SEの転職

公開日:2018/07/27  更新日:2018/09/18

新人SEがまず身につけておきたい7つのコト《IT関連企業編》

デスク周りのイメージ

システムエンジニア(SE)の仕事は、幅広いITの知識や技術が求められます。さらに、SEはクライアントとやりとりをする機会も多く、コミュニケーション能力も必須の条件となります。しかし、誰でも初めは新人で、分からないことも多く苦労することもたくさんあると思います。特にSEはクライアントとの間で交わした納品日に間に合うように着手しなければならないなど、マネジメントする能力が問われます。

このように、SEの仕事内容は心身ともにハードで、求められるスキルも高く、決して楽に就くことのできる職種ではありませんが、この7つのコトを身につけておけば新人SEとして活躍できるのでは?ということを、以前自身の転職物語を語って頂いた「カズヤさん」に先輩SEとしてアドバイス頂きました。

基本情報処理技術者試験レベルの知識

勉強中のイメージ

基本情報処理技術者とは、経済産業省が主催する「情報処理技術者試験」の中の区分の1つで、国家資格に分類されます。

IT関連の仕事をするうえで、最低限のITの知識や技術は必須の条件です。IT関連企業に就職して、まず苦労することは、「ITに関する専門用語がわからない」ということです。特にSEの仕事となると、必ずと言っていいほどIT専門用語を駆使して業務連絡をしてきます。

そこで、必要となるのが基本情報処理技術者試験レベルの知識です。基本情報処理技術者の試験ではIT関連の用語や経営、マネジメントなどの知識を求められます。よって、この試験をクリアしているということは最低限のITに関する知識を身につけていることを認められているということなのです。

私が現在のIT関連企業に就職した初めのころは、周りの話す専門用語が全くわかりませんでした。このときの上司や同僚は、IT用語を略して話していたのです。その略したIT用語の正式名称を聞いたら、私の知っているIT用語で、そこで初めて納得したのを覚えています。企業ごとにさまざまなIT用語の略し方があるようですが、慣れるまでに時間がかかりましたし、正式名称を聞いても訳のわからないIT用語もありました。しかし、基本情報処理技術者試験で得た知識のおかげで何とかついていくことができました。

プログラミングのスキル

プログラミング中のイメージ

前述の基本情報処理技術者試験でも求められるスキルの1つですが、主にJAVA、C言語、COBOLなどのプログラミングスキルが必要となってきます。就職したIT関連企業によって習得するプログラミング言語が違ってきますが、どの言語も共通して「流れ図」を基本マスターしておけば、ある程度の業務は遂行できます。

「流れ図」とは、別名「フローチャート」と呼ばれています。SEでは業務の流れを図式化して、工程がわかりやすいように表現するのに活用します。プログラミングの世界では、処理や手順が図形で表示され、その流れを図式化していくことでデータの流れや推移がわかるようになっています。SEはプログラミングのスキルも必要とされるため、この「流れ図」を読み取るスキルが求められます。

私が、このフローチャートで苦労したことがあります。フローチャートを読み取る力は備わっていたのですが、文章からフローチャートを構築する能力はありませんでした。日々勉強しながら、やっとの思いでついていくことができました。

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Officeのスキル

エクセルのイメージ

後述のプレゼンテーションに繋がるのですが、SEにとってofficeのスキルは必須といわれています。要求分析で記述するツールだったり、要求定義でまとまるツールだったりと、Wordは必要不可欠なスキルです。そのほか、仕事で報告するさまざまな内容はすべてWordをもとに作成されます。Excelは要求分析時のデータを分析する場合に多く活用されます。クライアントとの要求に対して数値で分析するSEの仕事にExcelのスキルは必要不可欠です。ほかにも、プログラミング時に発生するバグの集計やデータに基づく分析もExcelは活用されます。

また、PowerPointはクライアントとの情報交換や会議をするときに必要不可欠です。主にPowerPointは、クライアントからの情報をもとに作成されたデータのアウトプットや、社内情報の共有として会議にプレゼンテーション資料のツールとして活用されることが多いとされています。SEの仕事をするうえで、Excel、Word、PowerPointのスキルは必ず必要となってきます。

当時の私はExcel、Wordのスキルは持っていましたが、PowerPointのスキルは持っていませんでした。システムをプレゼンテーションするのにPowerPointは必要だったことから勉強に時間を費やしました。入社時の研修でPowerPointの実習がありましたが、基本的な部分しか取り扱わず、実際にプレゼンテーションできるまで使いこなせるようになるためにはまだまだ時間が必要でした。現在はExcelやWordに加えて、PowerPointのスキルも身につけSEの仕事で大活躍しています。

