通信担当のコンサルタントが紹介ページに載せている支援事例から、5件をまとめました。
※横スクロールで全てご覧頂けます
| 年代・性別 | 転職前 | 転職後 | 年収の変化 | 活動期間 |
|---|---|---|---|---|
| 30代前半・男性 | 小規模SIer(PL) | 大手SIer(PL) | 450万円→650万円 | 6か月 |
| 30代後半・女性 | 大手SIer(PM) | 大手日系コンサルティングファーム(ITコンサルタント) | 800万円→1,200万円 | 3か月 |
| 20代後半・男性 | 2次受けSIer(システム運用保守) | 大手日系SIer(開発エンジニア/PL・PM候補) | 550万円→900万円 | 6か月 |
| 20代後半・男性 | SIer(PL) | コンサル(ITコンサルタント) | 430万円→600万円 | 3か月 |
| 50代後半・男性 | SIer(PM) | SIer(PMO) | 1,360万円→1,150万円 | 3か月 |
5件を並べると、アンドプロが得意とする転職のパターンが見えてきます。
1つ目は、同じSIerの中で規模の大きい会社に移るパターンです。小規模SIerから大手SIerへ、2次受けSIerから大手日系SIerへという動きで、どちらも200万円以上の年収アップにつながっています。特に3件目の運用保守から開発エンジニア・PL・PM候補への転職は、下流工程から上流工程へ職種ごと移った例として参考になります。
2つ目は、SIerからITコンサルタントへのキャリアチェンジです。大手SIerのPMからコンサルティングファームへ移り年収が400万円上がった例と、20代のPLがITコンサルタントに転身した例があります。PMやPLとして顧客と要件を詰めてきた経験は、コンサルティングファームで評価されやすいのが理由です。
最後の50代後半の事例は、あえて年収が下がっています。定年後のキャリアを見据えて初めての転職に踏み切り、入社後は採用責任者として活躍しているケースです。年収の数字だけで転職先を選ばず、本人の人生設計に合わせた提案をしている点に、アンドプロの長期視点がよく表れています。
アンドプロと他のIT転職エージェント7社を比較
アンドプロは業界横断型で、一人の担当者が企業と求職者の両方を深く見るエージェントです。ITエンジニアが転職先を探すときによく比べられるエージェントと並べると、それぞれの得意分野の違いがはっきりします。
※横スクロールで全てご覧頂けます
| サービス名 | 求人数 | 得意な領域 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| アンドプロ | 10,000件以上(別途非公開求人あり) | SIer・ITコンサル・大手メーカーなど業界横断 | 経験を活かして上流工程や大手企業を狙う人 |
| レバテックキャリア | 53,000件以上 | IT・Web全般 | IT特化で多くの求人を比べたい人 |
| テックゴー | 10,000件以上 | ITコンサル・メガベンチャー・大手事業会社 | 年収アップを最優先したい人 |
| STRATEGY CAREER | ― | Web系・自社開発・スタートアップ | 年収と働き方を両立したい人 |
| ギークリー(Geekly) | 44,000件以上*2026年9月時点 | IT・Web・ゲーム | Web・ゲーム業界も視野に入れる人 |
| TechClipsエージェント | 5,000件以上 | 首都圏の事業会社 | SIer・SESから自社開発企業へ移りたい人 |
| 社内SE転職ナビ | 10,000件以上 | 社内SE | 客先常駐のない働き方をしたい人 |
| doda | 30万件以上(非公開求人を含む) | 全業界・全職種 | IT以外も含めて広く探したい人 |
ここからは、アンドプロと各社の違いを1社ずつ見ていきます。
①アンドプロとレバテックキャリアの違い
レバテックキャリアは、IT・Webエンジニアの転職に特化したエージェントです。IT・Web領域だけで53,000件以上の求人を保有しており、求人ごとに具体的な業務内容や開発環境、エンジニアへの評価方針まで書き込まれています。使っている言語やクラウド環境で求人を絞り込みたい人には、これ以上ないほど使いやすいサービスです。
アンドプロとの違いは、求人の母数と情報の取り方です。レバテックキャリアは大量のIT求人から条件に合うものを幅広く提案してくれます。アンドプロは担当者が企業側にも深く入り込み、絞り込んだ求人について内部事情まで説明するスタイルです。
自分の市場価値がまだつかめていない段階ならレバテックキャリアで相場観を知り、本命の数社を深掘りする段階でアンドプロを使うと、両方の強みを活かせます。サービスの詳細はレバテックキャリアの評判記事で解説しています。
専門用語が通じるIT/Web系に強いエージェント。徹底した企業研究で面接通過率が高い!
レバテックキャリア
面接対策やポートフォリオへの技術的なアドバイスもあり。専門的な知識が深いからマッチング率が高い!
②アンドプロとテックゴーの違い
テックゴーは、コンサル転職で実績のある株式会社MyVisionが運営する、ITエンジニア特化の転職エージェントです。ITエンジニア向けの求人は10,000件以上あり、年収アップを実現した人の平均アップ額は144万円にのぼります。大手SIerやITコンサル出身のアドバイザーが在籍し、独占選考ルートや面接確約の求人を持っているのも強みです。
選考対策では模擬面接を何度でも受けられ、内定後はオファー年収を上げるための交渉まで任せられます。年収を上げることに目標がはっきりしているなら、テックゴーのほうが話は早いでしょう。
アンドプロは、現職に残る選択肢も含めて長い目でキャリアを考えるタイプのエージェントです。年収アップを最優先にするならテックゴー、年収と同じくらい入社後の働きやすさや将来のキャリアを重視するならアンドプロ、という使い分けになります。テックゴーについてはテックゴーの評判記事も参考にしてください。
【業界TOPクラスの内定率】ITエンジニア専門の転職エージェント!
テックゴー
現役ITエンジニアのキャリアアップに強いエージェント。模擬面接や1Day選考会への参加など「充実のサポート」に定評ありです!
③アンドプロとSTRATEGY CAREERの違い
STRATEGY CAREER
STRATEGY CAREERのヒアリングでは、経験や希望条件に加えて、本人の価値観まで聞き取ったうえで業種や会社を提案してくれます。スキルアップできる環境か、残業が少ないか、土日祝に休めて有休も取りやすいかといった働き方の条件も、提案の軸に入っているのが特徴です。成功事例には、年収850万円のWebエンジニアがリモート専業のテックリードとして年収1,200万円で転職したケースや、QAエンジニアがDevOpsエンジニアへキャリアアップしたケースが並んでいます。
アンドプロの支援事例はSIerやITコンサル、大手事業会社への転職が中心でした。STRATEGY CAREERは、Web系の自社開発企業やスタートアップ、リモートワーク中心の働き方に強みがあります。転職先として思い描いている業態で選ぶとよいでしょう。サービスの詳細はSTRATEGY CAREERの評判記事で、ハイクラス向けのエージェントをもっと比べたい方はハイクラスエンジニア向けの転職エージェント比較で紹介しています。
年収1,000万円案件が多数!20-30代の現役エンジニアに強い転職エージェント!
STRATEGY CAREER
(明光キャリアパートナーズのエンジニア転職)
明光義塾で有名な明光ネットワークジャパンのグループが運営。大手からスタートアップまで幅広いハイキャリア求人を多数保有!
④アンドプロとギークリー(Geekly)の違い
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。IT・WEB求人は44,000件以上(*2026年9月時点)あり、細分化されたIT職種ごとに専門のキャリアアドバイザーが100名以上在籍しています。
アンドプロとの大きな違いは、扱う業界の範囲です。ギークリーはWebサービス企業やゲーム会社、SaaS企業まで射程に入っており、アンドプロでは見つけにくい業界の求人に出会えます。逆に、メーカーの開発部門やプラント、建設業界のIT職まで含めて考えたいなら、業界横断型のアンドプロのほうが選択肢は広がります。
SIer出身でWeb系やゲーム業界に挑戦したい人はギークリー、SIerの中でステップアップしたい人やメーカー系も検討したい人はアンドプロと、目指す業界で分けるのが分かりやすいでしょう。ギークリーの評判記事では、実際の利用者の口コミも紹介しています。
IT/Web/ゲーム業界専門。精度の高いマッチングで理想のキャリアを実現!
ギークリー(Geekly)
高年収・高待遇の求人を多く保有しているので、キャリア志向の強い方やハイスキルの方には特におすすめです。
⑤アンドプロとTechClipsエージェントの違い
TechClipsエージェントは、現役のITエンジニアがコンサルタントを務める転職エージェントです。紹介先を事業会社に絞っており、扱うのは年収500万円以上の求人のみ。1,000社以上、5,000件を超える求人を持ち、利用者の95%が年収アップを実現しています。転職後1年以内の離職者ゼロを更新中という実績からも、ミスマッチの少なさがうかがえます。
技術の話がそのまま通じる相手に相談できるので、使っている言語やアーキテクチャの経験をどう評価してもらえるか、具体的に詰められるのが強みです。SIerやSESから自社開発企業へ移った転職実績も多く持っています。
注意したいのは、求人が首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に限られている点です。首都圏で事業会社の自社開発ポジションを狙うならTechClipsエージェント、地方の求人やSIer・メーカーも含めて探したいならアンドプロが合っています。詳しくはTechClipsエージェントの評判記事をご覧ください。
⑥アンドプロと社内SE転職ナビの違い
社内SE転職ナビ![]()
アンドプロとの違いは、職種の絞り込み方にあります。社内SEに転職すると決めているなら、社内SEの求人だけが並ぶ社内SE転職ナビのほうが探しやすく、面談でも社内SEならではの働き方の話に集中できます。
まだ社内SEにするかITコンサルにするか、あるいはSIerで上を目指すかを迷っている段階なら、アンドプロで方向性から相談するのが先です。社内SE転職ナビの詳細は社内SE転職ナビの評判記事で解説しています。
IT業界トップクラスの求人数で、理想の【社内SE案件】に出会える!