プレゼンテーション能力

プレゼン会場のイメージ

クライアントに提案するシステムをどう上手に説明できるかどうかで、今後のSE人生が大きく変わってきます。SEの仕事でクライアントとのコミュニケーションは欠かせません。ことば1つでプロジェクトがキャンセルになったり、システムの工程に影響を与えたりすることもあります。それだけSEのコミュニケーション能力や、クライアントとのコミュニケーションで得られた情報をチームにプレゼンテーションする能力がいかに大切かということです。

例えば、クライアントから受注したシステムをSEが勘違いをして、誤った情報をチームにプレゼンテーションしたとします。クライアントは当然、要求と異なるシステムが開発されているため、クレームの原因となります。

また、プレゼンテーション能力の低いSEを例に例えると、クライアントにうまくシステムの内容が伝わらず、せっかくの受注する機会を失い、会社に損害を与えてしまうこともあり得ます。

いかなる場合でも、クレームが発生することで会社の信用問題に繋がります。

情報を総合的に分析する能力

情報を分析するイメージ

近年のIT業界はさまざまなデータが蓄積されており、そのデータを分析することで経営力に繋げたり、将来の発展に寄与できたりします。SEの世界でも同じように、さまざまな情報が得られる社会で、その情報を総合的に分析する能力が求められています。

例えば、あるIT関連企業の蓄積データで、不明の数値が表示されているとした場合に、その原因がプログラミングから生じているのか、データのバクなのか調べる必要があるとします。このとき、SEはシステムの要求分析から基本設計、詳細設計、テストと順番に各工程で調査していきます。そして、さまざまな情報からSEは判断し、解決に導かなければなりません。

マネジメントスキル

団結するイメージ

SEの仕事はすべてクライアントとのスケジュールを管理しなくてはなりません。IT関連企業はクライアントとプロジェクト方式で契約を締結することが多いとされています。そこで、SEのスケジュール管理は非常に大切なことです。クライアントから受注したシステムには納期があり、これに間に合わせるようにスケジュールを組み立てます。納期に間に合わないことがあると、クレームに繋がったり、会社の信用問題に繋がったりします。

また、生産数や販売数を管理する業務もSEは行います。一般的にIT業界で生産数や販売数を目標で数値に表すのは難しいとされていますが、SEは蓄積されたデータをもとに目標となる数値を算出して、マネジメントしなくてはなりません。

例えば、ネット通販で月に500万円を目標とした場合に、SEはこれまで蓄積されたデータをもとに分析し、最終的に目標を達成できるようにシステムの内容を構築します。このときに、要求分析からテストまでのスケジュールを計算して、生産性や可動性を加味しながらシステム開発を行っていきます。

実は、私はこのマネジメントで失敗した経験があります。当時、複数のクライアントを抱えており、そのスケジュールや納期はそれぞれ異なっていました。そこで、クライアントAとクライアントBの納期を逆に勘違いし、チームに多大な迷惑をかけてしまいました。結果、納期には間に合いましたが、チームに大きな負担をかけてしまいました。

このように、SEにはクライアントとの情報をもとに、マネジメントするスキルも必要となってきます。

やる気

拳を出す男性

どの職種にも必要なことですが、SEは特にやる気が仕事に影響を与えます。やる気はシステム開発をするにあたって、ノルマを達成するのに必要不可欠な力です。

例えば、要求分析や要求定義の工程でクライアントとの打ち合わせの際、SEにやる気がなければクライアントにそれが伝わり、不信感を与えてしまいます。また、やる気は集中力にも影響を与え、その後の基本設計以降の工程にも影響を与えかねません。初めの工程の段階でミスが出るほど、後の工程での影響は大きくなり取り返しのつかないことになることもあり得ます。

一見根性論に捉えられがちですが、そもそも当事者にその気がなければ周囲の協力や理解も得られません。

まとめ

誰でも新人のころは不安でいっぱいです。私も、新人SEのころは大変な思いをたくさんしました。就職した初めのころは、上司の話す専門用語が分からなくて同僚に聞いたことも多々ありました。そのうち、IT用語に慣れてきたと思ったら、経験したことのないプログラミング言語のコーディングチェックでした。さらに、クライアントから依頼を受けた内容がチームにうまく伝わらず、要求通りのシステムにならなかったり、不明のバグが生じたり、大変なSE人生を歩んできました。

しかし、何も心配はいりません。すべてやる気、そしてSEという仕事を楽しむ事で乗り越えてきました。

その為には日々の勉強もそうですが、先輩や同僚に相談したりアドバイスをもらいながら、ストレスを抱え込まずに前向きに仕事を進めていく事が大切です。

これから新人のSEとして活躍したいのでしたらご紹介した7つのコトをまず、身につけてみてはいかがでしょうか。

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