社内SE転職ナビ![]()
客先常駐が嫌で社内SEを目指すならまずはここ。社内SEのリアルがわかる求人情報はおすすめです。
⑦アンドプロとdodaの違い
dodaは、パーソルキャリアが運営する国内最大級の転職サービスです。非公開求人を含めて30万件以上の求人を扱い、エージェントサービスとスカウトサービスを一つのサービスで使えます。
dodaの強みは、圧倒的な求人の母数と、企業から直接届くスカウトです。IT職以外の求人も含めて幅広く探せるので、自分の経歴がどの業界・どの職種で求められているのかを知るのに向いています。
アンドプロは求人の数より、紹介する求人の深さで勝負するエージェントです。dodaで市場全体を見渡しつつ、気になる企業や業界が見えたらアンドプロで内部事情まで聞く、という使い方をすると情報の抜け漏れがなくなります。dodaの評判記事もあわせて確認してみてください。
ここまでの比較をまとめると、アンドプロはメインで使うというより、IT特化型や総合型の大手エージェントと組み合わせることで本領を発揮するサービスです。登録するエージェントは、アンドプロに加えて自分の目指す方向に合う1社を選べば十分です。
アンドプロが向いている人・向いていない人
ここまでの評判と比較を踏まえて、アンドプロが合う人と合わない人を整理します。
アンドプロが向いている人
- SIerやインフラでPL・PMの経験があり、上流工程や大手企業に移りたい人
- SIerからITコンサルタントへのキャリアチェンジを考えている人
- 求人票では分からない職場の実情を知ってから応募先を決めたい人
- 転職するか今の会社に残るかも含めて、じっくり相談したい人
- メーカーのIT部門や組み込み開発など、業界知識も評価される職種を狙う人
支援事例を見ても、アンドプロが得意なのはすでにある経験を一段上のポジションで活かす転職です。今の経歴を正しく評価してくれる企業を見つけたい方にとっては、心強い相談相手になります。
アンドプロが向いていない人
- IT業界未経験からエンジニアを目指す人
- できるだけ多くの求人を自分で見比べたい人
- Web系の自社開発企業やスタートアップに絞って転職したい人
- 面談に時間をかけず、短期間で応募まで進めたい人
未経験からエンジニアを目指す方は、未経験者向けの研修付き求人を多く持つエージェントから始めたほうが内定までの距離は近くなります。Web系に絞りたい方は、比較の章で紹介したSTRATEGY CAREERやTechClipsエージェントを軸にするのがおすすめです。
アンドプロを上手に使うコツ
アンドプロの強みである情報の深さを引き出せるかどうかは、利用者側の準備でかなり変わります。
①希望条件は優先順位をつけて初回面談で伝える
一気通貫型のアンドプロでは、面談で話した内容がそのまま企業側への推薦にもつながります。年収、勤務地、リモートの可否、担当したい工程など、希望をただ並べるのではなく、絶対に譲れない条件と妥協できる条件に分けて伝えてください。
たとえば年収は現状維持でもいいからPMの経験を積める環境に行きたい、という優先順位がはっきりしていれば、担当者は企業側と条件をすり合わせる段階でその前提を使って交渉できます。
②経歴はプロジェクト単位で書き出してから面談に臨む
アンドプロの面談は丁寧な分、時間がかかります。面談を短くし、その分を求人の話に回すには、経歴を事前に整理しておくのが一番です。
書き出す項目は、プロジェクトごとの期間、チームの人数、担当した工程、自分の役割、使った言語やミドルウェア、数字で表せる成果の6つです。この表がそのまま職務経歴書の下書きになるので、書類添削もスムーズに進みます。
③企業の内部情報は質問を用意して聞き出す
担当者が企業の内部事情を知っていても、聞かれなければ話に出ないこともあります。応募を検討している企業については、次のような質問を準備しておきましょう。
前任者や直近で辞めた人は、どんな理由で辞めたのか
エンジニアの評価は何を基準に決まるのか
繁忙期の残業時間はどれくらいか
面接官はどの役職の人で、何を重視しているのか
利用者の声にあった退職者情報のように、こうした質問への答えは入社後のミスマッチを防ぐ材料になります。
④IT特化型のエージェントを1社だけ併用する
アンドプロはIT職に限ると、求人の母数がIT特化型の大手に及びません。Web系やスタートアップの求人も扱いはあるものの、支援の中心はSIerや大手事業会社です。その穴を埋めるために、IT特化型のエージェントを1社だけ併用するのがおすすめです。
求人の母数を補いたいならレバテックキャリア、年収アップを狙うならテックゴーというように、目的に合わせて選んでください。何社も登録すると面談と連絡の対応だけで手一杯になるので、アンドプロを含めて2社、多くても3社に絞るのが現実的です。
アンドプロの利用の流れ
アンドプロに登録してから入社するまでの流れは次のとおりです。
- 転職支援の申し込み:公式サイトのフォームから無料で申し込みます。
- キャリアカウンセリング:オンライン面談か電話で、希望条件やこれまでの経験を伝えます。
- 求人紹介:スキルや人柄をもとに求人が紹介され、企業の詳しい情報も説明してもらえます。
- 応募:応募先が決まったら担当者に伝えます。面接日程の調整や、給与などの条件交渉も任せられます。
- 書類選考・面接:応募企業が求める人物像や採用の傾向を踏まえて、書類作成と面接対策を行います。
- 内定・アフターフォロー:入社日の調整や退職交渉をサポートしてもらえるほか、入社後も定期的に状況を確認してもらえます。
申し込みの段階で転職時期が決まっていなくても問題ありません。まずはカウンセリングで市場価値や選択肢を確認し、転職するかどうかはそのあとで決められます。
アンドプロに関するよくある質問
アンドプロの利用に料金はかかりますか?
求職者の利用は無料です。アンドプロのような転職エージェントは、紹介した人が入社したときに採用企業から手数料を受け取って運営しているので、求職者に費用がかかることはありません。
IT未経験でもアンドプロを利用できますか?
申し込み自体はできますが、IT領域の支援事例はすでにエンジニアとして働いている人が中心です。プログラミング経験のない状態からエンジニアを目指すなら、未経験者の支援に強いエージェントを優先してください。
地方に住んでいても利用できますか?
利用できます。カウンセリングはオンライン面談か電話で行われるので、住んでいる場所は問いません。公式サイトの求人検索も北海道から九州まで全国のエリアに対応しており、IT・通信担当のコンサルタントも東日本エリアと西日本エリアに分かれて在籍しています。
ビズリーチでアンドプロからスカウトが届きました。同じサービスですか?
同じアンドプロのコンサルタントからのスカウトです。アンドプロのコンサルタントはビズリーチ上でもヘッドハンターとして活動しており、ビズリーチ経由で支援を依頼した利用者もいます。スカウトに返信すれば、通常の申し込みと同じように面談から支援を受けられます。
転職するか決めていなくても相談できますか?
相談できます。アンドプロは現職に残る選択肢も含めて提案するスタンスなので、転職するかどうか迷っている段階の相談にも対応しています。今の経歴でどんな企業から声がかかりそうかを知るだけでも、今後のキャリアを考える材料になります。
アンドプロという名前のキャリアメディアとは関係がありますか?
同じ株式会社クイックが運営しています。クイックは「アンドプロ」の名前で、ビジネスパーソン向けの仕事とキャリアに関する情報メディアも展開しています。転職の支援を受けたい場合は、転職エージェントとしてのアンドプロに申し込んでください。
まとめ|アンドプロは経験を活かして上を目指すエンジニアの深掘り役
アンドプロは、企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当する一気通貫型の転職エージェントです。利用者の声では、求人提案の的確さや企業ごとの選考対策、転職ありきで話を進めない誠実さが評価されていました。支援事例を見ても、SIer内での規模の大きい会社への転職や、SIerからITコンサルタントへのキャリアチェンジで年収を大きく上げたケースが目立ちます。
求人は10,000件以上ありますが、IT職に絞った母数ではIT特化型の大手に及びません。支援事例もSIerや大手事業会社への転職が多いため、Web系やスタートアップまで視野に入れるなら、アンドプロ1社だけで転職活動を完結させるのはおすすめしません。求人の母数はIT特化型の大手エージェントで補い、本命の企業について深い情報を得たいときにアンドプロを使うと、それぞれの良さを最大限に活かせます。
SIerやインフラで積んできた経験を一段上のポジションで活かしたいなら、まずはカウンセリングで自分の経歴がどう評価されるかを確かめてみてください。
専門性を正しく評価してほしいエンジニアに。業界専任のプロが支援!
アンドプロ
企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当する一気通貫型。求人票に載らない組織の風土や内部情報まで踏まえた提案と、粘り強い条件交渉が強みです。
もう一度「アンドプロの評判・口コミ|IT転職エージェント7社と比較してわかる強みと注意点を徹底解説!」を読む ↑
ほかのエンジニア向け転職エージェントも比べたい方は、エンジニア向け転職エージェントのおすすめランキングも参考にしてください。


































